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「プードゥー!」
―ハット・フラッツに落下したセブルバ[出典]

ハット・フラッツ(Hutt Flats)は惑星タトゥイーンに広がっていた砂漠地帯の1つ。有史以前にはここにアンレ湖が存在し、地下脈を通じて北部デューン・シーに流れ込んでいた。銀河共和国時代末期、ハット・フラッツはモス・エスパ・グランド・アリーナから始まるブーンタ・イヴ・クラシックポッドレースのサーキットの一部になっており、ゴール手前の直線コースが引かれていた。32 BBYアナキン・スカイウォーカーセブルバはレース最終周にハット・フラッツで激しい1着争いを繰り広げた。ポッドレーサーのもつれ合いの末、セブルバのマシーンが故障して脱落し、ハット・フラッツに落下した。

特徴[]

Hutt Flats map

ハット・フラッツ

惑星タトゥイーンの広大な砂漠地帯であるハット・フラッツは、ベンズ・メサと呼ばれる地と隣接しており、高い崖に囲まれていた。有史以前にはこの場所にアンレ湖が存在し、地下脈を通って北部デューン・シーに流れ込んでいた。ハット・フラッツとザ・コークスクリューと呼ばれる峡谷のあいだには、“デヴィルズ・ドアノブ”と呼ばれる崖の隙間の狭い出入り口があった。ハット・フラッツの端にはモス・エスパ・グランド・アリーナが建っており、その向こうにはウォルドー・フラッツマッシュルーム・メサが広がっていた。[2]

歴史[]

アンレが枯れ果ててから長い年月が過ぎた後、ハット・フラッツの端にモス・エスパ・グランド・アリーナが築かれ、アリーナをスタート/ゴール地点とするポッドレース・サーキットが作られた。ハット・フラッツはサーキットの最終部分に位置し、ゴール地点まで続く一直線のコースが引かれた。そのため、ハット・フラッツではしばしばポッドレーサーたちによる極めて悪質な妨害行為が発生した。銀河共和国時代の末期に活躍したダグ種族のポッドレーサー・セブルバも、フラッツを走行中に巨大で重量のあるレーシング・マシーンを使ってライバルのレーサーを蹴落とし、観客たちを楽しませた。[2]

ヤヴィンの戦い32年前[3]、地元の犯罪王ジャバ・ザ・ハットの主催のもと、モス・エスパ・グランド・アリーナでブーンタ・イヴ・クラシックが開催された。[1] このレースのルールでは、スターティング・グリッドから出発してウォルドー・フラッツへまっすぐ進み、ベンズ・メサをぐるりと回ってデヴィルズ・ドアノブを通過し、ハット・フラッツの最終直線を駆け抜けるサーキットを最初に3周した者が勝者となった。しかし、ザムスター種族のパイロットネヴァ・キーは2周目にハット・フラッツでコースアウトし、そのままレースが終わった後も行方知れずとなってしまった。[2]

Boonta final lap

ハット・フラッツを疾走するスカイウォーカーとセブルバのポッドレーサー

レースの1位を争っていたセブルバとアナキン・スカイウォーカーは、レースのファイナルラップで激しい衝突を繰り広げながらハット・フラッツに差し掛かった。セブルバはスカイウォーカーの小さいレーサーをコースから押し出そうとしたが、その際に機体の配管がスカイウォーカーのレーシング・エンジンの機械に引っかかってしまった。スカイウォーカーは相手がレーサーを振りほどこうとした隙をついて加速し、衝撃でマシーンがバラバラになったセブルバを残して1人で走り去った。故障した2基のエンジンはハット・フラッツの地表にぶつかって爆発し、ポッド部分も地面に落下したが、操縦席のセブルバは無事だった。単独でフラッツを抜けたスカイウォーカーはアリーナの大歓声に迎えられ、レース優勝を果たす。[1] その後、他5名のパイロットがサーキットを完走し、スカイウォーカーに続いてハット・フラッツを通過した。[2]

制作の舞台裏[]

ハット・フラッツは1999年公開のプリクエル・トリロジー第1作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』に登場した、ポッドレース・サーキットのゴール手前に広がる砂漠地帯である。劇中で地名は言及されていないが[1]2000年発売のスター・ウォーズ レジェンズの設定資料集『スター・ウォーズ エピソード1の主要舞台完全ガイド』(クリスティン・ランド著)でハット・フラッツという名称が明かされた。[4] 正史媒体では、2015年発売の『週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン第51号で初紹介された。[5]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

他言語版
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