- 「わたしは長年にわたりクローンと働いてきた。彼らは有能な戦士で、どこまでも忠実だ。彼らをあっさりと手放してしまってよいのでしょうか?」
- ―バートン・コバーン[出典]
バートン・コバーン(Barton Coburn)は人間の男性で、銀河共和国と銀河帝国に仕えた軍人。クローン戦争中、共和国宇宙軍で提督の階級に就き、ヴェネター級スター・デストロイヤーの指揮を執った。コバーンはこの戦争でしばしばジェダイ・マスターのプロ・クーン将軍と行動を共にした。20 BBY、コバーンとクーンは分離主義勢力に囚われたウィルハフ・ターキン艦長とマスター・イーヴン・ピールをシタデル刑務所から救出するため、惑星ローラ・サユーへ派遣された。コバーンは軌道上で敵防衛艦隊との宇宙戦を指揮し、その間にリパブリック・ガンシップが地上の救出チームを回収した。ピールは戦死したものの、共和国軍はターキンを救出し、貴重なネクサス・ルートの情報を守り抜いた。
同年、コバーンとクーン将軍はジェダイ・ナイト・アナキン・スカイウォーカーやパダワン・アソーカ・タノの部隊と合流し、惑星カダーヴォにおける戦いに参加した。コバーンはザイゲリアン奴隷帝国によって誘拐されたトグルータの奴隷たちを救出するため、クローン・コマンダーCC-3636“ウォルフ”とともにアーキテンス級軽クルーザー<ハンド・オブ・ジャスティス>に乗り込んだ。タノのアイデアに従い、コバーンは軽クルーザーをカダーヴォ奴隷矯正施設の真下に移動させることで、火山のクレバスに落とされるところだった奴隷たちを受け止めた。またのちにコバーンはカリダ上空の宇宙ステーション<ヴァーラー>で開催された共和国戦略会議に参加した。<ヴァーラー>は分離主義勢力によるテロ攻撃の標的となったが、コバーンたちはD分隊の活躍で九死に一生を得た。
戦争終盤の19 BBY、コバーンは他数名の共和国軍将校とともにジェダイ・テンプル格納庫爆破事件の犠牲者の葬儀に参列した。またコバーンはレッタ・ターモンド殺人容疑で逮捕されたタノの裁判にも出席した。同年、共和国はクローン戦争の終結に伴って銀河帝国へ再編され、コバーンも帝国軍の所属となった。帝国時代初頭、コバーンはターキン総督やハースト・ロモディ将軍、オーソン・クレニック、ドクター・ロイス・ヘムロックとともに惑星エリアドゥのレイヴンズ・ピークで開催されたサミットに参加した。コバーンはこの会議で、退役したクローン・トルーパーを研究の実験台にするというヘムロックのアイデアに反対した。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – 勝利の代償 (初登場)
- クローン・ウォーズ – カダーヴォからの脱出
- クローン・ウォーズ – 惨劇へのカウントダウン
- クローン・ウォーズ – 真実の行方
- クローン・ウォーズ – ジェダイの過ち
- バッド・バッチ – サミット
- バッド・バッチ – プラン99
参考資料[]
- Admiral Coburn - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- 週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第35号 (スターシップ・ファクトファイル:ヴェネター級スター・デストロイヤー)
- 週刊スター・ウォーズ ミレニアム・ファルコン 第60号 (スターシップ・ファクトファイル:アークワイテンズ級軽クルーザー)
- Admiral Coburn - 公式データバンク
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 Admiral Coburn - 公式データバンク
- ↑ Admiral Coburn - エンサイクロペディア (バックアップ・リンク - Archive.org)
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 クローン・ウォーズ – 勝利の代償
- ↑ 4.0 4.1 バッド・バッチ – サミット