Fandom


「悪いが尋問官に引き際なんてないのさ」
―ナインス・シスター[出典]

ナインス・シスター(Ninth Sister)、本名マサナ・タイド(Masana Tide)はドウーティン女性で、銀河帝国に仕えた尋問官である。彼女はもともとジェダイ・オーダーのメンバーだったが、フォースのダークサイドに転向して尋問官になった後は、ジェダイの生存者を狩り出す側に回った。他の尋問官と同じく、ナインス・シスターはダース・ヴェイダーのもとでダークサイドの訓練を積んだが、シス卿の冷酷な指導で左を失った。帝国時代の初期、ナインス・シスターはカバリア任務でヴェイダーに同伴した。

18 BBY、ナインス・シスターはシックス・ブラザーテンス・ブラザーとともにヴェイダーに同伴し、惑星モン・カラ占領に参加した。ダック・シティ制圧した後、ナインス・シスターはモン・カラ王国リー=チャー拷問し、王の秘密顧問を務めているジェダイの生存者、フェレン・バー居場所を吐かせた。その後、ナインス・シスターと仲間たちは都市ベル・シティでバーとその信奉者を追い詰めた。しかし、バーは尋問官に仕えるパージ・トルーパーマインド・トリックで欺き、尋問官をジェダイと思い込ませて同士討ちを誘った。戦闘中、自分だけでも逃げようとしたシックス・ブラザーは、ナインス・シスターの右を切断して置き去りにした。

モン・カラの戦場を生き延びたナインス・シスターは、機械の義足を得て尋問官としての活動を続けた。14 BBY、ナインス・シスターとセカンド・シスターは惑星ブラッカオーダー66の生存者カル・ケスティスを発見した。しかしカルは元ジェダイのシア・ジュンダグリーズ・ドリタス船長の助けを借りてブラッカから逃げ出した。それからしばらくして、ナインス・シスターはウーキーによる抵抗運動が繰り広げられている惑星キャッシークでカルと再び相まみえた。シスターはこの戦いでカルに右腕を切り落とされ、敗北を喫した。

経歴

堕ちたジェダイ

「アタシは元ジェダイよ。でも今は違う」
―ナインス・シスター[出典]
Inquisitorius Vader Comic

ナインス・シスターと尋問官たち

のちに“ナインス・シスター”という呼び名で知られるようになるマサナ・タイドは、他の尋問官と同じく、もともとジェダイ・オーダーのメンバーだった。ジェダイだった頃の彼女は、人の感情を読むフォース技術に長けていた。[2] やがて彼女はフォースのダークサイドに転向し、銀河帝国皇帝シーヴ・パルパティーンに仕える尋問官になった。ナインス・シスターはパウアン大尋問官の監督のもと、セヴンス・シスターフィフス・ブラザーシックス・ブラザーといった他の仲間たちと共に惑星コルサントザ・ワークス地区にある尋問官本部ライトセーバーの訓練を積んだ。19 BBY、帝国が設立されて間もない頃、尋問官たちはパルパティーンのシス・アプレンティスであるダース・ヴェイダーを紹介され、今後はヴェイダーのもとでダークサイドの訓練を受けることになった。[3] ヴェイダーは尋問官たちに何かを失う痛みを教え込むため、ライトセーバーの訓練で彼らを容赦なく傷つけた。フィフス・ブラザーとシックス・ブラザーはヴェイダーとの戦いでを切り落とされ、ナインス・シスターは左を失った。[2]

ダース・ヴェイダー暗殺計画

「でも当たりの可能性は低いわ。帝国はジェダイに賞金をかけてるけど、寄せられるのはいつも偽情報。誰かがハイドロ・シリンダーをベルトにさげていたら、それをライトセーバーと見間違えたとかそんなのばっか」
―ダース・ヴェイダーに対し、ナインス・シスター[出典]
Ninth sister and vader

