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「総督、スカリフ基地からです。反乱軍による奇襲を受けました」
「クレニック長官を呼び出せ」
「あちらにおられます。スカリフに」
「あそこにはこのステーションのオリジナルの設計図が保管されているな?」
「左様です」
「ハイパースペース・ジャンプの準備だ。ヴェイダー卿にも知らせろ」
ウィルハフ・ターキンとロモディ将軍[出典]

ハースト・ロモディ(Hurst Romodi)は人間男性で、クローン戦争の時代に銀河共和国軍隊で活躍し、のちに銀河帝国地上軍の初代将軍のひとりとなった軍人である。彼は帝国軍将校としてウエスタン・リーチ領域の平定作戦に参加し、オゴス・ティアの戦いの後には復興事業にも取り組んだ。軍務から退いた後も、ロモディはグランドモフウィルハフ・ターキンに説得されてデス・スター計画に携わることになった。0 BBY、ロモディとターキンはジェダ聖都で行われたスーパーレーザー砲の実験を見守った。またスカリフの戦いの直後、ロモディはデス・スターの会議室で行われた帝国の高官たちによる会議に出席した。

経歴

初期のキャリア

人間男性、ハースト・ロモディは銀河共和国軍隊に仕え、3間続いたクローン戦争独立星系連合との戦いに参加した。[3] シーヴ・パルパティーン最高議長が戦争終結時に共和国を銀河帝国再編し、自らを皇帝と称した後[4]、歴戦の勇士であるロモディは新設された帝国地上軍の最初の将軍のひとりとなった。ロモディ将軍はウィルハフ・ターキンとともにいまだ統治されていないウエスタン・リーチ領域の平定作戦で活躍した。[3] オゴス・ティアの戦いの後、ロモディは復興事業にも取り組んだ。のちに惑星アケニスにある帝国アカデミーにて、ジュリアン大佐が教鞭をとる戦術・戦略のクラスで、ロモディによる復興事業が議題となった。[5] 引退後、ロモディは軍隊に戻るよう個人的な打診を受け、デス・スター計画の準備に力を貸すことになった。[3]

スカリフの戦い

「敵艦隊に照準を合わせますか?」
「艦隊はヴェイダー卿に任せろ。目標はスカリフの基地だ」
―ロモディ将軍とウィルハフ・ターキン[出典]
Tarkin Scarif

スカリフの戦いのさなか、ロモディとターキン

0 BBY[6]初期反乱運動時代の末期、ロモディは完成が近づいていたデス・スター・バトル・ステーションオーバーブリッジに招かれ、他の帝国軍将校たちとともにスーパーレーザー砲の最初の実地テストを見守った。テストは成功に終わり、デス・スターは衛星ジェダ聖都を完全に破壊した。その後、ロモディを始めとする将校たちが周囲で見守る中、グランドモフ・ターキンは先進兵器研究部門オーソン・クレニック長官とデス・スターの指揮権をめぐって舌戦を繰り広げた。クレニック長官は、デス・スター建造の功績は自分のものだと吠え立てたが、ターキンは極秘建造計画に情報漏れが起きていることを指摘し、クレニックは長官にふさわしくないと告げた。クレニックは反論することができず、調査を進めると言い残してデス・スターのブリッジから去っていった。[7]

惑星スカリフ帝国安全管理施設反乱同盟軍による攻撃を受けた時、現地にいるソトラス・ラムダ将軍の部下から、デス・スターにいるロモディ将軍のもとへ報告が入った。[8] ローグ・ワンを自称する反乱軍分隊が、スカリフに保管されているデス・スター設計図を奪取するため戦いを起こしたのである。ロモディはターキンに情報を伝え、クレニック長官も現在スカリフにいると知らせた。ターキンはスカリフにバトル・ステーションの設計図があることに気づき、ハイパースペース・ジャンプの準備と、ダース・ヴェイダーにも状況を知らせるようロモディに命じた。デス・スターがスカリフの軌道に到着した後、ロモディは同盟軍艦隊に照準を合わせるべきかと尋ねたが、ターキンはスカリフの基地に攻撃を行うよう命じた。ロモディは反応炉1基を使ってスカリフのシタデル・タワーを砲撃せよというグランドモフの命令を部下に伝えに向かった。スーパーレーザーの攻撃はシタデルとその周辺一帯を消し飛ばし、クレニックや地上にいた帝国軍も攻撃の巻き添えとなった。[7]

