パレス・コートヤード(Palace Courtyard)は惑星ナブーの首都シードにあった公共の広場である。ナブーの侵略で深刻な被害を受けた場所に築かれた。
特徴[]
パレス・コートヤードはナブーの首都シードに作られた公共施設である。[1] コートヤード(中庭)とシード宮殿の間にはパレス・プラザと呼ばれる大通りが広がっていた。[3] この場所は32 BBYに発生したナブー侵略のさなかにトレード・フェデレーションのAATによって深刻な被害を受けたが、侵略時の経験則を活かした設計を取り入れ、見事な復興を果たした。コートヤードには散歩ができる優雅な歩道があり、円柱列にはナブーの歴史に名を残す偉大な哲学者や芸術家をかたどったホログラム式の壁面装飾が施されていた。[1]
歴史[]
22 BBY、安全のため故郷のナブーに戻ることになったパドメ・アミダラ元老院議員とジェダイ・パダワンのアナキン・スカイウォーカーは、AA-9コルサント貨物船でシード宇宙港に降りた後[2]、公共のエアバスでパレス・コートヤードに移動した。[1]
制作の舞台裏[]

『シスの復讐』で描かれたシード。コートヤードは宮殿の向かい側、パレス・プラザの先にある
パレス・コートヤードは映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で初めて登場した。『クローンの攻撃』ではコートヤードがシード宮殿の真正面に位置し、宮殿と直結しているように描かれている。前作『エピソード1/ファントム・メナス』ではシード宮殿の真正面にパレス・プラザがあったため、『ファントム・メナス』から『クローンの攻撃』までの間に街並みが変わり、パレス・プラザがコートヤードに作り変えられたと判断できる。
しかし2004年に発売された『エピソード6/ジェダイの帰還』DVD版の追加シーンでパレス・プラザが再登場し、『クローンの攻撃』と矛盾が生じた。2005年、映画『エピソード3/シスの復讐』でシードの街並みに修正が加えられ、コートヤードは宮殿の真正面ではなくパレス・プラザの先に位置づけられた。正史の設定資料集『アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科』でも“パレス・プラザは宮殿からコートヤードまで伸びている”と説明されており、『シスの復讐』の描写と合致する。
また、『アルティメット・スター・ウォーズ』の翻訳版では王室裁判所と誤訳されている。