ナインス・シスターを脅すヴェイダー

コロニーズ領域のカバリアジェダイが目撃されたという情報が入った後、ナインス・シスターはヴェイダーとともに現地の調査に赴いた。カバリアのバーの入口に到着した後、シスターは真偽が不確かな情報を確認するだけの任務に、なぜわざわざヴェイダー本人が同行することにしたのか尋ねた。ヴェイダーは尋問官が誰ひとりとして単独で任務を遂行するレベルに達していないからだと答えたが、シスターはこれに反論し、ヴェイダーは自分自身の手でジェダイを殺したいと願っているだけだと指摘した。ヴェイダーはシスターとの会話を切り上げ、命令があるまで駐機場で待機しているよう命じた後、1人でバーの中に入っていった。[2]

ヴェイダーはバーの中で賞金稼ぎラマットバダチャナス・チャ一家による待ち伏せを受けた。ジェダイの目撃情報は、帝国軍将校バロッキ大佐がヴェイダーを暗殺するために仕組んだ罠だったのである。賞金稼ぎはヴェイダーのライトセーバーを破壊し、店内でイオン・グレネードを起爆した。ヴェイダーは外にいるナインス・シスターに連絡を取り、彼女のセーバーを自分に貸すよう命令した。しかしシスターは自分の通信装置もイオン・パルスでやられたとうそぶき、命令に応じなかった。その直後、ヴェイダーを倒すのを諦めた賞金稼ぎたちが駐機場に現れ、スピーダー・バイクに乗って逃げ去っていった。遅れて現れたヴェイダーは、ナインス・シスターから奪ったライトセーバーを持ち主に突きつけ、もし今回の待ち伏せを仕組んだのが彼女なら、必ず報いを受けさせると脅した。シスターが疑惑を否定すると、ヴェイダーはスピーダーに乗って賞金稼ぎを追っていった。[2]

Ninth sister and vader 2

シスターを操縦席から押しのけるヴェイダー

その後、ヴェイダーは賞金稼ぎの一家を追い詰め、ハンター・ネットにジェダイの目撃情報を流した人物の居場所を聞き出した。黒幕は元老院オフィス・ビルにいる誰かであることが分かり、ナインス・シスターの容疑は晴れた。その後、ナインス・シスターは新しいライトセーバーを製作するヴェイダーに代わり、コルサント星系までヴェイダーのスターシップ操縦した。しかしコルサント上空で光速を抜けた直後、ヴェイダーのスターシップは何者かの通信妨害に遭い、軌道防衛網に認可コードを送信できなくなった。コルサント保安部隊はこの船を分離主義勢力残存勢力と誤認し、防衛プラットフォームから迎撃ミサイルが発射された。ヴェイダーはすぐにシスターを操縦席から押しのけ、自ら回避行動をとった。ヴェイダーはミサイルを銃撃で破壊し、爆発の影響で船体にダメージを負ったものの、スターシップをギャラクティック・シティの道路に不時着させることに成功した。[2]

その後、ヴェイダーはカバリアやコルサント上空での襲撃を仕組んだ黒幕がバロッキ大佐であることを突き止め、コルサントの講堂帝国軍将校団の集会が開かれた際、バロッキを他の4人の容疑者もろとも公開処刑した。[2]

