ナブー・クレスト(Naboo crest)は銅色のオリカルク・メタルで作られたナブーの頭飾りである。生命の花のエンブレムが象られていた。惑星ナブーのパドメ・アミダラ元老院議員は22 BBYに難民のふりをしてコルサントから母星へ旅した際、頭につけたクレストを黄色いベールで覆って隠した。その後、彼女はジャミーラ女王と対面するためシードを訪れた際にベールを外した。
5 BBY当時、惑星コルサントにあるルーセン・レイエルのギャラリー、銀河古美術名品展にアミダラのものと似たナブー・クレストが展示されていた。また3 BBY当時、ナブーのダルネ女王もクレストを所有し、衛星オノアムの離宮に保管していた。数十年後、バトゥーのブラック・スパイア・アウトポストにあるドク=オンダーのデン・オブ・アンティークでもクレストが販売されていた。
特徴[]
ナブー・クレストは惑星ナブーに住む人間の民族、ナブー人が着用した頭飾りの一種である。銅色のオリカルク・メタルでできており[1]、頭を覆うカバーと、それに付属する後光のような三日月形の大きな盤からなる。[2] 表面には生命の花のモチーフが彫り込まれていた。[1]
歴史[]

ナブー・クレストを身に着けたアミダラ
22 BBY[6]、分離主義危機のさなか、ナブーのパドメ・アミダラ元老院議員は銀河共和国の首都惑星コルサントを訪れた際に暗殺者から命を狙われ、急きょ母星に戻ることになった。[2] このとき、彼女はサウザンド・ムーンズ星系からの難民に扮し[7]、ナブー・クレストを黄色いベールで隠して旅をした。ナブーの首都シードに到着し、シード宮殿でジャミーラ女王と対面した際、彼女はベールを脱いでクレストをさらした。[2]
帝国時代の5 BBY当時、ルーセン・レイエルがコルサントで経営するギャラリー、銀河古美術名品展に[4] アミダラのものと似た[8] 頭飾りが展示されていた。レイエルは、コンシェルジュのクレヤ・マーキからロニ・ヤングが彼に会いたがっていることを知らされた際、この頭飾りを手に取って検分していた。[4] 3 BBY当時、ナブーのダルネ女王もナブー・クレストを所有し、他の王室用衣類とともに衛星オノアムの離宮にある衣装部屋に保管していた。[3]
ファースト・オーダー=レジスタンス戦争の時代、惑星バトゥーのブラック・スパイア・アウトポストにあるドク=オンダーの骨董品店、“ドク=オンダーのデン・オブ・アンティーク”でアミダラと同じデザインのナブー・クレストが販売されていた。[5]
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 (初登場)
キャシアン・アンドー – ナーキーナ・ファイブ
キャシアン・アンドー – 道はひとつ
キャシアン・アンドー – フェリックスの娘
- STAR WARS/レイア -王女の試練-
ギャラクシーズ・エッジ – ドク=オンダーのデン・オブ・アンティーク
参考資料[]
- スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版 (ビジュアルのみ)
Andor | "Episode 10, One Way Out" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 スター・ウォーズ ビジュアル・エンサイクロペディア
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- ↑ 3.0 3.1 STAR WARS/レイア -王女の試練-
- ↑ 4.0 4.1 4.2
キャシアン・アンドー – 道はひとつ
- ↑ 5.0 5.1
ギャラクシーズ・エッジ – ドク=オンダーのデン・オブ・アンティーク
- ↑ スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス
- ↑ スター・ウォーズ ビジュアル・ディクショナリー新完全版
- ↑
Andor | Season 1, Episode 10, - Trivia Gallery - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)