- 「もう遅い! 爆弾が爆発してお前たちもみんな道連れだ! 」
- ―ヌーヴォ・ヴィンディ[出典]
21 BBY、ジェダイ将軍のオビ=ワン・ケノービ、アナキン・スカイウォーカー、コマンダー・アソーカ・タノ率いるクローン・トルーパー部隊が、惑星ナブーにあるドクター・ヌーヴォ・ヴィンディの研究所を襲撃した。彼らはブルー・シャドウ・ウイルスが分離主義勢力によって銀河系各地にばらまかれるのを間一髪で阻止した。
背景
21 BBY、キャプテン・グレガー・タイフォ率いるナブー王室保安軍は、独立星系連合のバトル・ドロイドが自分たちの惑星で活動していることに気づいた。彼らはドロイドを捕まえてロボロボトミー解析を行い、東部湿地帯に大量殺戮ウイルスの研究所があるらしいことを突き止める。ナブー代表のパドメ・アミダラ元老院議員とグンガンのジャー・ジャー・ビンクス代議員は、シャク飼いのペッピ・バウから話を聞いてナブーの川が汚染されていることを知り、毒物の流出元である分離主義者の地下研究基地の真上に辿り着いた。
襲撃
- 「こんな爆弾をばらまかれたら、銀河中に疫病が広まる。戦争どころの騒ぎじゃなくなるぞ」
- ―オビ=ワン・ケノービ[出典]

研究所内でウイルスの霧に包まれた共和国の兵士たち
アミダラとビンクスはB1バトル・ドロイドによって拘束され、研究所の中へ連行された。2人はそこで分離主義勢力の科学者ヌーヴォ・ヴィンディと会い、彼がブルー・シャドウ・ウイルスを再創造して大量殺戮を企てていることを知った。一方、ジェダイ評議会によってナブーへ派遣されたアナキン・スカイウォーカーとオビ=ワン・ケノービ、アソーカ・タノは、キャプテン・タイフォやペッピ・バウから事情を聴き、東部の湿地帯へ駆けつける。ジェダイ率いるクローン・トルーパー部隊はリパブリック・アタック・ガンシップから降下して研究所に突入し、中にいたバトル・ドロイドと交戦した。ヴィンディは人質のアミダラとビンクスを拷問して逃げるチャンスを作ったが、プラットフォームでスカイウォーカーに捕まる。ヴィンディが遠隔操作で起動したウイルス爆弾も、クローン・オードナンス・スペシャリストによって全て解除された。

研究所のバトル・ドロイド
事件は終息したかに思われたが、身を潜めていたヴィンディのLEPサーヴァント・ドロイドが爆弾保管室に忍び込み、隠し持っていたウイルスのカプセルを爆弾に再装填して起爆させた。共和国軍は施設を閉鎖してウイルスが外に漏れだすのを防いだが、アミダラ、タノ、キャプテン・レックスらがウイルスに感染してしまう。自分たちが死んでもウイルスが絶対に拡大することのないよう、彼女たちはバトル・ドロイドの残党をすべて始末した。施設の外にいたケノービとスカイウォーカーは、惑星アイエゴに生息する肉食植物リークサの根がウイルスの解毒剤になることを知り、すぐさま現地へ飛んだ。彼らは手遅れになる前にナブーへ戻り、感染者たちの命を救った。
登場エピソード
クローン・ウォーズ – ブルー・シャドー・ウイルス (初登場)
クローン・ウォーズ – 千の月の謎