モン・カラマリの占領

ダック・シティの戦い

「ジェダイの居場所を言いな」
リー=チャーに対し、ナインス・シスター[出典]
Ninth sister and lee char

リー=チャーを尋問するナインス・シスター

18 BBY、ナインス・シスターとシックス・ブラザー、テンス・ブラザーはダース・ヴェイダーに同行して惑星モン・カラの任務に参加した。当時、ジェダイの生存者フェレン・バーモン・カラ王国リー=チャーに秘密の顧問として仕え、モン・カラと帝国の交渉を妨害していたのである。ナインス・シスターたちがゼータ級シャトルインファーナム>でダック・シティのプラットフォームに降りると、国王の警備主任を務めるギアル・アクバーが彼女たちの前に立ちはだかり、来訪の理由を尋ねた。ナインス・シスターは皇帝の印が入った帝国の令状を手渡したが、アクバーは引き下がらなかった。アクバーはモン・カラに帝国の敵対者はいないと主張したが、次の瞬間、近くのプラットフォームから離陸した帝国の大使ラムダ級T-4aシャトルが何者かに爆破され、ヴェイダーと尋問官たちは驚きのあまり立ち尽くすモン・カラマリ兵士たちを背にプラットフォームを歩み去った。[5]

大使の暗殺を口実に、ウィルハフ・ターキン総督は軌道のインペリアルI級スター・デストロイヤーソヴリン>から侵略部隊を出撃させ、ダック・シティの戦いが始まった。ナインス・シスターたちはパージ・トルーパーを率いてモン・カラマリ・ガードと戦い、ダック・シティの着陸パッドを制圧した。ナインス・シスターから次の目的地を尋ねられたヴェイダーは、リー=チャー王を捕らえるため宮殿の上部へ向かうと答えた。かつてアナキン・スカイウォーカーとしてリー=チャーと面識があったヴェイダーは、彼が宮殿を捨てて逃げるような人物ではないという確証があったのである。[5]

尋問官たちはモン・カラマリやクオレンの兵士を倒して玉座の間にたどり着き、リー=チャーを追い詰めた。ナインス・シスターがヴェイダーに命じられてリー=チャーの尋問を開始した直後、巨大な水生クリーチャーの群れが姿を現し、ダック・シティを帝国軍もろとも破壊した。リー=チャーは尋問官に捕まる直前に、惑星のすべての都市を放棄する司令を発していたのである。尋問官とヴェイダーはフォースを使って津波を押し留めようとしたが、最終的に大量のに飲み込まれてしまった。[5]

ベル・シティの戦闘

「私は別の任務で離れる。お前たちは引き続きジェダイの掃討にあたれ」
「ご心配なく。捕まえてみせるわ」
―ダース・ヴェイダーとナインス・シスター[出典]
Sixth Ninth Tenth Inquisitors

フェレン・バーを追い詰めた尋問官たち

ナインス・シスターはダック・シティが破壊された際にリー=チャーを見失ったが、街が津波に飲み込まれる直前に、ジェダイの居場所を聞き出すことに成功していた。尋問官たちは帝国の潜水艇に乗り込み、アンジェネス大海溝に沈んだヴェイダーを救出する。しかしヴェイダーは、ジェダイ討伐よりも自分の救助を優先させた尋問官たちを叱責した。ナインス・シスターは居場所がわかった以上いつでも討伐は可能だと反論したが、ヴェイダーはリー=チャーが津波を生き延びてジェダイに警告を発した可能性を指摘した。[5]

潜水艇が到着した時、フェレン・バーは6人の信奉者たちを連れて隠れ家から逃げ出そうとしているところだった。帝国の潜水艇は[5] 水中ターボ・スレッド・パイク[6] で逃げようとするバーたちを海中で攻撃し、信奉者のうち1名はヴェイダーのフォース・チョークで、もう1名ブラスターの銃撃で戦した。追跡のすえ、ヴェイダーと尋問官はパージ・トルーパーを引き連れてベル・シティに乗り込み、海中都市に姿を隠した敵を捜索した。しかし、ヴェイダーはモフ・ターキンから通信を受けとり、リー=チャー王の再確保を依頼されたため、ジェダイの追跡は尋問官とパージ・トルーパーに任せて別行動をとることになった。ナインス・シスターは去っていくヴェイダーに、ジェダイは自分たちで捕まえてみせると請け合った。[5]

