ハリー・バトーニ(Halle Burtoni)はカミーノアンの女性で、クローン戦争期に銀河共和国で惑星カミーノを代表する元老院議員を務めた政治家である。カミーノが共和国のクローン・トルーパーを製造しているおかげで銀河元老院に議席を手に入れることができたバトーニは、共和国グランド・アーミーのクローン兵士増産と軍事費増額を元老院に強く働きかけた。戦争が続くにつれ、更なるクローン・トルーパー生産の必要性が高まると、バトーニはナブーのパドメ・アミダラ議員やローディアのオナコンダ・ファー議員をはじめとするロイヤリスト・コミッティーのメンバーら、平和主義者の政敵と議論を戦わせた。
銀河元老院でクローン戦争の継続について話し合われたとき、バトーニ議員は軍事費拡大のためインターギャラクティック銀行グループへの規制を撤廃する法案を声高に支持した。また、バトーニは銀行への規制撤廃に乗じて自ら軍事増強のための法案を提出した。その後、バトーニはロイヤリスト・コミッティーから提案された軍事費削減法案に対する反対運動の先頭に立つ。議論のさなか、ファー議員が何者かによって暗殺されると、最も疑わしい容疑者としてバトーニの名前が上がったが、最終的にファーの補佐官を務めるロロ・パースが真犯人だったことが明らかとなった。その後、元老院は軍事費削減法案を却下し、バトーニが提案した兵士増員案を承認する。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – 狙われた女公爵 (初登場)
- クローン・ウォーズ – 惑星封鎖を解き放て
- クローン・ウォーズ – 分離主義者の友
- クローン・ウォーズ – 平和を求めて
- クローン・ウォーズ – 議員暗殺 (ハリー・バトーニとしての最初の言及)
- バッド・バッチ – 真実と結末
参考資料[]
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ キャラクター事典
- Halle Burtoni - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- Halle Burtoni - 公式データバンク