帝国時代初頭の18 BBY頃、銀河帝国から離反したクローン・トルーパーの反乱グループが惑星バルモーラ上空で帝国の囚人護送船であるゴザンティ級クルーザーを襲撃した。彼らの目的は、クローンの囚人ハウザーたちを救い出すことと、この船の行き先の座標をはじめとする機密情報の収集だった。ピアース艦長指揮下のゴザンティ級クルーザーはバルモーラの大気圏を出た直後に輸送船<レモラ>に襲撃され、ハイパードライブを破壊された。<レモラ>は続けてクルーザーの武器システムをダウンさせると、リーチ・ヴェッセル<レモラ=ワン>を使って敵艦内にチームを送り込んだ。[3]
チームは艦内にいたTKストームトルーパーを次々とスタン・ビームで倒し、ファイアボールが監房からハウザー他2名の囚人を救出した。一方、エコーとネメックはブリッジを制圧したが、ピアース艦長は尋問に屈するよりエレクトロ・カプセルを使って自ら死を選んだ。船のデータ・バンクの記録は既に消去されていたが、エコーはできる限りの情報を復元し、回収した。まもなく帝国軍の増援であるヴェネター級スター・デストロイヤーがバルモーラ星系に到着し、アルファ3ニンバス級Vウイング・スターファイターを出撃させた。しかしクローンのチームはクルーザーから離脱すると、数機のVウイングを撃墜したのち、ハイパースペースへ逃げ去った。その後、ハウザーたちはコルサントへ運ばれ、クローンの反乱ネットワークに加わった。[3]