Once a Jedi Always a Jedi DV17

尋問官たちはパージ・トルーパーの裏切りに遭った

フェレン・バーの信奉者は足止めのためさらに2人減り、残されたのはダレンヴァーラ2人だけとなっていた。シックス・ブラザーは敵がベル・シティ内部の行き止まりにいるところを見つけるとライトセーバーを投げ飛ばしてダレンを仕留め、バーとヴァーラを追い詰めた。しかしバーはライトセーバーを地面に捨てると、尋問官たちがそれぞれジェダイだったころの名前を呼び、過去を消すことはできないと告げた。続けてバーはパージ・トルーパーのヘルメットをフォースで剥ぎ取り、彼らがクローン・トルーパーであることを確認すると、元ジェダイである尋問官に対してオーダー66を執行するようマインド・トリックをかけた。[5]

バーの思惑通り、パージ・トルーパーは3人の尋問官に対して一斉に銃撃を開始した。テンス・ブラザーは攻撃を防御することができず命を落とした。一方、バーとヴァーラは尋問官がトルーパーと戦ってるすきに頭上を飛び越え、戦場から逃げ去ってしまった。取り残された2人の尋問官は脱出手段を相談し、協力して一度に複数のパージ・トルーパーをフォースでふっ飛ばした。これにより脱出のチャンスが生じたが、シックス・ブラザーは自分だけでも確実に生き延びようと、ナインス・シスターの右足をライトセーバーで切断し、トルーパーを引きつけておく囮にした。シックス・ブラザーは悪態をつくシスターを置き去りにし、1人でベル・シティから逃亡した。[5] ナインス・シスターはこの苦境を生き延びたが[4]、シックス・ブラザーはのちに衛星ラーダで元ジェダイのアソーカ・タノに殺されたため、ナインス・シスターが復讐のチャンスを掴むことはできなかった。[7]

カル・ケスティスの追跡

ブラッカでの遭遇

「ジェダイを見つけた」
―ナインス・シスター[出典]
9thsister

ブラッカを訪れたナインス・シスター

モン・カラでの戦闘を生き延びたナインス・シスターは、やがてサイバネティックスの義足を手に入れた。14 BBY、ナインス・シスターとセカンド・シスターはジェダイの生存者を探し出すため、パージ・トルーパーを率いてミッド・リムの惑星ブラッカを訪れた。ストームトルーパー列車を停車させ、解体ギルドのメンバーを車外で一列に並ばせた後、ナインス・シスターはTIEリーパーで地表に降りた。セカンド・シスターはジェダイの生存者が名乗り出なければこの場にいる全員を処刑すると脅迫し、ナインス・シスターは労働者たちの顔を見回していった。パージ・トルーパーが労働者に狙いをつけたとき、アベドネドプラウフが前に進み出て、帝国の処遇に対する不満を打ち明けた。プラウフはすぐにセカンド・シスターのライトセーバーで殺害されたが、プラウフの友人であるジェダイの生存者、カル・ケスティスが思わず正体を現し、自分のライトセーバーを起動した。セカンド・シスターはカルの攻撃を防御すると、この若きジェダイをナインス・シスターの方に向かってフォースで押し飛ばした。[4]

ナインス・シスターはカルを空中でキャッチし、そのまま崖から落とした。しかし彼は別の列車に着地し、落下を生き延びた。帝国軍のパトロール・トランスポートはストームトルーパーと戦いながら列車内を移動するカルを執拗に攻撃したが、仕留めることができなかった。セカンド・シスターはプラットフォームの上で自らカルとの対決に臨んだが、彼は元ジェダイのシア・ジュンダに助けられ、グリーズ・ドリタス船長が操縦するスターシップスティンガー・マンティス>に乗ってブラッカから逃げ去っていった。[4]

