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「わたしたちは略奪者ではない。同盟よ。そして戦争は始まったばかり」
エンフィス・ネスト[出典]

バッチャ・ハナリス(Batcha Hunaris)はエンフィス・ネスト率いるクラウド=ライダーズに所属した男性である。ハナリスはもともと惑星オリンダ燃料補給所で働く警備員だったが、クラウド=ライダーズがこの補給所を襲撃した際に、彼らと行動をともにすることに決めた。やがてハナリス自身もこのスウープギャングのメンバーとなり、ヘルメットで素性を隠して襲撃に参加するようになった。10 BBY、ハナリスとクラウド=ライダーズは惑星ヴァンドアクリムゾン・ドーン・シンジケートによるコアクシウム強奪を妨害し、銀河帝国コンヴェイエクス輸送車をめぐってトバイアス・ベケットクルーと戦った。しかしコアクシウムを積んだ列車は雪に衝突して大爆発を起こし、クラウド=ライダーズとベケットのクルーはどちらも手ぶらで戦場を離れることになった。

ハナリスとクラウド=ライダーズはその後もベケットのクルーの行動に目を光らせ、まもなく惑星サヴァリーンナコティック・コーストで再び彼らと対峙した。惑星ケッセルで未精製コアクシウムを手に入れることに成功したベケットたちは、サヴァリーンのビス精製所でハイパー燃料を加工し、クリムゾン・ドーンに差し出そうとしていた。しかしクラウド=ライダーズはベケットの仲間のハン・ソロを説得し、コアクシウムを反乱運動に役立てるべく、シンジケートの首領ドライデン・ヴォスに立ち向かうことになった。ハンが立てた作戦に従い、ハナリスたちはサヴァリアンでシンジケートのギャングを迎え撃ち、勝利を収めた。ヴォスはこの事件で命を落とし、コアクシウムは無事にクラウド=ライダーズの手に渡った。

経歴[]

列車略奪[]

Solo Conveyex

ハナリスたちが強奪を試みたコンヴェイエクス

かつてバッチャ・ハナリスは惑星オリンダにある燃料の補給所で警備員として働いていた。エンフィス・ネストが率いるクラウド=ライダーズギャングがこの補給所を襲撃した際、ハナリスは彼女たちと行動をともにすることを決意し、やがて自身も略奪団のメンバーとなった。[1] 帝国時代10 BBY、ハナリスとクラウド=ライダーズのメンバーは貴重なハイパー燃料コアクシウム銀河帝国から略奪するため、寒冷惑星ヴァンドアへ旅した。彼らは、コアクシウムを手に入れたあかつきには、帝国やクリムゾン・ドーンをはじめとする犯罪シンジケートへの抵抗運動に役立てるつもりだった。スウープ・バイクにまたがったクラウド=ライダーズのギャングたちはコアクシウムを運搬中の20-Tレールクローラー・コンヴェイエクス輸送車[2] ICC-5537[1] に向かって降下したが、既にクリムゾン・ドーンから依頼を受けたトバイアス・ベケットクルー列車強奪に取り掛かっていた。[2]

コンヴェイエクスがレールの上を走り続ける中、クラウド=ライダーズはベケットのクルーと銃撃戦を繰り広げた。バルーシュ・ポークが敵のATホーラーへ、エンフィスがコンヴェイエクスへそれぞれ乗り移った際、ハナリスは他のクラウド=ライダーズとともにスウープに留まり、コアクシウムを運搬している輸送車に向かってグラップリング・フックを発射した。一方、ベケットのギャング団もATホーラーとケーブルを繋いで車両を持ち去ろうとした。チューバッカによって他の車両から切り離されたコアクシウムの輸送車は、爆破されたブリッジからレールを外れ、ATホーラーとスウープによって持ち上げられる形になった。ATホーラーを操縦するパイロットハン・ソロはこのままでは共倒れになると判断し、雪山に衝突する直前でケーブルを切り離した。スウープ・ギャングたちも同じ行動を迫られ、結局両勢力は手ぶらでヴァンドアを後にすることになった。[2]

サヴァリーン[]

「クリムゾン・ドーンをはじめ、5大シンジケートは言葉にできないほどの極悪非道な行為を銀河中で行ってきた」
「お前が言うだけではな」
「いいえ、彼らが証言する。わたしたちの星はすべてシンジケートの残虐行為を受けた」
エンフィス・ネストトバイアス・ベケット[出典]
Enfys Nest and company DB

ハナリスとクラウド=ライダーズ

クラウド=ライダーズはその後もベケットのクルーの活動に目を光らせ、彼らが惑星ケッセルスパイス鉱山で別のコアクシウムの強奪を企てていることを突き止めた。ベケットのクルーが未精製コアクシウムを手に入れ、ビス精製所がある惑星サヴァリーンへ向かうと、クラウド=ライダーズも彼らを追ってナコティック・コーストを訪れる。エンフィスとハナリスたちはサヴァリアンの入植地の外でベケットのクルーを取り囲み、一触即発のにらみ合いになった。しかしエンフィスは無用な対立を避け、話し合いでの説得を試みることにした。彼女はクリムゾン・ドーンの残虐さをベケットたちに説き、コアクシウムは犯罪シンジケートではなく反乱運動に提供すべきだと迫った。[2]

ベケットの仲間のハン・ソロはエンフィスに説得され、クリムゾン・ドーンの首領ドライデン・ヴォスを倒してコアクシウムを確保するための作戦を立てた。ハンとキーラチューバッカはコアクシウムを回収しにやってきたヴォスのスター・ヨットファースト・ライト>へ向かい、クラウド=ライダーズはサヴァリアンの村で敵を待ち伏せすることになった。ハンはベケットが裏切ることを予期しており、ベケットの密告を受けたヴォスが、“本物”のコアクシウムを手に入れるため村に部下を派遣するだろうと読んでいたのである。ハナリスとクラウド=ライダーズは村人と衣装を取り替えて敵を欺き、エイモン・グレム率いるギャングの待ち伏せに成功する。一方、ヴォスはハンの仲間のキーラに殺され、ベケットもハンによって倒された。エンフィスがハンに礼を言った後、ハナリスと仲間たちはコアクシウムをスウープ・バイクに積み込み、村を後にした。[2]

人物[]

粗野な男であるハナリスは、ナイフブラスターよりも棍棒や拳で戦うのを好んだ。[1]

装備[]

バッチャ・ハナリスは焼き入れしたキャノン・バレルを利用したブラジオン(棍棒)をはじめ、ナイフや棍棒などを使って戦った。ハナリスは茶と白いヘルメットを着用し、3つのポーチがついたベルトと、各指にスパイクがついたグローブを身につけていた。また、ハナリスは右腕から皮の束を下げていた。[1]

制作の舞台裏[]

バッチャ・ハナリスは2018年の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場するキャラクターである。[2] パブロ・ヒダルゴによる設定資料集『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド』で初めて名前が明かされた。[1] ハナリスはエンドロールにクレジットされていないスタントマンによって演じられた。[3]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
  3. TwitterLogo @deetailsディー・テイルズ) - X (旧Twitter). “Yeah, Regineer Teed, is me. Gelan Yees, Dilu Miah. Auromae Iselo, Derek Arnold. Tubes, Aiden Cook aka Two Tubes. Silvasu Fi, Stephanie Silva. Faddera Rabar, Barbara Fadden. Other than Warrick (Weazel) and Erin (Enfys) the others are stuntmen and women.” スクリーンショット
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