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「武器をこちらへ」
「これだけだ」
―トート・ラとトバイアス・ベケット[出典]

トート・ラ(Toht Ra)はハイロボン種族男性で、帝国時代ドライデン・ヴォス率いる犯罪シンジケート “クリムゾン・ドーン”に仕えた用心棒の1人である。ラはヴォスのカレヴァラン・スター・ヨットファースト・ライト>に乗り込み、接客係として訪問者の武器を預かる仕事を任されていた。

経歴[]

ハイロボン男性、トート・ラはクリムゾン・ドーンの首領ドライデン・ヴォスが大勢雇っていたハイロボン・エンフォーサーのうちの1人である。ラはヴォスのカレヴァラン・スター・ヨットファースト・ライト>の接客係を担当し、ドッキング・ゲートの入り口で訪問者を出迎え、彼らが一般エリアへ上る前に携帯している武器を預かってチェックを行った。[1] 10 BBYトバイアス・ベケットハン・ソロチューバッカが<ファースト・ライト>にやってきたときも、ラが応対した。[3]

人物[]

トート・ラはハイロボンの男性で、身長は1.94メートルだった。[2] 彼は仏頂面のハイロボンの中ではおそらく最も親しみやすい人物だったが、接客係をするときはデュラプレックス・バイザーつきのライオット・ヘルメットを身に着けていた。[1] また、彼はトラブルに備えてトストヴィン・ミュニションズ社製のJND-41パーカッシブ・キャノンと帯電バイブロカットラスを所有していた。[1][2]

制作の舞台裏[]

トート・ラは2018年の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。セリフはあるものの劇中では名前は明かされておらず、設定資料集『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド』(パブロ・ヒダルゴ著)で初めてキャラクター名が判明した。

キャラクターの名前の由来はインディ・ジョーンズ シリーズの映画『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』でラーの杖(Staff of Ra)を巡って主人公と対立する悪役、アーノルド・エルンスト・トート(Arnold Ernst Toht)と思われる。実際、ルーカスフィルムの社員であるフィル・スゾタックはTwitter上でファンの質問に答え、その説でおそらく間違いないだろうと回答している。スゾタックによれば命名者は映画のクリーチャー制作班ではなく、パブロ・ヒダルゴの可能性が高いとのこと。[4]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
  2. 2.0 2.1 2.2 StarWars-DatabankII Toht Ra - 公式データバンク
  3. 3.0 3.1 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
  4. TwitterLogo @PhilSzostakフィル・スゾタック) - X (旧Twitter). “Undoubtedly, Raiders was the source of those names. But I don’t believe he was named by the Solo creature team that I interviewed. Very likely, Pablo Hidalgo came up with that one.”
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