ビンク・オターナ(Bink Otauna)は人間の男性で、銀河帝国に仕えた将校である。[1]
制作の舞台裏[]
ビンク・オターナとタグ・グリーンリーは2001年にスタートしたケヴィン・ルビオによるコミック・シリーズ『スター・ウォーズ:タグ&ビンク』に登場するキャラクターである。本作は表題の2人の活躍を描くコメディであり、“インフィニティーズ”(正統なタイムラインに属さないレジェンズ作品)として扱われている。2018年の映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の製作時、トビー・ヘファーマンと脚本家ジョン・カスダンがそれぞれ実写化されたビンクとタグを演じることが報じられたが、最終的に2人の登場シーンはカスダンの反対もむなしくカットされた。カスダンによると、ビンクとタグはハン・ソロがカリダ・アカデミーの懲罰委員会に出頭した時に退屈な警備任務に従事している役だったという。2人の登場シーンは初期台本から存在している場面ではあったが、ロン・ハワード監督が不必要と判断してカットした。
映画本編からカットされたものの、ビンクとタグは同作の設定資料集『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド』(パブロ・ヒダルゴ著)で画像とともに紹介されている。また、正史メディアとしては初めて2人のラストネームも本書で明かされた。デイヴ・クロスマンが映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』と『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』で用いた帝国軍の階級プレートの一覧表に照らし合わせると、ビンクの階級はストームトルーパー兵団もしくは保安部門の中尉である。
登場作品[]
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー (削除されたシーン)
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 小説版