- 「今の私は銀河一幸せなパロウィックよ」
- ―サイ・スヌートルズ[出典]
パロウィック(Pa'lowick)は丸い胴体と細長い手足が特徴の爬虫類型知覚種族である。沼地の惑星ロウィックに起源を持つ。黄色い肌に青い斑点模様があり、目と口が顔面から大きく突き出していた。マックス・レボ・バンドのリード・シンガーであるサイ・スヌートルズはパロウィックの女性だった。
生態と特徴[]
パロウィックは丸い胴体と細長い手足、突き出たふたつの眼柄、唇柄が特徴の[3] ヒューマノイド型爬虫類知覚種族である。[2] 細長い口の付け根のあたりには2つ目の口があり、伸縮自在の牙が突き出ていた。パロウィックは沼の惑星ロウィック出身で、沼地で周囲の環境に溶け込むために肌にまだら模様が入っていた。また、浅い湖の上を歩くため、細長い脚の先の指は前後に向かって生えていた。パロウィックは肺活量が多く、泳いだり歌うのに向いていた。[3] パロウィックは心臓の代わりに[5] 流体袋という名の器官を持っていた。そのため“心の底から”という慣用句は、パロウィックの場合“流体袋の底から”と表現された。[6]
銀河系におけるパロウィック[]
パロウィックの女性、トライ・テロンは銀河共和国時代の末期に首都惑星コルサントで泥棒として生計を立てていた。彼女はココ・タウンを知り尽くしており、デクスター・ジェットスターが経営するデックス・ダイナーの客からたくさんの品を盗んでいた。ある時、彼女はジェットスターの友人であるジェダイ・ナイトのオビ=ワン・ケノービから物を盗んだ。テロンは貴重な品に違いないと信じていたが、それは追跡装置が仕込まれた文鎮に過ぎず、テロンはケノービとジェットスターによってねぐらを暴かれてしまった。[7]
パロウィックの女性、サイ・スヌートルズは銀河共和国から銀河帝国の時代にかけて人気のシンガーとして活動し、クローン戦争中に一時的に賞金稼ぎをしたこともあり[8]、ハット・クランのスパイという裏の顔があった。[4] その後、スヌートルズは歌手としてのキャリアに集中し、マックス・レボ・バンドの設立に携わる。[8] 帝国時代、アウター・リム・テリトリーの惑星ロザルでは、名称不明のパロウィックがモナド・アウトポストで開かれる違法スポーツ、グラディエーター・ナイトのアナウンサーを務めていた。
登場作品[]
- ワイルド・スペースからの物語:待て、泥棒!—アドベンチャーズ(2017) 1
- クローン・ウォーズ – ズィロを追え!
- クローン・ウォーズ – オビ=ワン暗殺 (ポスターに描かれている)
- クローン・ウォーズ – 疑惑の賞金稼ぎ
- クローン・ウォーズ – 邂逅 (ポスターに描かれている)
- クローン・ウォーズ – 復讐の狼煙 (ポスターに描かれている)
- クローン・ウォーズ – 生きていた兵士 (ポスターに描かれている)
- スター・ウォーズ:ダース・ベイダー
- ワイルド・スペースからの物語:ブルー・ブラザーズ—アドベンチャーズ(2017) 13
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還 (初登場)
- ワイルド・スペースからの物語:強奪—アドベンチャーズ(2017) 21 (回想シーン)
- ワイルド・スペースからの物語:勝ち負け—アドベンチャーズ(2017) 24 (回想シーン)
参考資料[]
- アルティメット・スター・ウォーズ 完全保存版大百科
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック
- きみは、知っているか!? スター・ウォーズ はやわかりデータブック 増補改訂版
- Pa'lowick - 公式データバンク
- Sy Snootles - 公式データバンク