ハイ・ギャラクティック(High Galactic)は銀河系で使われていた文字の一種である。銀河ベーシック標準語やアトリシアン・ベーシックを表記する際に用いられた。[1]
ハイ・ギャラクティックのアルファベットは、銀河帝国の時代に惑星コルサントで流れていたホロフィードや[2]、クローン戦争期に流通していたナブー産のワイン「ドメイン・デ・ラ・メゾン・サー・ル・ラック」のラベル[3]、各種ポスターのレタリングなど、地域や時代を問わず銀河社会で広く一般に使われていた。また、ハイ・ギャラクティックはオーラベッシュのアルファベットに対応させて置き換えることができ、実際にサイナー・フリート・システムズ社がロザル等で使っていた宣伝用の壁画はハイ・ギャラクティックとオーラベッシュの2バージョンが作られた。[1]
制作の舞台裏[]
ハイ・ギャラクティックとは、スター・ウォーズ シリーズ内で使われている英語のアルファベット(ラテン文字)の設定上の名称である。
1977年に公開された映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のオリジナル版にはラテン文字の登場場面があったが、DVD版で該当箇所がオーラベッシュのアルファベットに修正された経緯がある。しかし拡張世界ではラテン文字が作中の表記として使われ続けていた。最終的に、公式サイトStarWars.comのブログ記事『The Written Word』にて、作中に登場するラテン文字がハイ・ギャラクティックと名付けられた。
上記のブログ記事は現在では正史としては扱われていない。しかし正史作品でもTVシリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』のエピソード『グンガンの将軍』や『議員暗殺』でラテン文字が使われており、最終的にケヴィン・ハーンによる正史小説『ジェダイの継承者』で「ハイ・ギャラクティック」という言葉が登場したため、レジェンズと同様の扱いとなった。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – グンガンの将軍
- クローン・ウォーズ – 議員暗殺
- クローン・ウォーズ – キーラダックの翼に乗って
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 (言及のみ) ("プランB"という表現)
- 反乱者たち – ロザルに来た姫
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場) (オリジナル版)