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バードッタン(Bardottan)は惑星バードッタ出身の知覚種族フォースと高い調和性を持っていた。バードッタンにはマルモーラルと呼ばれる悪魔を崇拝する信仰が存在した。この宗教は一度消滅したが、バードッタンのペティーンダソミリアンマザータルジンが率いる“フランゴール・カルト”の手で復活を遂げた。バードッタンにはダゴーヤン・マスターと呼ばれる組織があり、女王の指揮のもと、バク=トヴ評議会が惑星バードッタを統治していた。クローン戦争期、ジュリアがバードッタンの女王を務めていた。この頃、フランゴール・カルトは生命に宿るフォースの力を収集してマルモーラルに捧げるため、ダゴーヤンを誘拐し始めた。この計画はグンガン政治家ジャー・ジャー・ビンクスジェダイ・マスターメイス・ウィンドゥによって挫かれた。

生態と特徴[]

Julia

女性のバードッタン、ジュリア

バードッタンは2つの脚と腕を持つヒューマノイド種族だった。バードッタンは背の高い者と低い者の2種に分かれた。どちらの人種も細身のエイリアン種族で、長く湾曲した首と突き出た鼻を持っていた。また、頭部にカラフルなとさかを持つ者もいた。肌のは個体によってさまざまで、緑、灰色、オレンジ、赤、青などがあった(中には多彩な色の肌を持つ者もいた)。目の色も個体によって異なり、赤、オレンジ、黄色などがあった。また、どのバードッタンも目の中心に黒い虹彩があった。バードッタンの手の指は4本だった。バードッタンは銀河ベーシック標準語を話すことができたが、独自の言語も持っていた。バードッタンはフォースに調和した種族として知られていた。

歴史[]

フォース=センシティブのバードッタン種族は惑星バードッタに起源を持っていた。バードッタンにはマルモーラルを崇拝する悪魔信仰の宗教があった。この宗教はのちに消滅し、惑星バードッタはダゴーヤン・マスターバク=トヴ評議会によって統治されるようになった。ある時期、バードッタンの子供たちがジェダイ・オーダーに加わったが、ダゴーヤン・マスターはジェダイ・マスターが本人の意志に反して子供を連れ去ったと考え、ジェダイを泥棒や誘拐者として軽蔑するようになった。クローン戦争の時代、ジュリア女王ペティーン高位執事がバードッタの政府を導いた。ペティーンは密かにダソミリアンナイトシスターマザータルジンと手を組み、“フランゴール・カルト”と呼ばれるマルモーラル信仰を復活させていた。このカルトにはミング・ポザイゲリアンといった非バードッタン種族も参加していた。フランゴールの拠点は衛星ザードッサ・スティックスに置かれていた。クローン戦争中、ペティーンのカルトはダゴーヤン・マスターのメンバーを誘拐し始めた。ダゴーヤンは政府施設の地下深くにある儀式用の寺院に連れ去られ、マルモーラルへの生け贄としてフォースのエネルギーを奪い取られた。ダゴーヤンのマスター・ジョセフもフランゴールの囚人となった。

BardottanCouncil

クローン戦争当時のバク=トヴ評議会

ジュリア女王は銀河共和国に助けを求め、友人であるグンガン下級代議員ジャー・ジャー・ビンクスを寄こしてほしいとリクエストした。誘拐犯の陰謀を懸念したジェダイ・オーダーは、ビンクス代議員にジェダイ・マスター・メイス・ウィンドゥを同伴させた。2人は惑星バードッタでペティーンと護衛兵サヴェットに迎えられる。ウィンドゥは大きな闇が惑星を包み込んでいることに気付いたが、その正体を突き止めることができなかった。ジュリア女王が忽然と姿を消した後、ウィンドゥ、ビンクス、サヴェットは政府の寺院の地下深くを調査した。ビンクスはフランゴールに誘拐され、ダゴーヤン・マスターや女王と共に儀式の生け贄にされかけた。しかし、ウィンドゥが間一髪のところで地下寺院に駆け付け、ビンクスや捕虜を解放した。陰謀の黒幕だったペティーンはジュリア女王を連れてザードッサ・スティックスへと逃げ去った。ウィンドゥとビンクスはこの衛星でカルト信者やマザー・タルジンと戦い、女王を救って悪魔信仰の脅威に終止符を打った。

共和国時代、この種族のメンバー全員が「バードッタン」と呼ばれていたわけではなかった。

銀河系におけるバードッタン[]

Mars Guo before crash

ポッドレーサーのマーズ・グワオ

クローン戦争以前、バードッタンの子供たちがジェダイ・オーダーのメンバーに加わった。しかし、ダゴーヤン・マスターはジェダイ・マスターが本人たちの意志に反して幼いバードッタンを連れ去ったと考え、ジェダイを泥棒・誘拐者と見なした。こうした経緯から、ジェダイは惑星バードッタで歓迎されなかった。一部のバードッタンは母星から離れた場所で生活を送り、フランゴール・カルトのメンバーは衛星ザードッサ・スティックスに住んでいた。

バードッタンのマーズ・グワオポッドレーサーパイロットとして活躍した。種族の故郷から離れて活動していたグワオは、「バードッタン」とは呼ばれていなかった。ナブー危機のさなか、グワオはアウター・リム・テリトリーの惑星タトゥイーンで開催されたブーンタ・イヴ・クラシックポッドレースに参加した。レース序盤、グワオは2周目まで2着を保っていた。しかし、トップを走るダグレーサーセブルバがグワオのエンジンに向かってスクラップを投げ込み、マシーンを破壊してしまった。グワオは砂漠のコースに墜落してリタイアとなったが、セブルバも3周目に同じコースで墜落した。

ヤヴィンの戦いの5前、惑星ロザルにはバードッタンのタクシー・ドライバーが住んでいた。

登場作品[]

参考資料[]

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