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ナーコイス(Narquois)は惑星ナーク出身の背の低いヒューマノイド知覚種族である。ナーコイスの肌、はすべて青色で、これは母星にある菌類で姿を隠すための保護だった。ナークがニモーディアンの“資産惑星”の中心部に位置することから、ナーコイスは長年にわたって強欲なニモーディアンの労働力として酷使された。冷戦の時代、ナーコイスのプルー・スウィーヴァントは盗賊として活動し、マイニング・ギルド内部の連絡員から入手した情報を利用して防備が手薄な船団を襲撃した。

生態と特徴[]

ナーコイスは菌類樹木に棲息するクリーチャーから進化した、小柄なヒューマノイド知覚種族である。彼らのい肌と髪ののようなフィラメントは、菌類の森のなかでカモフラージュの役割を果たしていた。彼らの両の指の数は親指を含めて5本であり、先端に爪がついていた。[2]

社会と文化[]

ナーコイスは優れた思想家であると同時に、優秀な技術者でもあった。[2] またナーコイスは銀河ベーシック標準語を理解することができた。[3]

歴史[]

ナーコイスは樹木に住む非知覚動物から進化した種族である。彼らの母星であるナークは湿っぽく陰気な惑星であり、銀河系コロニーズ領域に位置した。冷戦の何百も前、ナーコイスは強欲なニモーディアン種族の支配下に入った。近隣の惑星ニモーディアからやってきたニモーディアンは、ナークをはじめとする星々を傘下に置き、“資産惑星”と呼ばれる裕福な領域を築き上げていた。ニモーディアンはナークを占領し、そこに住んでいた原住民を事実上の農奴として扱い始めた。ナーコイスは本当は賢い種族であるにも関わらず、新しい支配者たちはその知性を無視し、鉱山労働やエンジン・ルームのクルー、農作業などに従事する労働力として彼らを利用した。[2]

銀河帝国銀河内戦敗れ、より民主的で平等主義的な新共和国が銀河系の主要政府となった後、何世紀にもわたって続いたナーコイスの奴隷状態にも終止符が打たれた。政権交代を機に、ナーコイスの弁護士たちは新共和国の法廷でニモーディアンを訴え、自分たちの種族に対する過去のひどい扱いに対して、先例にない規模の賠償金を求めたのだった。[2]

銀河系におけるナーコイス[]

Pru Sweevant in da place

ナーコイスのプルー・スウィーヴァント

ナーコイスの姿は母星ナーク以外でも見かけることができ、銀河系の各地でさまざまな専門職についていた。[2] エンドアの戦い以降、惑星アキヴァに拠点を置くサラスタン犯罪王スラット・ニュアトのもとで、2人のナーコイスが働いていた。アキヴァの反乱の直前、彼らはニュアトに仕える他の4人のギャングと協力し、新共和国のために働くザブラク賞金稼ぎジャス・エマリを拘束した。[3]

銀河内戦から約30年が過ぎた頃、小惑星プレッシーの混乱”にある精製所で、ナーコイスが少なくとも1人鉱夫として働いていた。プレッシーラ星系の鉱山植民地の労働環境はあまりに過酷であったことから、彼は他の労働者とともにストライキに参加した。しかしコロニーを支配する銀河帝国の後継政府ファースト・オーダーは、労働者たちの反発に厳しく対処した。キャプテンファズマの指揮のもと、ナーコイスを始めとする鉱山労働者たちはストームトルーパーによってその場で処刑された。[4] 同じ頃、密輸業者ハン・ソロチューバッカ1550-LEXヨットセレンディピティ>の中にあるカンティーナで賞金稼ぎのストレイターたちとトラブルを起こした時、彼らの近くの席にナーコイスの客が居合わせた。[5]

ファースト・オーダーとレジスタンスが冷戦を繰り広げた時代、ナーコイスのプルー・スウィーヴァント海賊として活動していた。タコダナにあるマズ・カナタに時々姿を現すことで知られたスウィーヴァントは、マイニング・ギルド内部の連絡員を通して、手薄な船団の航行情報を手に入れていた。また彼は種族の恨みから、ニモーディアンが所有するスターシップを拿捕することに喜びを見出していた。[2] 34 ABYにファースト・オーダーがマズの城を襲撃した日も、スウィーヴァントは城内の酒場を訪れていた。[6]

制作の舞台裏[]

Team Falcon in Seredipity cantina

おれたちの船って最高だぜ! ハン・ソロとチューバッカの冒険』の挿絵で初めてナーコイスのビジュアルが登場した(左端)

ナーコイスは2015年12月18日に公開されたシークエル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』のために制作された種族であり、プルー・スウィーヴァントが脇役として劇中に登場している。[6] スウィーヴァントをデザインしたのはシニア・スカルプターのアイヴァン・マンゼラ[7]キラン・シャーが演者を務めた。[6] 映画公開に先立ち、ナーコイスは2015年9月4日発売の小説『アフターマス』(チャック・ウェンディグ著)で初登場を果たし[3]、同じ日に発売されたジュニアノベル『おれたちの船って最高だぜ! ハン・ソロとチューバッカの冒険』(グレッグ・ルーカ著)では、フィル・ノトによる挿絵にナーコイスの姿が描かれている。[5]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

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