- 「生きて明日も戦ってくれ、兄弟。生きて明日も戦うんだ」
- ―ハードケースの最期の言葉[出典]
ハードケース(Hardcase)はクローン戦争期に共和国グランド・アーミーの第501軍団に所属したクローン・トルーパーのニックネームである。21 BBY、ハードケースは惑星サルーカマイで分離主義勢力の将軍グリーヴァスとの戦いに参加した。彼はクローン・キャプテンのレックスやトルーパー・ジェシー、キックスとともに地上へ送り込まれ、グリーヴァスの宇宙船から射出された脱出ポッドを捜索する。コマンドー・ドロイドの攻撃でレックスが負傷した際、ハードケース、キックス、ジェシーはキャプテンを付近の農家まで運び込み、グリーヴァスの居場所を掴んだジェダイ・マスター・オビ=ワン・ケノービと合流を果たす。20 BBY、ハードケースと第501軍団はゴースト星雲のアンバラへ派遣され、ジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーやレックスに率いられて闇に包まれた惑星の地上へ降下した。
アンバランの民兵と戦いを繰り広げていた時、スカイウォーカーはジェダイ最高評議会によってコルサントへ呼び戻され、代わりにポング・クレル将軍が第501軍団の指揮官となった。共和国軍はアンバランの首都攻略を最終目標に掲げて進撃を開始したが、第501軍団はクレル将軍の無謀な作戦で多大な犠牲者を出した。首都の補給拠点となっていた空軍基地への攻撃を命じられた際、第501軍団はアンバラン民兵のハイテク兵器に苦しめられたが、ハードケースとARCトルーパー・ファイヴスが基地に潜入して敵のスターファイターを奪取し、仲間たちの危機を救った。その後、アンバランが軌道の分離主義勢力補給船から新しい武器を受け取っていることが判明すると、ハードケース、ファイヴス、ジェシーはクレル将軍の指示を無視してアンバラン・スターファイターで出撃し、上空戦の混乱に乗じて補給船内部に潜入した。ハードケースは強力な光線シールドに守られた主要反応炉を爆破するため1人で船内に残り、ファイヴスとジェシーの脱出を見守った後、ミサイル・ポッドを反応炉に直撃させた。ハードケースは補給船の爆発で命を落としたが、彼の犠牲は共和国の勝利に貢献した。
登場作品[]
- スター・ウォーズ アドベンチャーズ:クローン・ウォーズ バトル・テールズ
- 501プラス・ワン—エイジ・オブ・リパブリック スペシャル
- クローン・ウォーズ – 逃亡者 (初登場)
- クローン・ウォーズ – アンバラの暗雲
- クローン・ウォーズ – クレル将軍
- クローン・ウォーズ – 作戦への反抗
- クローン・ウォーズ – クレルの正体 (回想シーン)