ネビット(Nebit)は惑星タトゥイーンに住んでいたジャワの男性で、部族の族長。0 BBY、ネビットの部族は砂漠で回収したドロイドC-3POとR2-D2を水分農夫のオーウェン・ラーズに売った。しかしそれから間もなく、ネビットたちはドロイドを探していた帝国軍の襲撃に遭い、命を落とした。
経歴[]
- 「ああ、その赤いやつがいいな。いや、違う。そっちじゃない」
- ―ネビットに対し、オーウェン・ラーズ[出典]

ラーズと取り引きをするネビット
ジャワの男性[3]、ネビットは帝国時代に砂漠の惑星タトゥイーンで暮らし[2]、ドロイドの取り引きを行う部族の族長を務めていた。[4] 0 BBY、彼の部族のサンドクローラーは廃品回収のために山の砦から出発し、西部デューン・シーでプロトコル・ドロイドのC-3POを回収した。また彼らはジャンドランド荒野でアストロメク・ドロイドのR2-D2を捕獲した。部族はそのままグレート・チョット塩類平原へ旅し[5]、サンドクローラーの前に品物を並べ、水分農夫オーウェン・ラーズに取り引きを持ちかけた。[2]
ラーズはR5-D4とC-3POを選び、ネビットに代金を払おうとした。しかしラーズの甥ルーク・スカイウォーカーが2体のドロイドを農場のガレージに連れて行こうとした時、R5ユニットのモチベーターが故障して煙を上げた。ラーズはネビットに文句を言ったが、C-3POの提案で、代わりにR2-D2を購入することで交渉成立した。しかし彼らは知らなかったが、この2体のドロイドは反乱同盟のメンバーで、銀河帝国のお尋ね者だった。[2] ラーズ家との取り引きの後、ネビットの部族のサンドクローラーはベスティンの街を出たところで帝国軍のストームトルーパーに襲撃された。[5] ネビットはこの攻撃で命を落とし[1]、部族の大半が犠牲となった。[3]
制作の舞台裏[]
ネビットは1977年の映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』に登場するキャラクターである。エンドロールに“Chief Jawa”(ジャワ族長)役としてクレジットされているのは小人症の俳優ジャック・パーヴィスだが[2]、ネビットが族長であると設定したのは映画公開後の資料であるため、パーヴィスが演じたジャワがネビットであるかどうかは定かではない。
登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
参考資料[]
- スター・ウォーズ フォース コレクション (カード: Nebit (★))
- スター・ウォーズ フォース コレクション (カード: Nebit (★★★))
ディズニー・ギャラリー マンダロリアン – 特殊効果
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 『The Odyssey of Star Wars: An Epic Poem』によるとラーズ家にドロイドを売ったジャワの族長は帝国軍によるサンドクローラー襲撃で命を落とした。『スター・ウォーズ フォース コレクション』によれば、その族長とはネビットのことである。この事件は映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』で描かれており、『スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス』によれば本作の時系列は0 BBYである。
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望
- ↑ 3.0 3.1 3.2 スター・ウォーズ フォース コレクション (カード: Nebit (★★★))
- ↑ スター・ウォーズ フォース コレクション (カード: Nebit (★))
- ↑ 5.0 5.1 スター・ウォーズ コンプリート・ロケーションズ