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2020年9月14日 (月) 12:48時点における版

「将軍、撃墜しました」
―ハックス将軍に報告を行うウナモ[出典]

ナスティア・ウナモ(Nastia Unamo)は人間女性で、ファースト・オーダー軍隊に仕えた兵曹長である。経験豊富なファースト・オーダー軍将校だったウナモは、カイロ・レンアーミテイジ・ハックス将軍旗艦であるリサージェント級スター・デストロイヤーファイナライザー>に配属され、ブリッジでレーダー・オペレーターを担当していた。またウナモ兵曹長はこの巨大スター・デストロイヤーに乗り込むクルーたちを監督し、ドフェルド・ミタカ中尉をはじめとする司令クルーの上官に報告を行っていた。

34 ABYレジスタンスパイロットであるポー・ダメロンストームトルーパーの逃亡者FN-2187TIE/sf制宙戦闘機を奪って<ファイナライザー>から脱出した。逃亡者たちのファイターミサイルで撃墜されると、ウナモはブリッジから敵機の状況を捕捉し、ハックス将軍に報告を行った。ハックスからファイターを破壊したかと尋ねられたウナモは、航行不能にしたに過ぎないと答え、惑星ジャクーゴアゾン荒地に落下したと思われると付け加えた。

経歴

「破壊したのか?」
「いえ、墜落です」
―アーミテイジ・ハックスとナスティア・ウナモ[出典]

人間女性[1]、ナスティア・ウナモ[3]ファースト・オーダーレジスタンス冷戦が緊張状態に達していた時代に、ファースト・オーダー軍兵曹長の地位に就いていた。[4] 34 ABY当時[5]、ウナモ兵曹長はレン騎士団マスターであるカイロ・レンや、アーミテイジ・ハックス将軍旗艦であるリサージェント級スター・デストロイヤーファイナライザー>に配属され[4]、メイン・ブリッジでレーダー・オペレーターを担当していた。[6] この、ウナモが乗るスター・デストロイヤールーク・スカイウォーカー地図を回収するためウエスタン・リーチ惑星ジャクー派遣された。ファースト・オーダーは地図の確保に失敗したが、レジスタンス・パイロットポー・ダメロンを捕虜として捕まえ、<ファイナライザー>に収容した。[2]

Nastia Unamo

ウナモ兵曹長

しかしダメロンは、ストームトルーパーの反逆者FN-2187の助けを借り、ベイ2で奪取した[2] TIE/sf制宙戦闘機[7] に乗って<ファイナライザー>から脱出した。間もなく、逃亡者のTIEファイターはジャクーに戻ろうとしていたところをスター・デストロイヤーのミサイルによって撃墜され、制御を失って地表へ落下していった。ウナモ兵曹長は、キャプテンファズマと会話していたハックス将軍を呼び、敵機に攻撃が命中したことを伝えた。[2]

ウナモは司令ブリッジのコンソールにを走らせて次々と情報を読み取り[8]ファイターは破壊できたのかというハックスの質問に、航行不能状態になったに過ぎないと答えた。彼女はファイターが被弾時にジャクーへ向かっていたことを指摘し、墜落予想地点はゴアゾン荒地だと付け加えた。ハックスは、ダメロンが地図を預けたアストロメク・ドロイドBB-8と合流するためジャクーを目指したに違いないと結論づけ、墜落地点に一個分隊を送るよう命じた。しかしダメロンとFN-2187はそれぞれ別々に墜落地点から離れ、BB-8もジャクーから脱出し、結局ファースト・オーダーはルーク・スカイウォーカーの地図を手に入れることができなかった。[2]

個性と特徴

「彼らはジャクーへ向かっていました。戦闘機はゴアゾン荒地に落ちたと思われます」
「奴らはドロイドのために戻ったのだ。墜落地点に一個分隊を送れ」
―ウナモ兵曹長とハックス将軍[出典]
Chief Petty Officer Unamo

ハックスに戦闘機の墜落地点を知らせるウナモ

ウナモは白人種の人間女性で、は黒く、目は青色だった。[2] 技術者にして[8]、経験豊富なファースト・オーダー軍将校だったウナモは、スター・デストロイヤー<ファイナライザー>でハックス将軍の直属の部下として働いていた。彼女はレーダー・オペレーターとして<ファイナライザー>の主要標的を補足し、自艦が砲撃を行うごとに、敵の状況を報告する役目を担っていた。[6] またこの巨大スター・デストロイヤーのクルーを監督し、ドフェルド・ミタカ中尉といった司令クルーの上官に報告を行うのも彼女の仕事だった。[1]

装備

<ファイナライザー>で軍務に就いていた時、ウナモ兵曹長は軽い生地でできた軍服を着用し、左インターコム・ヘッドセットをつけていた。また、彼女のブーツはファースト・オーダーの規則通りしみひとつついていなかった。[4]

制作の舞台裏

「センサーによれば、ファイターの部品がいくつも壊れて吹っ飛んでいます。ファイターのパイロットにそんな芸当はできません。機体が損傷を受けた結果に違いありません。個人的な意見ですが、このファイターが現在続けているような降下を、進んでおこなうような者はいないでしょう」
―小説版の台詞[出典]

ウナモは2015年12月18日に公開されたシークエル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』で初登場を果たした。女優はケイト・フリートウッド。エンドロールでは“ファースト・オーダー将校”(First Order Officer)としてクレジットされている。[2] ウナモという名前は、映画公開に合わせて発売された設定資料集『スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー』(パブロ・ヒダルゴ著)で初めて明らかになった。[4] 2019年、設定資料集『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科 ニュー・エディション』にて、ナスティア・ウナモというフルネームが判明した。[3]

映画公開日に発売されたアラン・ディーン・フォスターによる小説版では、ウナモ(ただし名前は言及されず、技術者のひとりとして登場する)とハックス将軍の会話が、映画よりも詳細に描写されている。TIEファイターが撃墜された時、ハックスは映画と違ってファズマと会話しておらず、技術者や射撃担当者たちのコンソールを見回って質問をしていた時に、ウナモから報告を受ける。ハックスはTIEファイターがファースト・オーダーの目を欺くために損傷を負ったふりをしているだけかもしれないと考えるが、ウナモはパイロットにそんな芸当はできないと指摘し、戦闘機は確実に損傷を負っていると意見する。またウナモは、映画と同様に落下予測地点はゴアゾン荒地だと告げた後、現地の地形を考慮に入れると落下時の正確な角度と速度の算定はまだ不可能だと付け加える。[8]

登場エピソード

参考資料

脚注