- 「野郎ども、ベルトを締めて弾丸を確認しろ。行くぞ!」
- ―バズ[出典]
バズ(Buzz)は共和国グランド・アーミーの第41精鋭兵団に所属したクローン・トルーパーのニックネーム。クローン戦争中、ジェダイ将軍ルミナーラ・アンドゥリの指揮下に入り、第二次ジオノーシスの戦いに参加した。主要ドロイド工場破壊に成功した後、アンドゥリとバズはジオノージアンの分離主義勢力を率いるポグル・ザ・レッサー大公を捜索する。2人は廃墟となったプロゲイト寺院にたどり着き、不死身のジオノージアン戦士に襲われた。その後、アンドゥリを救出するため寺院にやって来たコマンダー・コーディがバズの死体を発見した。
経歴[]
他のクローン・トルーパーと同様、バズも惑星カミーノで生み出され、共和国グランド・アーミーの兵士として訓練された。クローン戦争の序盤、彼はジェダイ将軍ルミナーラ・アンドゥリが率いる第41精鋭兵団の隊員になり、第二次ジオノーシスの戦いに参加する。ポグル・ザ・レッサー大公のドロイド工場を破壊すべく、アンドゥリとアナキン・スカイウォーカー将軍はそれぞれの弟子であるバリス・オフィーとアソーカ・タノを潜入作戦に送り出した。バズはブラスター砲を装備してアンドゥリ、スカイウォーカーによる陽動攻撃に加わり、工場周辺のタワーから出現したジオノージアンの兵士を迎え撃った。工場内から分離主義勢力の新型兵器スーパー・タンクが現れると、バズは第41部隊、第501軍団、第212突撃大隊のメンバーと共に迫撃砲の射程外へと退却した。その後、スカイウォーカーとアンドゥリは工場へと続くブリッジを爆破し、スーパー・タンクを谷底に落下させた。続いて2人のパダワンが工場の反応炉を爆破し、バズとトルーパーたちは崩れ落ちる建物から離れた。
その後、アンドゥリ将軍とバズはBARCスピーダーに乗ってポグル大公の捜索を開始した。2人は砂漠地帯でポグルの行き先の手掛かりとなる弾薬コンテナを発見した。アンドゥリはジェダイのオビ=ワン・ケノービやキ=アディ=ムンディに連絡を取り、2人の反対を押し切ってポグルの捜索を断行した。バズはコンテナを調べ、ポグルの装甲型強襲用戦車がプロゲイト寺院の方角へ向かったことを突き止める。寺院は共和国の攻撃で破壊され、既に廃墟になっていたが、バズは瓦礫の中からカタコンベへの入り口を発見した。その直後、バズは不死身のジオノージアン戦士に襲われ、命を落とした。
人物[]
バズは賞金稼ぎジャンゴ・フェットのクローンで、身長は1.83メートルだった。バズは乾いたユーモアの持ち主だったが、司令官であるルミナーラ・アンドゥリ将軍の命令に忠実に従っていた。彼はポグルの戦車から落下した弾薬コンテナを調べることで、戦車の進行方向を割り出すことができた。
装備[]
バズは同時期の他のクローンと同じくフェーズIクローン・トルーパー・アーマーを身に着けた。彼のアーマーには緑のマーキングが施され、ヘルメットにはバトル・ドロイドの撃破数を示すチェックマークが描かれていた。ジオノーシスの戦いでドロイド工場を攻撃した際、バズはZ06ブラスター砲を使用していたが、プロゲイト寺院を調査した時には標準的なDC-15Aブラスター・カービンに持ち替えていた。また、バズはスピーダー・バイクを操縦することができた。