- 「よし、ドロス中隊。ベルトを締めてかかれよ。これからが本番だ」
- ―シュリヴ・スールガヴ[出典]
ドロス中隊(Dross Squadron)は34 ABYに惑星ブラッカにおける任務のために組織された、レジスタンスの中隊である。彼らはファースト・オーダーとの戦争で苦境に立たされたレジスタンスの戦力を立て直すため、ブラッカで中古のスターファイターを数機獲得した。
概要[]
ドロス中隊は惑星ブラッカにおける任務のために組織されたレジスタンスの部隊である。隊長の“ドロス・リーダー”はデュロスのシュリヴ・スールガヴ。チームのメンバーはシュリヴ本人によって選抜された。ペイサー・アゴヨ(ドロス2)は姉のプワニーニがブラッカで活動する解体ギルドの一員であるため、隊員に選ばれた。他の隊員はシュリヴと同じインフェルノ分隊のメンバーであるゼイ・ヴェルシオ、元新共和国防衛軍ファントム中隊のサンレク・ストロングハンマーとウェッソン・ドーヴ、ウェッソンのパートナーのレイダ・ドゥーン(ドロス3)であり、隊長と合わせて全6名。ドロス(かす)という名称はシュリヴが愛情をこめて名付けたものだが、アゴヨはこの名前に気を悪くした。ストロングハンマーはガーベッジ(ゴミ)という名も提案したが、あからさますぎるとして却下された。[1]
歴史[]
- 「いいか、この任務に殉教者は必要ない。ファイターを持ち帰る生きた体が必要だ。ギルドに見つかったら、おれたちは新共和国軍のファイターをくすねようとしてる、うさん臭い廃品回収業者だぞ。断じてドロス中隊と呼ばれる、レジスタンスの悲しい生き残りなんかじゃない」
- ―シュリヴ・スールガヴ[出典]
34 ABYに発生したクレイトの戦いの後、レジスタンスは惑星ライロスで再集結し、今後の方針を話し合った。ファースト・オーダーとの戦争に必要なスターファイターをできるかぎり多く集めるため、レイア・オーガナ将軍は惑星ブラッカで中古船を回収する任務の指揮権を、シュリヴ・スールガヴに与えた。姉がブラッカの解体ギルドで働いているペイサー・アゴヨは、ドロス中隊がブラッカの廃品場に潜入する上で必要な情報を提供した。ドロス中隊の隊員たちはリガーやハズマットとして廃品場に忍び込み、5人のパイロットがそれぞれ1機の戦闘機を操縦し、可能ならほかにも何機か牽引して持ち帰る計画を立てた。ブラッカに到着すると、5人はゼイを輸送船に残して出発し、アゴヨの姉プワニーニが用意してくれていたジャンプスーツを着てギルドの作業員に変装した。[1]
列車に乗り、プワニーニとの合流地点であるプラットホーム33に向かっていた時、ドロス中隊はファースト・オーダーのストームトルーパーと遭遇した。プラットホームに降りた直後、彼らはトルーパーに呼び止められ、レイダがガイア6の指名手配犯であることを指摘された。彼らはやむを得ずその場でトルーパーと戦うことになったが、ウェッソンとストロングハンマーが銃撃戦で負傷した。彼らはプワニーニや地元の抵抗勢力のおかげで窮地を乗り切り、ストロングハンマーの自己犠牲により、中古のファイターがあるプラットホーム33Gにたどり着くことができた。彼らはここでT-65B Xウイングを1機、T-70 Xウイングを2機、T-85 Xウイングを1機獲得し、レジスタンスに持ち帰ることに成功した。[1]
登場作品[]
- レジスタンスの復活 (初登場)