- 「まるで、スター・デストロイヤーを初めて見た田舎者のようだったな!」
「実際にそうだったんでしょう」 - ―ゴースの住民について語るスローネ艦長とカマス中佐[出典]
ニビル・カマス(Nibiru Chamas)は銀河帝国の宇宙艦隊に仕えた中佐。帝国の誕生から8標準年後の時点で、彼は40代の後半だった。
経歴[]
帝国宇宙軍の中佐、ニビル・カマスは、レイ・スローネが代理艦長を務めるインペリアル級スター・デストロイヤー<アルティメイタム>に配属されていた。<アルティメイタム>は、任地であるゴースに到着した際、<シンダ・ドリーミング>という貨物船と接触事故を起こした。すると、<アルティメイタム>に乗艦していた実業家のデネトリアス・ヴィディアン伯爵は、この貨物船を砲撃して破壊するよう命じた。接触事故で損傷を負った貨物船の修理を待つより、代わりの貨物船を調達する方が、帝国にとって有益だと判断したのである。カマスは命令に従い、ターボレーザーで貨物船を破壊した。[1]
人物[]
カマス中佐は、ゴシップ好きな性格が災いし、年下の将校に次々と階級を追い越されてしまっていた。ヴィディアン伯爵から<シンダ・ドリーム>を破壊するよう命じられた際、カマス中佐はショックを受けたものの、スローネ艦長に確認を取った後、命令を実行に移した。[1]
制作の舞台裏[]
ニビル・カマスは、ジョン・ジャクソン・ミラーによる小説『新たなる夜明け』に登場するキャラクターである。この小説は2014年9月に出版され、2015年4月にヴィレッジブックスから邦訳版が発売された。
登場作品[]
- 新たなる夜明け (初登場)