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「女王陛下、我々のボランティア軍だけではあのフェデレーション軍にはかないません」
―キャプテン・クァーシュ・パナカ[出典]

ナブー王室保安軍[1](Royal Naboo Security Forces)は第一線でシード宮殿ナブー市民の防衛を担当した組織である。平和主義であるナブーの人々は本来の軍事組織を持たず、保安軍の将校と警察官だけを任用していた。

歴史

初期

ナブー王室保安軍は67 BBY以降、惑星ナブーに存立しており、キャプテンマリス・マグニータが、アース・ヴェルーナのもとで保安軍の指揮官を務めていた。ヴェルーナ王が不可解な死を遂げた後、マグニータは辞任して代わりにクァーシュ・パナカが跡を継いだ。パナカはアミダラ女王のために保安手順を強化し、代わって影武者となる侍女が置かれることとなった。王室保安軍はナブーの首都シードにある主要格納庫を拠点としていた。

ナブーの侵略

32 BBY、ナブー王室保安軍はトレード・フェデレーションと呼ばれる組織を相手に、はじめて本格的な戦闘に臨むこととなり、ナブーの侵略バトル・ドロイドの軍団を相手に勇敢だが無謀な戦いを仕掛けた。ナブー占領を生き延びた者たちがレジスタンス運動を形成する中、ギャヴィン・サイクス中尉はフェデレーションが部隊員らを拘留していた収容所を解放した。フェデレーションはパトロール部隊を組織して市中を取り締まったが、アミダラ女王とキャプテン・パナカはコルサント銀河元老院からナブーに戻るとすぐに軍隊を集結させ、フェデレーションのリーダーであるヴァイスロイヌート・ガンレイを捕えてドロイドによる占領に終止符を打った。この戦いの後も保安軍はナブーの防衛を続け、分離主義危機やそれに続くクローン戦争の際には保安対策を強化した。

クローン戦争

21 BBY、ナブー出身の最高議長パルパティーン光の祭典のために故郷へと戻った。保安軍は議長席の周囲で警備配置についたが、バウンティ・ハンターのチームが議長を誘拐してしまった。だが後にジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーが、最高議長の救出に成功する。

銀河帝国の誕生

ナブー侵略後の式典に並ぶ保安軍の隊員たち

共和国に代わって誕生した銀河帝国が銀河系のニュー・オーダーとなった時、ナブー王室保安軍は彼らの決意を示さなくてはならなかった。19 BBY、王室保安軍はグンガン数名とともに、シードで帝国軍の駐留部隊を攻撃した。攻撃の目的は、帝国のインクィジターマローラムが重要機密を漏洩してしまうのを防ぐことであった。最終的に、元ジェダイフェラス・オリンがマローラムを殺害し、シード・ハンガーに設けられていた帝国の違法な武器貯蔵所が破壊された後、シードの人々はようやく勝利を手にした。

しかし、王室保安軍にとっての平和はごく短い期間だけのものだった。当時のナブーの女王、アパイラナは銀河帝国によるジェダイの大粛清の生存者を、危険を承知の上でかくまっていたのであった。帝国はアパイラナを反逆罪により処刑する命令を出し、第501軍団のエリート・ストームトルーパーたちが派遣されることになってしまう。のちにナブーの陥落として知られるようになる出来事の中で、ナブー王室保安軍のメンバーたちは第501軍団を寄せ付けまいと、彼らのベストを尽くした。しかし、シード宮殿はすぐに包囲されてしまった。かつてのパナカのような強力な指導者がいなかったナブーの軍隊は、間もなく敗北した。自動砲台は制圧され、グリッド・コンソールは破壊された。大部分の保安隊員と王室の戦闘機たちは、彼らの運命と直面することになった。そして最終的に、アパイラナ女王は戦いの中、ロイヤル・プラザにて暗殺されてしまったのである。

銀河大戦

ナブー王室保安軍は最終的に破られ、アパイラナに忠実な数少ない生き残りは速やかに逮捕され、秘密のデス・スター拘留所へと移された。

その後、経験豊かなナブー王室保安軍は一種の警察のような役目を追うこととなり、女王のロイヤル・ガード(Royal Guard、これはカイランサ女王の代に設立された)が本来の保安軍の役目を引き継いだ。ロイヤル・ガードは王室保安軍のように多くの支隊を持たず、君主が個人的なレベルで知っていた僅かな極秘のボディガードにより構成されていた。王室保安軍が小規模な警察組織として機能する間、ナブーの防衛は新共和国が誕生するまで帝国のストームトルーパーが担うこととなった。

