パザーク(Pazaak)は歴史の古いカード・ゲームである。[1] デジャリックやサバックと同様、カジノで楽しまれる一般的なギャンブルのひとつだった。[5]
特徴[]
パザークの目的は、引いたカードの合計値をできるかぎり20に近づけ、かつ20を超えないようにすることである。サイド・デッキにある特別カードを引くことで、手札に変化をもたらすことが可能だった。惑星カントニカにあるカント・カジノの場合、プレイヤーはスタッフの許可があれば持参のサイド・デッキでパザークに参加することができ、カジノ内の特別ストアでデッキを作ることもできた。[4]
歴史[]
パザークはカント・バイトのカジノや[4]、惑星アキヴァのアルカサル・カンティーナ[2]、惑星タコダナにあるマズ・カナタの城など、銀河系各地でプレーされていた一般的なギャンブルのひとつだった。[5]
密輸業者のプラット・オキーフは、若い頃にノヴァニアン・グロッグに酔った状態でランド・カルリジアンとパザークをプレーして敗れ、603クレジットとハーグリック・クロノメーター、そして『スマグラーズ・ガイド』を失った。[6]
反乱同盟の軍人であるカルアン・イーマットによると、彼の所属する特殊部隊シュライクスは、同じく特殊部隊のヴェイプテイラーズ・ユニットの隊員たちとしばしばカンティーナの支払いを賭けてパザークに興じていたという。[7]
銀河内戦の終盤、新共和国は賞金稼ぎたちに銀河帝国の標的を記したパザーク・デッキのカードを配った。パザーク・カードの数字が大きければ大きいほど高額の賞金首という意味であり、ザブラクの賞金稼ぎジャス・エマリもエンドアの戦いの後に複数のカードを与えられた。彼女のカードの中で最高値の賞金首はグランドモフ・ヴァルコ・パンディオンだった。[2]
登場作品[]
- ドゥークー:ジェダイ・ロスト (言及のみ) (回想シーン)
- アフターマス (初言及)
- スター・ウォーズ・アップライジング (言及のみ)
- Star Wars:スコードロン (言及のみ) (表記はパザック)
- アフターマス:命の借り
- アフターマス:帝国の終焉 (言及のみ)
- ファズマ (言及のみ)
- 一夜の旅—カント・バイト
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ 小説版
参考資料[]
- スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- スター・ウォーズ:レベル・ファイルズ
- 最後のジェダイ:ローズ・ティコ:レジスタンス・ファイター
- スター・ウォーズ:スマグラーズ・ガイド