パラダイス・アトリウム(Paradise Atrium)は惑星ベスピンのティバナ採鉱コロニー、クラウド・シティに存在した上流階級のラウンジ。メインフロアに多数の椅子とテーブルが並び、窓際にはソファが置かれていた。また中央部に巨大な彫刻が飾られ、クラウド・シティの景色を楽しめる大きな窓が複数設けられていた。パラダイス・カンティーナでは飲み物も提供されており、人間やアグノート、トワイレック、ノソインなどの常連客で賑わっていた。またドロイドやクラウド・シティ警備兵、用心棒たちもアトリウムの常連だった。[1]
“鉄の封鎖”の時代、パラダイス・アトリウムはアイヴァックス・シンジケートの影の指導者ヴォラス・ザ・ハットの住居となっていた。皇帝シーヴ・パルパティーンの死が明らかになった後、若き“スマグラー”とその姉ライリーがヴォラスとの謁見を求めてアトリウムへ旅し、自分たちをつけ狙う銀河帝国のパージ・トルーパーからの庇護を求めた。ヴォラスは姉弟にシンジケートの任務を請け負ってもらう代わりに、2人がアトリウムのゲストルームを隠れ家として使うことを許した。やがて彼らの活動は、反帝国同盟の形成へと傾き始め、貴族社会のノーブル・コート、秘密結社のカフーン、アイヴァックス・シンジケート、トレード・スパイン・リーグの代表者らがアトリウムに集まって作戦を話し合うようになった。[1]
登場作品[]
- スター・ウォーズ・アップライジング (初登場)
参考資料[]
- アート・オブ・スター・ウォーズ・アップライジング
脚注[]
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