パブー(Pabu)は惑星パブーの海洋に存在した緑豊かな辺境の島。共和国時代の終盤、パブーはクローン戦争で家を失った難民たちの避難所となった。パブーは資源が乏しい島で、津波が発生することもあったため、壁に守られたアッパー・パブーと呼ばれる居住区が上層部分に築かれた。しかし新たな津波がしばらく発生することのないまま住民が増えていったため、やがて壁の下の海辺にローワー・パブーと呼ばれる新区画が発展した。[1]
帝国時代初頭、パブーはシェップ・ハザード町長によって統治されていた。海賊フィー・ジェノアはパブーを“故郷から離れた故郷”と呼び、ここに住む難民たちの文化の名残である芸術品を銀河系各地から取り戻しては、アッパー・パブーにあるアーキウムに保管していた。パブーはクローン戦争終結後の難民たちも受け入れていたが、銀河帝国による侵略を受けずに済んでいた。[1]
ジェノアがクローン・フォース99の友人たちを連れて<マローダー>でパブーに帰って来た後、この島はおよそ30年ぶりとなる津波に襲われた。シェップはクローン・フォース99の助けを借りながらローワー・パブーの住民たちを壁の上まで誘導した。下層の居住区は壊滅してしまったが、パブーの住民は1人も犠牲者を出すことなく災害をやり過ごした。その後、ハンターはパブーに残って島の復興を手伝うとシェップに申し出た。[1]
制作の舞台裏[]
この島はTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ:バッド・バッチ』シーズン2第13話『パブー』で初めて登場した。本作は2023年3月15日に動画配信サービス Disney+ で公開された。作中の描写や台詞から“パブー”は島の名前と解釈することもでき[1]、公式サイト StarWars.com でも島をパブーと呼んでいる記事がある。[4] しかし後日公式データバンクにアップされた記事にて、パブーは惑星の名前であることが明らかになった。[2]
登場作品[]
- バッド・バッチ – パブー (初登場)
- バッド・バッチ – 転換点
- バッド・バッチ – サミット
- バッド・バッチ – プラン99 (間接的に言及)
- バッド・バッチ – 未知の道 (間接的に言及)
- バッド・バッチ – 帰還
- バッド・バッチ – 危険領域
- バッド・バッチ – 前触れ
- バッド・バッチ – 覚悟の時
- バッド・バッチ – ジャガーノート
- バッド・バッチ – 援軍の到着