『パート1』(原題:Part I)はスター・ウォーズのTVドラマ・シリーズ『オビ=ワン・ケノービ』の第1話。2022年5月27日に動画配信サービス Disney+ で『パート2』と同時に公開された。
公式による作品紹介[]
オビ=ワン・ケノービは正体を隠しタトゥイーンに住んでいた。帝国が権力を増す中、ジェダイの生き残りは危険に晒されているが、ケノービは隠遁生活に終止符を打つ。
トリビア[]
- 本作の最初の舞台であるモス・アイズリーの背景に、映画『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』でもこの宇宙港を徘徊していたアストロメク・ドロイドが再登場している。この赤いドームのアストロメクは1998年に発売されたスター・ウォーズ カスタマイザブル・カードゲームでR3-T2と名付けられており、『オビ=ワン・ケノービ』の製作クルーもこの識別名を使用した。[3]
- 隠遁中のオビ=ワン・ケノービが働く労働現場では、ティビドン・サンド・ホエールの死骸の解体が行われている。このクリーチャーは『スター・ウォーズ 反乱者たち』の『マスター救出作戦』に登場したティビディーの大型版の親戚のような生き物である。デザインはラルフ・マクォーリーが『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』のために制作した空飛ぶクジラのコンセプトを再利用している。[3]
- 劇中で言及されていないが、オビ=ワンのイオピーはアカーニという名前である。この名前は同時期に始まったコミック・シリーズ『スター・ウォーズ:オビ=ワン』で初めて使われた。[3]
- 幼いレイアは、オルデランの首都オルデラ上空を飛行する宇宙船を観察し、その1隻がアクイリアン・レンジャーではないかと発言する。アクイリアン・レンジャーとは『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の初期原稿に登場する用語である。同じくレイアが言及するマーソン海賊団とは、1979年に発売されたスター・ウォーズのコミックで若き日のオビ=ワンが戦った相手である。[3]
- レイアがアクイリアン・レンジャーのものだと指摘する船は、トライ=ウイングS-91xペガサス・スターファイターである。[3] これは『スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け』の製作に際し[4]、ルーカスフィルムのアート部門とポルシェのデザイナーのコラボで制作された宇宙船である。[3]
- 着替えのシーンで幼いレイアの身代わりとなる侍女のアジラは、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』に登場したマーゴと同じアイムルーシアン種族である。またアジラを演じたモリー・ミラーは本シリーズでレイアとルーク・スカイウォーカーのスタント・ダブルも担当した。[3]
- ブレア・オーガナ女王は、レセプションではスイートマロウが食べられるとレイアに約束する。スイートマロウは『スカイウォーカーの夜明け』でパサーナのアキ=アキが販売していたお菓子である。[3] なお日本語版ではスイートメロンと訳されている。
- ブレア女王の姉妹であるセリー・オーガナ公爵夫人が登場する。レジェンズの小説『ジェダイの遺児』では、セリーはブレアではなくベイル・オーガナのきょうだいとして紹介されていた。1977年にジョージ・ルーカスが書いたオルデラニアンの文化に関するメモ書きによれば、オルデランの王家の血筋は女王の側であり、このことはベイルの本来の称号がヴァイスロイ(総督)であることにも表れている。[3]
- スター・ウォーズの象徴的コンビであるR2-D2とC-3POはこの頃オーガナ家の一員であり、オルデランのレセプション・ホールの場面に登場している。[3]
登場人物・用語[]
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人物 |
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動物
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ドロイドの機種
出来事
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地名
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組織と称号
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種族
乗物
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技術と武器
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その他
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脚注[]
- ↑ スター・ウォーズドラマ『オビ=ワン・ケノービ』ディズニープラス公式
- ↑ 『スター・ウォーズ タイムライン』によればTVシリーズ『オビ=ワン・ケノービ』の時系列は9 BBYである。
- ↑ 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 3.5 3.6 3.7 3.8 3.9 Obi-Wan Kenobi Part I Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- ↑ See a New Star Wars: The Rise of Skywalker Image — And Get a Chance to Attend the Premiere! - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)