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「彼は熱意のあまりうかつに動くところがあってな」
―パーシングについて、クライアント[出典]

ドクターパーシング(Pershing)は新共和国時代に銀河帝国残存勢力に仕えた科学者である。9 ABY当時、パーシングは“クライアント”とともに惑星ネヴァロに配属され、“ザ・チャイルド”と呼ばれるエイリアンの幼児を確保する任務モフギデオンから託されていた。またパーシングは、ネヴァロにある帝国軍基地で人体を用いた研究にも携わっていた。やがて帝国の任務を委託された大勢の賞金稼ぎのうちのひとり、マンダロリアンディン・ジャリンアーヴァラ7でザ・チャイルドを回収し、パーシングとクライアントのもとへ連れ帰った。

ドクター・パーシングはザ・チャイルドが健康体であることを確認し、幼児が死なないように少量の採を行なった。ところが、ジャリンは任務を終えた後で心変わりし、帝国と賞金稼ぎギルドを裏切り、ザ・チャイルドを救出するため帝国の施設を襲撃した。施設にいたストームトルーパーを倒した後、ジャリンはザ・チャイルドと一緒にいるドクターを発見した。パーシングが、自分がいなければ幼児は死んでいたと説明すると、ジャリンはドクターを見逃し、ザ・チャイルドを連れて去っていった。パーシングはその後もネヴァロに留まり、帝国の基地でモフ・ギデオンのために研究を続けた。

経歴

“獲物”

「それは約束と違うでしょう」
「私は現実的な話をしているだけだ」
―ドクター・パーシングとクライアント[出典]

人間男性科学者ドクター・パーシングは、新共和国銀河系を支配した時代に、惑星ネヴァロ銀河帝国残存勢力に仕えていた。9 ABY頃、彼は“クライアント”と呼ばれる人物と一緒に、ネヴァロの街にある帝国の施設で活動し、“獲物”、あるいは“ザ・チャイルド”と呼ばれるフォース感応能力を備えた赤ん坊の回収任務に取り組んでいた。[1] これは残存勢力の指導者であるモフギデオンから与えられた任務であり[2]、赤ん坊は必ず生け捕りにするよう言い渡されていた。クライアントは獲物に賞金をかけ、賞金稼ぎギルドに所属する[1] 大勢の賞金稼ぎに任務を委託したが、なかなか成功する者は現れなかった。[2] 最終的に、報酬が高いことで知られるマンダロリアンディン・ジャリンが仕事を引き受けることになり、依頼内容を聞くため帝国の施設にやってきた。[1]

ジャリンにフォブを渡すドクター・パーシング

4名のストームトルーパーを従えたクライアントがジャリン会話していた時、パーシングが予告もなく突然部屋に入ってきたため、マンダロリアンの賞金稼ぎは警戒してブラスター・ピストルアンバン・スナイパー・ライフルを構えた。これに対しストームトルーパーたちも武器を構えて一触即発の事態となったが、クライアントはドクターの非礼を代わりに謝り、彼は熱意の余りうかつな行動をとることがあると弁明した。ジャリンが武器を下げて席に座ると、クライアントは手付金としてベスカーを差し出し、仕事の内容を説明した。途中、パーシングは会話に割って入り、獲物は“生きたままで”捕まえるよう念を押した。ところが、クライアントは仕事の難易度も考慮に入れて、んだ状態で連れてきても低額だが賞金を出すと告げた。パーシングは抗議したが、パーシングは“単に現実的な話”をしているだけだと語り、ドクターを黙らせた。その後、ジャリンはパーシングからトラッキング・フォブを受け取り、帝国の施設から去っていった。[1]

襲撃

「この子に何をした? 何をした!?」
「私は守ろうとした。守ろうとしたんだ。私がいなければもう死んでいた!」
―ディン・ジャリンとドクター・パーシング[出典]