キャッシークでの対決

「クズとしちゃ悪くない」
「ジェダイとしては?」
「どちらも同じさ」
―ナインス・シスターとカル・ケスティス[出典]
Cal vs 9th sister

カル・ケスティスとの対決

ブラッカにおける遭遇の後、セカンド・シスターはカルの追跡に時間を費やしたが、ナインス・シスターは彼女がなぜこれほどカルに入れ込むのか理解できなかった。カルが惑星キャッシークソウ・ゲレラ率いるパルチザンと手を組み、ウーキー囚人を解放する事件を起こした後、ナインス・シスターはパルチザンに対する反撃に参加する。ナインス・シスターはカルが再びこの惑星に姿を現すほど愚かではないだろうと大尋問官に意見していたが、予想に反し、彼はウーキーのターフルに会うため戻ってきた。オリジン・ツリーを登っているカルを発見したナインス・シスターは、TIEリーパーから銃撃を行って彼を落下させた。しかし彼女のリーパーはシーオ・バードの予期せぬ攻撃を受けて墜落してしまった。[4]

その後カルはTIEリーパーを破壊してくれたシーオ・バードの傷を癒やして手懐け、オリジン・ツリーを登るのを手伝ってもらった。しかしナインス・シスターはシーオ・バードの巣でこのクリーチャーを撃退し、カルとライトセーバーの対決に臨んだ。ナインス・シスターはすぐに片をつけるつもりで戦ったが、カルの反撃で腕や左足に傷を負うことになった。さらにカルは尋問官の右腕を切り落とすことに成功した。ナインス・シスターはそれでも戦いを諦めず、フォースでライトセーバーを左手に引き戻し、カルに猛然と襲いかかった。しかしカルはナインス・シスターの頭上を飛びこえて後方に回り、背中を切りつけ、フォースで彼女を々の中へふっ飛ばした。ナインス・シスターを破ったカルは、再びシーオ・バードと合流し、オリジン・ツリーの頂上を目指した。[4]

個性と特徴

テンス・ブラザー: 「魚臭いな」
ナインス・シスター: 「シックスの匂いでしょ」
テンス・ブラザー: 「もっと魚っぽい」
シックス・ブラザー: 「ウケるぜ」
―尋問官たちの会話[出典]
DV11-NinthSister

ナインス・シスターの素顔

大柄の女性ドウーティンであるナインス・シスターは[1]、茶の肌に白いを持ち、左目はダース・ヴェイダーとの訓練で失っていた。[2] 彼女は危険かつ堂々たる尋問官であり[1]、顎に小さな2本の角を備え、指には反り返った大きな爪が生えていた。ナインス・シスターはフォースで人の心を読む術に長けており、カバリアでダース・ヴェイダーが任務についてきた意図を見抜いた。またヴェイダーが賞金稼ぎの襲撃を受けた際、彼女は通信機がイオン・グレネードで壊れたと嘘を付き、協力を拒否した。[2] ナインス・シスターは任務の際にほかの尋問官と冗談をかわすことがあった。モン・カラを訪れた際、彼女はこの星の魚臭さがシックス・ブラザーの匂いに似ているとからかった。[5]

他の尋問官たちと同じく、ナインス・シスターはジェダイ・オーダーの生存者を狩り出すことを専門とするジェダイ・ハンターだった。[3] 彼女はかつて自分が所属したオーダーの記憶や繋がりを完全に拒絶し[4]、マサナ・タイドという本名も含め、過去への執着を棄てていた。[5] 彼女は尊大で自信過剰な一面があり、キャッシークでパダワンの逃亡者カル・ケスティスと戦った際には、彼の相手をするのは時間の無駄だと嘲っていたが、思いがけず戦いに敗れることになった。ナインス・シスターは尋問官になるまでに過酷な拷問を経験し、戦いにおいて引いてはならないという覚悟を植え付けられていた。そのため彼女はカル・ケスティスに片腕を切り落とされた際も、他のすべてを失った自分にとって腕など問題ではないと語り、戦いを続けた。[4]