ヤヴィンの戦いの後、弱体化していた王室保安軍の警察は、帝国の台頭の後に惑星を脅かしていた多数の犯罪ギャングへの対処という、深刻な問題を抱えていた。当時、ハリエット・ブランサーグレガー・タイフォマーシアス・ブラッグカレナ・ダネルズサンドリア・カートゥーアといった人々が保安軍警察に仕えており、プージャ・ネイベリーやパナカは、しばしば王室保安軍のエージェントに任務を委任していた。帝国駐屯軍からの支援がなかったため、王室保安軍は強大な犯罪組織に対抗する力を完全に失っていた。幸運にも、正体不明の旅行者のグループが彼らに手を貸し、王室保安軍はスカーク・チッパーズモーラーズといった多くのギャング関連の犯罪に終止符を打つことが出来た。

4 ABY、残っていたナブー支持者とグンガン・グランド・アーミーの連合軍は、帝国に公然と反旗を翻した。30年以上前、トレード・フェデレーションに対するレジスタンスで惑星を解放したように、この運動も帝国軍からの解放に貢献した可能性がある。少なくとも、その後ナブーが新共和国に加わり、再び元老院に代表者を送ったことが知られている。

組織

ナブー王室保安軍は複数の義勇兵と専門家から構成され、更にいくつかの組織に分かれていた。

  • 侍女:王室保安軍のシークレット・サービスである侍女たちは君主が女王の場合、ドレスを着せるという単純な役目から、女王の護衛という最大の役目まで様々な任務をこなした。女王自身が侍女に扮装して身を隠すこともあった。女王と侍女たちはモデルQ2ホールド=アウト・ブラスター・ピストルや、ELG-3Aブラスター・ピストル等を装備していた。
  • 近衛隊:高度な訓練を受けたボディガードである近衛兵は、シード宮殿に留まって国王や女王、時には元老院議員護衛のために活動した。その数は少なかったものの、近衛兵は王室保安軍の中心的存在であった。彼らは滑らかな戦闘用ヘルメットと赤い対熱線装甲服を身に着け、S-5重ブラスター・ピストルで武装していた。ナブーの侵略の後、彼らはより暗い色のユニフォームを着用するようになった。
  • 女王の儀仗兵:彼らは、外交活動に赴く君主を護衛したパイロット・グループである。

ナブーのパイロット部隊隊員

  • 保安隊将校:保安軍のトップリーダーである保安隊将校の男女たちは、故郷に忠実でありながら、実戦経験はほとんどなかった。彼らは保安軍のキャプテンのもとで働く雇われ将校であった。クローン戦争以前には、約1,000名ほどの保安隊将校らが、臨時雇用の義勇兵たちを指揮していた。彼らはしばしばコンパクトなロイヤル・スポーティング・ブラスター・ピストルを装備し、青い将校用コートの上に革のジャーキンを着込んでいた。ナブーの侵略の後、赤と青という違う配色のより暗い色のユニフォームを着用するようになった。
  • 保安隊:正規軍の歩兵部隊や警察官にも引けを取らなかったナブーの保安隊は、シード市内を巡回して治安維持にあたっていた。ナブー侵略の頃、この隊は保安軍の中でも多数を占め、キャプテン・パナカによって訓練されていた。彼らはS-5重ブラスター・ピストルCR-2ブラスター・ピストルを装備し、鈍い黄色のジャンプスーツの上に弾力性のある装甲版を着込んでいた。ナブーの戦いの後は、彼らのユニフォームはより暗い色になっていた。アパイラナ女王の時代になると、彼らは赤いジャンプスーツの上に革のベストを着込み、近衛兵と同化していた。
  • 手榴弾兵:手榴弾兵は、グレネードを扱うために訓練されていた。
  • 戦闘機パイロット:熟練したスペース・パイロットたちは、ナブー星系周辺で活動を行った。この部隊の中には、N-1スターファイターに乗る有名なブラボー中隊も属していた。彼らは宇宙空間での飛行時には防寒対策のため、長いオレンジ色のオーバーコートを着込み、バイザー付きのヘルメットを着用していた。ナブーの侵略の後、彼らはより暗い色のユニフォームと新型ヘルメットを被った。
  • 王室海軍:ナブー王室保安軍にはハート・セクールに本部を置く海軍が存在した。

軍隊

兵士

ドロイド

乗り物

地上

フラッシュ・スピーダーに乗る保安軍兵士

海洋

空中・宇宙

N-Xポリス・クルーザー

保安軍はナブーの各地のハンガーを使用していた

基地

登場エピソード

非正史作品での登場

ナブーの将校の帽子

参考資料

脚注

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