しかしスカリフの施設破壊は無駄骨だった。設計図はすでに反乱同盟の手に落ち、プリンセスレイア・オーガナ外交船タナヴィーIV>によって戦場から持ち出されていたのである。[7] 間もなくヴェイダーのスター・デストロイヤーデヴァステイター>が<タナヴィーIV>をタトゥイーン上空で拿捕したが、設計図の奪回には至らなかった。[1] ロモディはさらなる情報漏れが起きることを懸念し、即座に政治的・軍事的反対勢力を無力化する行動を起こすべきであるとターキンに最優先通信でメッセージを送った。しかしこの通信は、反乱同盟がプリンプト付近のホロネット人工衛星に仕込んだ装置で傍受され、同盟情報部ハクセン・デルト大佐の手に渡った。デルトが回収した通信は、エイレン・クラッケン将軍によって報告書にまとめられ、モン・モスマ議長に提出された。[9]

デス・スターの会議

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デス・スターの会議に参加するロモディ

それからしばらくして、ロモディ将軍はモラドミン・バスト主任ウルフ・ユラーレン大佐、シウォード・キャス主任、トレック・モロック将軍、カシオ・タッグ将軍、コナン・アントニオ・モッティ提督[10] といった帝国の重鎮たちとともに、デス・スター会議室で開かれた会合に参加した。話し合いの途中、ヴェイダーを引き連れたターキンが遅れて会合に加わり、皇帝が帝国元老院解散させたことを一同に知らせた。タッグは反乱軍が設計図を解析してデス・スターの弱点を突き止める可能性を指摘したが、一方でモッティは超兵器の力を信じて疑わなかった。その後、デス・スターはヤヴィン4にある反乱軍の基地を叩くためヤヴィン星系へジャンプした。[1]

しかし結局タッグの不安が的中し、デス・スターは完成した直後であるにも関わらずヤヴィンの戦いで破壊されることになった。反乱同盟はスカリフで手に入れた設計図を解析し[1]、科学者ゲイレン・アーソが超兵器構造の中に仕込んだ[7] 弱点を突き止めた。反乱同盟はバトル・ステーションに対する決死の攻撃作戦を行い、反乱軍パイロットルーク・スカイウォーカー排熱孔プロトン魚雷を命中させてデス・スターを葬った。[1] その後、皇帝パルパティーンは他に使える者がいなくなったため、ヤヴィンの戦い当時デス・スターを離れていたため巻き添えにならずに済んだタッグを帝国の大将軍に昇格させた。[11]

個性と特徴

ハースト・ロモディは白色人種の人間男性で、スカリフの戦い当時、茶色いはほとんど禿げ上がり、白髪が混じっていた。[7] 多くの戦いを経験した歴戦の軍人であるロモディは、デス・スターがもたらす科学技術の脅威に誇りと興奮を抱いていた。[8] またロモディは皇帝パルパティーンから非常に気に入られていた。[9]

装備

銀河帝国の将軍であるロモディは、ほかの多くの帝国軍士官と同じく灰色のしわがないゲイバーウール製の軍服を身に着けていた。また彼は左の胸に黄色い6つのタイルが一列に並んだ階級プレートをつけていた。[3]

制作の舞台裏

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『新たなる希望』のロモディ

ハースト・ロモディの初出は、1977年に発売された『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の小説版アラン・ディーン・フォスター著)である。小説版では、映画のモッティ提督の台詞をロモディ将軍が発している。小説版と劇場版のキャラクターが同一人物であるか否かは長らく不明だったが、2012年に作家のジェイソン・フライが映画の“禿げた男”がロモディであると明言した。ロモディを演じた俳優はクレジットされていないが、映画ファンサイト Aveleyman によればイアン・セルビーである。また2012年発売の設定資料集『The Essential Guide to Warfare』でキャラクターに「ハースト」というファーストネームが与えられた。

拡張世界の設定が“レジェンズ”扱いとなった後、正史世界観におけるロモディの立ち位置は再びあやふやになったが、2015年発売の正史のジュニアノベル『帝国の奉仕者:秘密のアカデミー』(ジェイソン・フライ著)で「ロモディ将軍」というキャラクターが言及され、フライがTwitter上で『新たなる希望』のロモディと同一人物だとコメントした。[12]

2016年公開の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の製作時、制作クルーは『新たなる希望』のデス・スター会議室のシーンに登場したキャラクターを本作で再登場させようと考えた。最終的にロモディが選ばれ[13]アンディ・デ・ラ・トゥーアが俳優に起用された。エンドロールには「ハースト・ロモディ将軍」というフルネームの役名でクレジットされている。[7]

登場エピソード

Romodi

『ローグ・ワン』のロモディ

参考資料

脚注

他言語版
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