バラボ(Barabo)はハイ・リパブリック時代以前に活動したプーバ種族のジェダイ・マスター。232 BBY頃、バラボはジェダイたちの間で偉大なマスターとして知られており、とある古代のジェダイ・テンプルには、バラボとその活躍を描いた壁画が存在した。バラボと同じくプーバのジェダイ・イニシエイトであるナブスは、マスター・ジア・ザルドア・ザナの引率で古代のテンプルを見学した際に、隠し部屋に保管されていたバラボのライトセーバーを発見した。バラボのセーバーはジェダイ・アーカイブに保管されることになり、ナブスはグランド・マスター・ヨーダやパイロットのナッシュ・デュランゴたちの助けを借りてセーバーを惑星コルサントへ運んだ。
経歴[]
プーバ種族のジェダイ・マスター、バラボはハイ・リパブリック時代以前に活動した。[1] 他の多くのジェダイのライトセーバーと同様[2]、バラボが制作したライトセーバーもジェダイ・オーダーのアーキテクト・ドロイドであるヒュイヤン教授によって記録に残されていた。ある時、バラボは人々を苦しめていたカイロダクティルにライトセーバーで立ち向かい、この凶暴な生き物を追い払った。やがてバラボは偉大なジェダイ・マスターとして知られるようになり、とある星の古代のジェダイ・テンプルには、バラボとその物語を描いた壁画が造られた。[1]
232 BBY頃[3]、ナブスやカイ・ブライトスター、リス・ソレイをはじめとするジェダイ・イニシエイトたちがマスター・ジア・ザルドア・ザナとグランド・マスター・ヨーダに引率され、古代のテンプルを見学した。バラボと同じくプーバ種族であるナブスは、自分と同じ特徴を持つ人物を描いた壁画を見つけ、その表面を覆っていたツタを取り払った。その後、ナブスたちは壁画の下に隠されていた秘密の入り口を偶然発見し、その先の小さな部屋でライトセーバーを発見した。ヨーダは、セーバーの持ち主である壁画の人物がバラボという名前であることをナブスに教え、貴重な遺物であるセーバーを惑星コルサントのジェダイ・アーカイブに保管することにした。[1]
ヨーダはコルサントへの旅にナブスを誘い、バラボのセーバーを彼に預けた。2人はパイロットのナッシュ・デュランゴとRJ-83が操縦するシャトル<クリムゾン・ファイアホーク>に乗って出発したが、バラボのセーバーを手に入れて浮かれているナブスの不注意により、近隣のジャングルの星に不時着してしまった。ナブスのミスはさらに重なり、バラボのセーバーと船のスタビライザーが肉食植物のさやの中に飲み込まれた。しかしヨーダから、バラボのような偉大なジェダイになれる素質があると励まされたナブスは、仲間と力を合わせてセーバーやスタビライザーを取り戻した。その後、一行はバラボのセーバーをジェダイ・テンプルにあるヒュイヤンの作業場へ持ち込んだ。ナブスは教授によって修理されたセーバーを起動し、仲間たちが見守るなか青いブレードを天高く掲げた。[1]
人物[]
- 「このジェダイはプーバね。あなたと同じ」
- ―ナブスに対し、リス・ソレイ[出典]
バラボはがっしりとした体格のプーバ種族で、豊かな毛並みに覆われており、顎の毛を結んでいた。ジェダイであるバラボはフォースの感応能力を備えており、古代のジェダイ・テンプルの壁画には、両手のあいだにライトセーバーを浮かせているバラボの姿が描かれていた。[1]
装備[]
- 「このライトセーバーは偉大なジェダイ・マスター、バラボの物じゃ」
- ―ヨーダ[出典]
バラボは青いブレードを発するクロスガード・ライトセーバーを所有していた。このセーバーにはブレード・エミッターの左右に鉤型の突起が付いており、横方向に向かって放出される小さな刃を、突起部が受け止める構造になっていた。ナブスによって再発見された当時、このセーバーは内部のカイバー・クリスタルが外れ、焦点リングが損傷を負っていたが、ヒュイヤンによって修理されて再び使用可能になった。[1]
登場作品[]
- ヤング・ジェダイ・アドベンチャー – ナブスのミス (初登場) (壁画が登場)
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 1.4 1.5 1.6 1.7 ヤング・ジェダイ・アドベンチャー – ナブスのミス
- ↑ Professor Huyang - 公式データバンク
- ↑ ウォルト・ディズニー・スタジオのプレスリリース資料によれば『スター・ウォーズ:ヤング・ジェダイ・アドベンチャー』の時系列は映画『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の200年前であるため、『スター・ウォーズ タイムライン』で紹介されている暦に照らし合わせると、年代は232 BBYとなる。