ネヴァロの学校(Nevarro school)は惑星ネヴァロの街にあった学校である。 この建物はもともとネヴァロ集会所(Nevarro Common House)と呼ばれ、賞金稼ぎギルドの地元拠点を兼ねたパブハウスであると同時に、グリーフ・カルガが賞金稼ぎたちに仕事の斡旋を行う取り引き所でもあった。元監督官で、ネヴァロにおけるギルド・ボスだったカルガは、海賊王ゴリアン・シャードから得た宝の分け前でこの酒場を建てた。
9 ABYにギルドのメンバーであるマンダロリアンのディン・ジャリンが賞金稼ぎの掟を破り、賞金首のグローグーを連れて逃げ去る事件を起こした後、ネヴァロ・シティはモフ・ギデオン率いる帝国軍残存勢力によって制圧され、パブも彼らの支配下に置かれた。帝国の“クライアント”を殺すためネヴァロに戻った際、ジャリンはカルガやキャラ・デューンとともにパブに立てこもり、ギデオンの軍隊と戦った。カンティーナはこの戦闘で激しい銃撃にさらされ、インシネレーター・トルーパーによる火炎放射器の攻撃も受けた。しかし帝国軍が街から一掃された後、この建物は学校として再建された。
歴史[]
賞金稼ぎギルドの拠点[]
ネヴァロの元監督官にして、ネヴァロにおける賞金稼ぎギルドのボスである[7] グリーフ・カルガは、海賊王ゴリアン・シャードからもらった分け前を使いネヴァロ・シティに酒場を建てた。[4] この建物は“ネヴァロ集会所”と呼ばれ[7]、パブハウス[1]、バー[7]、カンティーナであると同時に賞金稼ぎギルドの地元拠点として利用された。カルガはギルドのエージェントとして店内で賞金稼ぎたちに仕事を斡旋し、任務をやり遂げた者に賞金を渡していた。[3] またカルガはこの店でシャードの海賊団のメンバーに暴力沙汰や殺しの依頼をしたこともあった。[4]
9 ABY、マンダロリアンの賞金稼ぎディン・ジャリンはフェリーマンズ・リーチで賞金首のザ・ミスロルを捕まえてネヴァロに帰り、パブハウスでカルガからカラマリ・フランの報酬を受け取った。ギルドにはもうジャリンに回せる任務は残っていなかったが、カルガは代わりに高額報酬を提示している“クライアント”の仕事をジャリンに紹介した。[3] その後、ジャリンはクライアントの任務を達成し、報酬として受け取ったベスカーでマンダロリアン・アーマーを新調してネヴァロのパブハウスに戻ってきた。バーに集まった賞金稼ぎたちはジャリンに冷たい視線を向けたが、カルガはクライアントから分け前をもらっていたため上機嫌だった。ジャリンはカルガから新しい仕事を請け負ってパブを去ったが、直後にクライアントを裏切り、帝国軍残存勢力から“獲物”ことグローグーを救出した。そのためパブに集まっていた賞金稼ぎたちは獲物のトラッキング・フォブが再起動されたことに気づいた。ジャリンは賞金稼ぎの掟を破ったお尋ね者となり、ギルドに追われる身となった。[8]
帝国軍残党による占拠[]
- 「どうだ、一杯やらないか。我ら双方を巻き込んだ物語の幕引きを祝して」
「もちろん、喜んで」 - ―ネヴァロのパブにて、クライアントとグリーフ・カルガ[出典]
賞金稼ぎギルドが身内から裏切り者を出し、グローグーを逃がすという失態を犯したため、ネヴァロにおける彼らの権威は失墜した。ネヴァロ・シティは帝国軍残存勢力によって占拠され、ギルドの拠点だったパブは、帝国の“クライアント”の本部となった。帝国はRA-7プロトコル・ドロイドをパブのバーテンダーとして働かせた。街を帝国から取り戻すため、カルガは共通の敵であるクライアントを一緒に倒そうとジャリンに持ちかけ、彼をネヴァロに呼び戻した。当初カルガはジャリンを殺してグローグーを奪い帝国に差し出すつもりだったが、計画を変更し、本当に彼と協力することに決めた。カルガはキャラ・デューンと一緒にジャリンを生け捕りにした風を装い、クライアントが占拠しているパブへ向かった。[6]
クライアントはグローグーのホバリング・プラムの中身が空であることに気づかず、“物語の幕引き”を祝すため飲もうとカルガを誘った。しばらく会話したのち、クライアントはグローグーを確認しようとしたが、そこにモフ・ギデオンから連絡が入った。ギデオンはクライアントがグローグーを確保したと聞くと、パブの外に配置した兵士たちに、中に味方がいるのも構わず窓越しに店内を攻撃させた。クライアントと数名の護衛は一斉射撃で命を落とし、ジャリンとカルガ、デューンは遮蔽物に身を隠した。パブの外にはストームトルーパーやデス・トルーパーが続々と集結し、最後にギデオンのアウトランドTIEファイターが到着した。[6]
ギデオンは建物の外からカルガたちに降伏を呼びかけ、兵士たちにEウェブ重連射式ブラスター砲を組み立てさせた。ジャリンは下水道にあるマンダロリアンのアジトへ逃げようと考えたが、パブの鉄格子を破ることができなかった。しかししばらくしてIG-11がグローグーを連れて街に現れ、パブの外にいた帝国軍に奇襲を仕掛けた。3人もこの機に乗じて外の戦いに加わったが、最終的にジャリンが負傷し、再びパブに立てこもることになった。帝国のインシネレーター・トルーパーは火炎放射器を使ってパブの中を焼き払おうとしたが、グローグーがフォースで火炎を押し返し、他の者たちの命を救った。その後、一行はIG-11が破壊した鉄格子から下水道へ逃げ延び、最終的にこの戦いを制した。[9]
登場作品[]
- マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン (初登場)
- マンダロリアン – チャプター3:罪
- マンダロリアン – チャプター7:罰
- マンダロリアン – チャプター8:贖罪
- マンダロリアン – チャプター12:包囲
- マンダロリアン – チャプター17:背教者
- マンダロリアン – チャプター17:背教者
- マンダロリアン – チャプター21:海賊
参考資料[]
- ディズニー・ギャラリー マンダロリアン – 制作の舞台裏
- ディズニー・ギャラリー マンダロリアン – レガシー
- ディズニー・ギャラリー マンダロリアン – キャスト
- ディズニー・ギャラリー マンダロリアン – 特殊効果
- ディズニー・ギャラリー/スター・ウォーズ:マンダロリアン メイキング・オブ・シーズン2
- スター・ウォーズ:マンダロリアン ハンドブック
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 "Chapter 3: The Sin" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ 2.0 2.1 マンダロリアン – チャプター12:包囲
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 マンダロリアン – チャプター1:マンダロリアン
- ↑ 4.0 4.1 4.2 マンダロリアン – チャプター17:背教者
- ↑ 5.0 5.1 マンダロリアン – チャプター21:海賊
- ↑ 6.0 6.1 6.2 6.3 マンダロリアン – チャプター7:罰
- ↑ 7.0 7.1 7.2 スター・ウォーズ:マンダロリアン ハンドブック
- ↑ マンダロリアン – チャプター3:罪
- ↑ マンダロリアン – チャプター8:贖罪