ナー・ハイパ（Nar Hypa）は惑星マタオゥの軌道を周回する荒涼とした砂漠の衛星である。アウター・リム・テリトリーのアノート宙域、マタオゥ星系に属した。銀河内戦よりはるか昔、ナー・ハイパはハットの貿易拠点および宇宙港として活用されていた。帝国時代、アノート宙域の支配権を握った銀河帝国はナー・ハイパに貨物や物資の保管拠点を築いた。こうした拠点はナー・ハイパに少なくとも4か所設けられていた。[1]
銀河内戦終盤に行われた“鉄の封鎖”のさなか、帝国はトレード・スパイン・リーグなどの宇宙船から押収した積み荷を、ナー・ハイパの保管施設へ運び込んでいた。惑星バーニン・コンを拠点とするギャングの“ハッピー”・ダップは保管施設の荷を奪還する計画を立て、反乱軍のタム・バスティオンから施設の座標を入手した。ダップは手下の“スマグラー”をナー・ハイパへ派遣し、4つの施設を襲撃させた。スマグラーは貨物だけでなく、帝国が宙域住民からひた隠しにしていたレイア・オーガナのメッセージを発見し、エンドアの戦いにおける真実を突き止めた。[1]
登場作品[]
- スター・ウォーズ・アップライジング （初登場）
