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この記事のタイトルはニックネームやコールサイン、別名、偽名です。

公式設定で正式名称が明らかになっていない事柄を扱っています。

「やれ、トルーパー!」
CT-7567[出典]

ドラー(Draa)は共和国グランド・アーミー第41精鋭兵団に所属したクローン・トルーパーのニックネームである。他のトルーパーと同様、銀河共和国兵士としてクローン戦争に参加し、独立星系連合バトル・ドロイド軍団と戦った。ジオノーシスの戦いに敗北したジオノージアンの分離主義勢力が再び反旗を翻した際、ドラーはジェダイ・マスタールミナーラ・アンドゥリ将軍クローン・コマンダーCC-1004(グリー)の指揮下に入り、惑星ジオノーシスの再征服作戦に従軍した。ジェダイパダワンアソーカ・タノバリス・オフィー地下墓地を通って攻撃目標のドロイド工場に潜入した時、ドラーの部隊は陽動のため工場に正面攻撃を仕掛けた。共和国軍は大量のバトル・ドロイドや新型兵器スーパー・タンクに苦しめられたが、工場の爆破に成功する。

経歴

賞金稼ぎジャンゴ・フェットクローンである“ドラー”は惑星カミーノで生み出され、銀河共和国の兵士として育成された。[1] 共和国と独立星系連合のあいだにクローン戦争が勃発すると、ドラーは共和国グランド・アーミー第41精鋭兵団の隊員となった。[2] 21 BBY[3]、戦争の最初の戦場である惑星ジオノーシスジオノージアン反乱が起きた際、共和国はポグル・ザ・レッサー大公ドロイド工場を破壊すべく、ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーオビ=ワン・ケノービキ=アディ=ムンディの部隊をジオノーシス星系へ送りこんだ。[4] ドロイド工場への直接攻撃が始まる直前、ジェダイ・マスタールミナーラ・アンドゥリクローン・コマンダーCC-1004(グリー)が率いる第41精鋭兵団も援軍としてジオノーシスに到着した。[2]

Draa-Dooku boot

ガンシップで戦場に到着したドラー、アンドゥリ、オフィー

ドラーやトルーパーのバズ、アンドゥリ、パダワンバリス・オフィーたちはリパブリック・アタック・ガンシップドゥークー・ブート>に乗って共和国軍の陣地に着陸し、スカイウォーカー将軍や彼の弟子アソーカ・タノらと合流した。アンドゥリの立てた作戦に従い、2人のパダワンがジオノージアン・カタコンベを通ってドロイド工場に潜入するあいだ、第41精鋭兵団、第501軍団第212突撃大隊は工場へ正面攻撃を仕掛けることになった。ドラーの部隊は工場へと続くブリッジへ直進し、Tシリーズ・タクティカル・ドロイドTX-21が指揮するバトル・ドロイドソニック・ブラスターを装備したジオノージアン戦士の大軍と交戦する。戦闘中、シールドを搭載したドロイデカが出現した際、クローン・キャプテンCT-7567(レックス)はミサイル・ランチャーを持つドラーを呼びだした。ドラーはミサイルでドロイデカの第一陣を吹っ飛ばし、全地形対応戦術攻撃兵器マス=ドライバー砲が後続のドロイデカを排除した。[2]

ドロイド工場の中から新型兵器スーパー・タンクが姿を現すと、共和国軍はAV-7対ビークル砲を使って一斉射撃を行った。しかしレイ・シールドに守られたタンクはびくともせず、ドラーたちトルーパーは破壊を諦めて迫撃砲の射程外へと退却する。アンドゥリとスカイウォーカーはブリッジを爆破してスーパー・タンクを谷底に落下させたが、ブリッジの向こう側に移動したため、2人だけでバトル・ドロイドの大軍と戦わなければならなくなった。その時、ドラーたちはドロイド工場が爆発し、内側から崩れ始めたことに気付く。工場内に潜入していたタノとオフィーが反応炉の破壊に成功したのである。ドラーたちは大規模な崩壊によって発生した噴煙の波から身を隠した。[2] 主要ドロイド工場を排除した共和国軍は、ジオノーシスの支配権を掌握するため敵の残党の一掃に乗り出した。[5]

個性と特徴

ドラーはジャンゴ・フェットのクローンで、身長は1.83メートルだった。[1] CT-7567がドロイデカの破壊を命じた時、ドラーは既に武器の準備を終えており、すぐさま砲撃を行った。[2]

装備

ドラーはRPS-6ロケット・ランチャーDC-15AブラスターDC-15ブラスター・ライフルを携帯していた。彼のヘルメットには第41精鋭兵団を象徴する緑のマーキングが施されていた。[2]

制作の舞台裏

ドラーはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズシーズン2のエピソード『強襲 ドロイド工場』に登場するキャラクターである。劇中で名前は言及されていないが、StarWars.comのエピソード・ガイドでバズとともに紹介された。脚本段階では「野郎ども、ベルトを締めて弾丸を確認しろ。行くぞ!」という台詞はドラーのものだったが、実際のエピソードではバズが発している。[6]

登場エピソード

参考資料

脚注

他言語版
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