ディン・ジャリンはアーヴァラ7でザ・チャイルドを確保[1]、ネヴァロに戻ってクライアントとパーシングのもとに獲物を届けた。ホバリング・プラムに入ったザ・チャイルドに近づくと、クライアントはトラッキング・フォブで身元の確認を行い、パーシングはスキャナーを使って幼児の健康状態が良好であることを確認した。賞金稼ぎの仕事ぶりに満足したクライアントがベスカーの入ったカムトノを取り出し、ジャリンと会話する間、パーシングはザ・チャイルドを別室へ連れて行った。ジャリンが報酬を受け取って去った後、パーシングとクライアントはこのエイリアンの幼児の扱いについて話し合った。クライアントはザ・チャイルドの体から必要なものだけ手に入れたら始末するよう指示したが、パーシングは生け捕りの指令に反するとして拒否した。しかしクライアントは早く済ませるよう告げ、さもないとドクターの安全の保証もできないと告げた。[2] 体の小さいザ・チャイルドが死んでしまわないよう、パーシングはこの子から少量の血液を採血した。[3]

ディン・ジャリンに見つかったパーシング

間もなく、心変わりしたジャリンがクライアントとの取り引きやギルドの掟を破り、ザ・チャイルドを救出するため帝国の施設に戻って来た。ジャリンはストームトルーパーの護衛を何人も倒し、パーシングがザ・チャイルドを研究している部屋のドアを開けた。中にいたストームトルーパーがジャリンをE-11ブラスター・ライフルで撃ったが、ビームはマンダロリアン・アーマーに弾かれた。ジャリンはブラスター・ピストルトルーパーを殺すと、続けてIT-O尋問ドロイドを破壊した。パーシングはジャリンがやってきた目的を勘違いし、ザ・チャイルドは殺さないでくれと懇願した。ザ・チャイルドに何をしたのかとジャリンから尋ねられたパーシングは、自分はその子を守ろうとしたのだと答え、自分がいなければ死んでいただろうと語った。ブラスター・ピストルを向けられたパーシングが怯えて目をそらしているうちに、ジャリンはザ・チャイルドを奪って部屋から姿を消してしまった。[2]

研究続行

「検査結果を複製しましたが、やはりこれも破綻をきたし、失敗に終わりました。2週間は期待できる効果が続きましたが、残念ながら体が血液を拒絶しました。Mカウントの高いドナーはめったに見つかりません。私としては全実験の一時中止をお勧めします。このまま輸血を進めると被験者が同じ運命に陥ります。残念ながら採取した血液はすでに使い果たしてしまいました。あの子どもは小さいので生きたままでは限られた分量しか採血できませんでした。お望み通りこの実験を継続するためには、ドナーの再確保が必要になります。ご期待は裏切りません、モフ・ギデオン」
―ドクター・パーシング[出典]

ジャリンの裏切りの後も、ドクター・パーシングはネヴァロに留まり、モフ・ギデオンのために研究を続けた。彼は帝国軍基地ストランド=キャストの実験に取り組み、ザ・チャイルドの血液を彼らの肉体に輸血した。2間は期待できる結果が見られたものの、最終的に彼らの肉体が血液を拒絶し、いずれも命を落としてしまった。パーシングはギデオンに連絡を取り、ザ・チャイルドの血液を使い果たしてしまったため全ての実験を一時中止すべきだと進言した。また彼は実験を続けるならMカウントが高いドナーを再確保する必要があると報告し、モフの期待には必ず応えると付け加えた。この通信が行われた3後、ネヴァロに戻ってきたジャリンとグリーフ・カルガ監督官キャラシンシア・デューン保安官ミスロルらが帝国軍基地に侵入した。彼らはラボの通信記録を調べ、パーシングがギデオンに送ったホログラムのメッセージを再生した。その後間もなく、基地は彼らによって破壊された。[3]

制作の舞台裏

ドクター・パーシングは2019年に動画配信サービス Disney+ で始まった実写TVシリーズ『マンダロリアン』のために制作されたキャラクターである。11月12日配信開始のシーズン1第1話『チャプター1:マンダロリアン』で初登場。俳優はオミッド・アブタヒ[1] アブタヒはTVアニメ・シリーズ『スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』でエイミスの声優も務めた経験を持つ。[4] アブタヒがパーシングという役名で『マンダロリアン』に出演するという情報は、2019年4月14日エンターテインメント・ウィークリーの記事で判明した。[5]

ドクター・パーシングが制服の右肩につけているシンボルマークは、2002年の映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で惑星カミーノクローン・トルーパーたちがつけているエンブレムから影響を受けている。また制服自体は2016年の映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』で帝国の科学者ゲイレン・アーソ彼の同僚が身につけている制服と酷似している。[6]

登場エピソード

参考資料

脚注

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