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「手早くクレジットを稼ぐ方法を思いついた」
オメガ[出典]

バラーンス(Balaans)は2名のプレーヤーで行うカード・ゲーム。ゲームの勝敗はプレーヤー同士の賭博の対象となった。18 BBY頃、クローンの少女オメガ宇宙港の職員を買収するのに必要なクレジットを手に入れるため、惑星ラウカンティーナトランドーシャンギャンブラーとバラーンスの賭け勝負に臨んだ。その後、オメガは帝国軍マン大尉にもバラーンスで勝利したが、マンは負けを認めつつ、賭博の罰金という名目でオメガから1万クレジットを巻き上げた。

カード[]

「もう一戦やらない? わたしのツキもいつかは落ちる」
「ああそりゃそうだ。でも今度は俺が配る」
―オメガとトランドーシャンギャンブラー[出典]

バラーンスのデッキは30枚のカードからなり[2]、カードの裏面がいデッキを片方のプレーヤーが、黒いデッキをもう片方が使用した。[1] デッキを構成するカードには、ナンバー・カードと[3] スペル・カード[2] (絵札)の2種類が存在し[3]、絵札にはデストロイディフレクトバフスティールトゥルースブロックなどの種類があった。[4] スペル・カードにはそれぞれ異なるイラストが描かれ、カードの名前がオーラベッシュテキストで表記されていた。[2]

進行[]

「3つの東方の星。これでゲームオーバーだ」
バーテンダー・ドロイド[出典]
“3つの東方の星”

“3つの東方の星”

バラーンスは2名のプレーヤーによって行われた。向かい合って座ったプレーヤーは、デッキに積まれたカードを交互にドローしていき、手札に数枚のカードを保持しながら、各自の場の5つの山にカードを表向きに重ね合わせていった。山にカードを重ねる際に特定の役が揃っていると勝利となり[1]、“3つの東方の星”は勝利がほぼ確定する役だった。[3]

歴史[]

「何か忘れてないか。まだ罰金を払ってないだろう」
「何の罰金?」
「ギャンブルはここじゃ違法行為だ」
―マン大尉とオメガ[出典]
オメガとマン大尉の対局

オメガとマン大尉の対局

帝国時代初頭の18 BBY頃、クローンオメガクロスヘアー、そしてラーカ・ハウンドバッチャー惑星ラウを訪れた。オメガは宇宙港の職員を買収するのに必要なクレジットを手に入れるため、町のカンティーナギャンブルをすることに決めた。カンティーナの中央のテーブルでは、アクアリッシュトランドーシャンのギャンブラーによるバラーンスの対局が行われていた。アクアリッシュが敗北して退席した後、オメガは無一文であることを隠してトランドーシャンに勝負を申し込み、勝利を重ねて見物人たちを盛り上げた。すると帝国軍将校マン大尉がカンティーナに現れ、新顔に目を付けた。マンはトランドーシャンに代わってオメガに勝負を挑み、気が散るという理由でバッチャーを店の外に出させた。マンは勝利を確信したが、オメガは3つの東方の星を揃えて勝利を掴み、カンティーナの客たちを沸かせた。マンは敗北を受け入れてクレジットを支払ったが、その後、賭博の罰金という名目でオメガから1万クレジットを巻き上げた。[1]

制作の舞台裏[]

バラーンスは2024年2月28日に公開された『スター・ウォーズ:バッド・バッチシーズン3第4話『それぞれのやり方』で初めて登場した。[1] ゲームの名称やカードの種類は StarWars.com のエピソード・ガイドや[2][3] 公式データバンクで判明した。[4]『バッド・バッチ』に登場する新たなカード・ゲームの制作にあたり、スタッフは完全なルール・セットを作って実際に何ラウンドかプレーを行った。またオメガとマン大尉の対局は全ラウンド分が制作されたが、エピソードのペース配分を保つため、重要な部分のみにカットされた。[3]

設定の混乱[]

バラーンスの絵札のイラストは『バッド・バッチ』シリーズに携わる多数のコンセプト・アーティストたちによって描かれた。エピソード・ガイドに掲載されているコンセプト・アート・ギャラリーでは、スライド5枚分にわたって絵札のデザインが紹介されていたが、ページ公開後しばらくしてそのうち3枚が削除された(削除されたスライドには、絵札と説明文の組み合わせが間違っているものがあった)。[2]

エピソード・ガイドのトリビア・ギャラリーの説明文にも若干の混乱が見られる。それによると、バラーンスのデッキはナンバー・カード(赤5枚/青5枚)と絵札(デストロイ2枚/ディフレクト2枚/ブラフ2枚/スティール2枚/ブロック4枚)によって構成される。[3] しかし本編の描写では青のナンバー・カードは確認できない。[1] またコンセプト・アート・ギャラリーやデータバンクの記述と照らし合わせると、ブラフ(bluff)はバフ(buff)の誤りと思われる。またコンセプト・アート・ギャラリーやデータバンクによると、少なくとももう1種類の絵札(トゥルース)が存在する。[2][4]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]