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「“こっちが敵意を向けなければ襲ってこない”と言っています」
グンジー通訳をするテク[出典]

ネットキャスター(Netcaster)は惑星キャッシークに生息したクリーチャー。キャッシークにそびえる々に巣を張り巡らし、縄張りの侵入者を粘着性のある網で捕捉した。[2] しかし彼らは脅威とならない相手に対しては無害であり、敵意を向けないかぎりはネットキャスターの縄張りを安全に通過することができた。[2]

歴史[]

「作戦通り巣に誘い込め」
ハンター[出典]

帝国時代初頭、クローン・フォース99ウーキーグンジーをキャッシークへ運んだ際にネットキャスターと遭遇した。“レッカー”はブラスターで応戦しようとしたが、グンジーはこちらから攻撃しなければあちらも襲ってくることは無いと教えた。その後、グンジーとクローン・フォース99、ヤナの部族のウーキー戦士たちはバブワ・ヴェノモー率いるトランドーシャン狩猟チームや帝国軍クローン・トルーパーをネットキャスターの縄張りに誘い込んだ。この作戦は功を奏し、狩猟チームはネットキャスターの襲撃で散り散りになった。ヴェノモーも3匹のネットキャスターに捕まり、網にくるまれて連れ去られていった。[1]

制作の舞台裏[]

Netcasters-TCW

セレブレーション・アナハイムで上映された『クローン・ウォーズ』未完成映像のネットキャスター

ネットキャスターはもともとTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のために制作されたクリーチャーだが、登場予定だったエピソードはシリーズ打ち切りによって完成に至らなかった。2015年セレブレーション・アナハイム未完成エピソードにまつわるトークイベントが開催された際、クローン・フォース99やクロージート率いるウーキー戦士がキャッシークでネットキャスターと戦う場面の未完成映像が上映された。ネットキャスターはこのシーンで前肢から網を発射し、マイラヤに乗ったウーキー戦士の動きを止める。しかしウーキーはクローンと協力して全てのネットキャスターを撃退する。[3]

ネットキャスターのデザインはレジェンズのゲーム『スター・ウォーズ:旧共和国の騎士』に登場するクモ型生物キンラスが基になっている。[4] 『クローン・ウォーズ』のために制作されたデザインと設定は、のちにTVシリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』で再利用され、2023年2月1日公開のシーズン2第6話『部族』にネットキャスターが登場した。[1] ネットキャスターは『クローン・ウォーズ』未完成映像では自分からウーキーを攻撃していたが[3]、『バッド・バッチ』では敵意を向けない限りは襲ってこないと説明されている。[1] また当初『部族』では正史のゲーム『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』に登場したキャッシークの生物ウィーショックを使う予定もあったが、最終的にネットキャスターが採用となった。[4]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]