- 「彼らは平和的な種族なんだ」
- ―エズラ・ブリッジャー[出典]
ノティ(Noti)はかなたの銀河の惑星ペリディアで暮らす小柄な知覚種族である。岩のような甲羅を背負い、危険を感じた際はその中に隠れて岩に擬態することができた。銀河系の住民であるエズラ・ブリッジャーは、ロザルの戦いのさなかにパーギルによって銀河系外へ飛ばされた後、ペリディアのノティ部族に助けられて彼らと一緒に暮らした。
生態と特徴[]
ノティは小柄な知覚種族で、背丈は人間の成人の腰ほどしかなかった。ノティの肌の色は青緑で、顔の真上に眼柄が突き出していた。彼らは全身を覆い隠せるほどの大きさの、岩に似た甲羅を背負っており、危険を感じた際にはその中に身を隠すことができた。ノティの幼児は目が大きく、眼柄は成人と比べて低めだった。[1]
社会と文化[]
- 「平和的は結構だけど、無防備すぎでしょ」
「それでも生き延びてきた」 - ―サビーヌ・レンとエズラ・ブリッジャー[出典]
ノティは同じ種族のメンバーで集団行動を取り[1]、銀河系外の惑星ペリディアの荒野で素朴な遊牧民として暮らした。[2] 彼らは背中の甲羅に似たポッド型の住居で暮らし、同じ場所に長くとどまることは無かった。[1] 彼らの住居は乗り物も兼ねており、地表からわずかに浮遊して走行することができた。住居の上部には操縦席があり、危険時にはハッチを閉じて中に身を隠すこともできた。ノティは平和的な種族として知られ、まともな武器を持たず、自衛の必要があるときもスリングショットなどの道具を使用した。[2] ノティはよそ者に対して強い警戒心を持っていたが[1]、仲良くなった相手には手助けを惜しまず、ポッドを分け与えて一緒に暮らすことすらあった。また彼らはノティ語という独自の言語を使用した。[2]
歴史[]
- 「彼らは一か所に長くは住まない」
- ―エズラ・ブリッジャー[出典]
人間のジェダイ・パダワン・エズラ・ブリッジャーは[2]、1 BBYに発生した[3] ロザルの戦いのさなかにパーギルによって銀河系から別銀河へ飛ばされ、ペリディアへ行き着いた。彼はこの星でノティの遊牧民族と知り合い、ポッドを分け与えられ、彼らと一緒に暮らすようになった。[2] 銀河帝国のスローン大提督と彼の軍勢も一緒にペリディアへ飛ばされたが、彼らはノティと行動を共にしているエズラの居場所を把握できていなかった。[1]
9 ABY頃、マンダロリアンのサビーヌ・レンがエズラの捜索の末にペリディアにたどり着いた。ハウラーとともにペリディアの荒野をさまよっていた時、サビーヌは岩に擬態したノティたちと出くわした。サビーヌはノティが隠れていることに気づかなかったが、彼女のハウラーが“岩”に近づいた時、驚いた1人のノティが正体を現した。ノティはサビーヌとハウラーに強い警戒心を示したが、サビーヌのアーマーに反乱同盟スターバードが描かれていることに気づくと、同じ模様のペンダントを取り出した。サビーヌが驚き、エズラの名を口にすると、辺り一帯に隠れていた他のノティたちも姿を現し、エズラと一緒に暮らしている集落へとサビーヌを案内した。[1]
サビーヌとエズラが再会した直後、ノティの部族は集落の移動を開始した。しかしノティとエズラ、サビーヌが住居兼ポッドに乗って平原を移動していた時、傭兵シン・ハティと盗賊のグループが彼らを襲撃した。シンはスローン大提督の命令で、エズラの命を狙っていた。ノティはスリングショットで反撃を試みたものの効果はなく、エズラの指示でポッドに身を隠した。間もなくポッドのひとつが故障して走行不能になったため、ノティたちはその周囲にポッドを停車させて円陣を組んだ。エズラとサビーヌはポッド周辺で盗賊を迎え撃ち、シンと対決を繰り広げた。間もなくナイト・トルーパーの増援も現れたが、サビーヌとエズラはアソーカ・タノの助けを借りて敵を撃退し、ノティたちも勝利を喜んだ。[2]
登場作品[]
アソーカ – パート6:はるかかなたで (初登場)
アソーカ – パート7:再会と別れ
アソーカ – パート8:ジェダイと魔女と大提督