ドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラック(Domaine de la Maison sur le Lac)は惑星ナブー産のワインのブランドである。クローン戦争期、銀河共和国の首都惑星であるコルサントでも消費されていた。21 BBY、軍事費削減法案を提出した元老院議員たちのグループが、パドメ・アミダラのスピーチが好評だったことを祝して小さなミーティングを開いた。彼らはドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラックで祝杯を上げたが、ローディアンのオナコンダ・ファー議員はこのワインに仕込まれていた毒を飲んでしまい、命を落とした。
特徴[]
ドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラックは[1] ミッド・リムのコメル宙域に属す惑星[3] ナブーで製造されていた[1] ワインである。この紫色のワインは青緑色の細長いボトルに入れて販売され[2]、表面に貼られているステッカーにはハイ・ギャラクティックのアルファベットで「ナブー産」と表示されていた。[1]
歴史[]

ドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラックを飲むアミダラ、ファー、モスマ
クローン戦争中の21 BBY[4]、ナブー選出のパドメ・アミダラ元老院議員が銀河共和国の軍事費削減法案に関するスピーチを銀河元老院で行った後、スピーチの反応が好評だったことを祝し、アミダラとオナコンダ・ファー議員、ベイル・オーガナ議員、モン・モスマ議員、ロロ・パース[2] 下級代議員[5] らが集まり、ドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラックで祝杯を挙げた。しかし議員たちがワインを口にした直後、彼女たちの政敵であるカミーノアンのハリー・バトーニ議員が姿を現し、嫌味を言いながらワインのボトルを持ち上げて一瞥した後、再びトレーに戻した。バトーニが去った後、議員たちは話し合いを再開し、ファーはボトルから2杯目を注いだ。しかしこのワインには、カミーノで造られたローディアン種族にだけ効く毒が仕込まれていた。ローディアンのファーは心臓が止まり命を落としたが、同じくローディアンのパースはワインを飲んでいなかったため助かった。[2]
その後、アミダラとオーガナがファーを殺した犯人を突き止めるためアンバランの元老院議員ミー・ディーチーのオフィスを訪れた時、ディーチーもバトーニ議員とともにドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラックを嗜んでいた。のちにバトーニはワインのボトルに手を触れたことや、毒の製造元がカミーノであることを根拠にタン・ディーヴォ警部補から真っ先に犯人と疑われたが、アミダラの推理でロロ・パースが真犯人であることが判明した。アミダラはファーと同じ種族のパースが毒で死ななかったことを不審に思い、彼女がドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラックに口をつけていなかったことに気づいたのだった。[2]
制作の舞台裏[]
ドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラックは2010年3月12日に放送されたTVシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』シーズン2の第15話、『議員暗殺』に登場した。[2] ボトルのラベルに表示されているブランドは劇中では小さすぎて確認することができないが、公式サイトのエピソード・ガイドによって判明した。[1] 「Domaine de la Maison sur le Lac」はフランス語で「湖上の家の領土」という意味。