力と能力

「あなたはジェダイを熟知してる。けど我々だってジェダイ聖堂にいた頃はそれぞれ得意分野があった。ライトセーバーが得意な子もいれば、心を操ることが得意な子も。私? 繊細なタイプよ。感情を読み取るのが得意だった。暗黒面を知ってからその力はもっと強くなったと思う」
―ダース・ヴェイダーに対し、ナインス・シスター[出典]
Ninth Sister vs Cal

カル・ケスティスと戦うナインス・シスター

ナインス・シスターは強いフォースを備え、なかでも他者の感情を読む能力に関しては並外れたものがあり、フォースの力でそれをさらに強化していた。[1] 彼女自身、フォースのダークサイドに転向したことで、以前より能力が強まったと考えていた。ナインス・シスターはこの能力を使い、ダース・ヴェイダーがジェダイとの戦いを渇望していることを見抜いた。[2] ナインス・シスターはフォースを使った尋問に長けており、モン・カラではリー=チャー王を拷問にかけて、フェレン・バーの居場所を無理やり聞き出すことに成功した。[5] 大柄なドウーティンである彼女は、他の尋問官と比べて機敏さに欠けていたが、その巨体を逆手にとり、力とジェダイの訓練を駆使して優位に立った。[1]

ナインス・シスターは自らを“繊細なタイプ”と評しつつも[2]、ダック・シティの戦いではライトセーバーを使ってモン・カラマリの兵士を圧倒し、パージ・トルーパーの反逆も生き延びた。彼女はダブル=ブレード回転式ライトセーバーの訓練を積み、この武器でブラスターの弾丸を偏向することができた。彼女はフォースを使ったアクロバティックな動きは苦手としていたが、一度に大勢の敵をフォースで押し飛ばすことができた。[5] しかし彼女の戦闘技術はシス卿のダース・ヴェイダーには及ばず、訓練戦闘で左目を奪われた。[2] また彼女はシックス・ブラザーの予期せぬ裏切りに遭い、不意打ちで右足を失うことになった。[5] ナインス・シスターはパダワンのカル・ケスティスを倒すことができず、ライトセーバーの戦いで多くの傷を負った。彼女は右腕を切り落とされても戦意喪失せず戦い続けたが、さらに背中を切られて敗北を喫することになった。[4]

装備

他の尋問官と同じく、ナインス・シスターもダブル=ブレード回転式ライトセーバーを携帯し、専用の装備に身を包んでいた。帝国時代初期、彼女はリング部分に三角形の突起がついたライトセーバーを使用していたが[2]、14 BBY当時は突起のないものを使っていた。[4] 彼女の黒いヘルメットには目を覆う赤いバイザーが付属しており、額の部分に帝国の紋章が入っていた。また彼女は随所に銀色のラインが入った、体にぴったりとしたボディ・スーツを着用し、その上に肩部のアーマーと、腰のカーマをつけていた。背中の装備には、回転式ライトセーバーを取り付けることができた。[5] シックス・ブラザーに裏切られて右足を失った後、ナインス・シスターはサイバネティックスの義肢を移植された。[4]

制作の舞台裏

ナインス・シスターは2017年10月4日に発売された正史コミックスター・ウォーズ:シスの暗黒卿 #6』(チャールズ・ソウル作、ジュゼッペ・カムンコリ画)で初登場を果たした。[3] ナインス・シスターという名称は、2018年2月14日発売の #11 で判明。[2] また #16 では、ナインス・シスターとシックス・ブラザーの本名がビル・ヴァレンマサナ・タイドであることが明かされたが、どちらがどちらの名前なのかは分かっていなかった。[5] その後、2018年12月発売のリファレンス・ブック『スター・ウォーズ ザ・ダーク・サイド』で、ナインス・シスターの本名がマサナ・タイドであることが判明した。[8] ナインス・シスターは2019年11月15日発売のゲーム『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』にもヴィランの1人として登場した。声優はミスティ・リー[4]

登場エピソード

参考資料

脚注

関連項目

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