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「整備で困ったら、いつでも私に声をかけてくれていいのよ」
テオ・メルツァに対し、ピート・デレタリア[出典]

ピート・デレタリア(Peet Deretalia)は人間女性で、レジスタンス地上クルーに仕えた技術者である。惑星ディカーにあるレジスタンス基地スターファイタードロイドの整備を任されていた。彼女はこの基地でテオ・メルツァという名のXウイングパイロットに好意を寄せていたが、なかなか自分から話しかける機会を作れずにいた。34 ABY頃、デレタリアとメルツァが両想いであることに気づいたアストロメク・ドロイドBB-8が気を利かせ、トラブルを装って2人が親しくなるチャンスを作った。デレタリアはBB-8のおかげでメルツァと知り合いになり、彼を食事に誘うことができた。のちにデレタリアは感謝のしるしにBB-8をオイル風呂に入れ、ポー・ダメロン中佐にこのドロイドを称賛するコメントを送った。

経歴[]

レジスタンスの技術者[]

「ちょっ…何するの? やめて!」
―BB-8に体当たりされるピート・デレタリア[出典]
Deretalia-and-BB-8

デレタリアに故意にぶつかるBB=8

人間女性、ピート・デレタリアは[1] レイア・オーガナ将軍ファースト・オーダーを監視するために設立した私設軍隊[2] レジスタンスに所属し、技術者を務めていた。彼女は惑星ディカーレジスタンス基地地上クルーとして働き[1]T-70 Xウイング・スターファイターやレジスタンスが所有するドロイド[3] の整備を担当していた。技術者として働いていた頃、デレタリアはレジスタンス・パイロットテオ・メルツァに恋心を抱いた。同様にメルツァもデレタリアに好意を寄せていたが、どちらもシャイで話しかけるきっかけを作れずにいた。[1]

ファースト・オーダーが惑星ジャクートゥアナル村を襲撃した事件(34 ABY)より以前、事件発生から1以内のある[4]アストロメク・ドロイドBB-8がデレタリアとメルツァの両想いの関係に気づき、2人を引き合わせるために一計を案じた。BB-8はメルツァのXウイング・スターファイターの部品を外して故障させた後、別のXウイングの整備に取り組んでいたデレタリアのところへ行き、彼女をメルツァに近づけるため体当りした。はじめはBBユニットの行動に戸惑っていたデレタリアは、やがて体勢を崩して転び、メルツァの上に倒れ込んだ。[1]

BB-8のお手柄[]

「ごめんね、あなたは…」
「テオ・メルツァだ」
「ごめんなさい、ドロイドにつまづいたの」
―ピート・デレタリアとテオ・メルツァ[出典]
Peet-and-Theo

デレタリアとメルツァ、BB-8

デレタリアとメルツァはBB-8のおかげですぐに親しくなった。メルツァは自分の名前を名乗り、Xウイングを直すことはできるかとデレタリアに尋ねた。デレタリアはBB-8が外したモチベーターを直し、知り合いのシェフがいる食堂で一緒に食事をいないかとメルツァを誘った。メルツァが誘いに乗ると、デレタリアは急いでBB-8のところへ戻り、お礼を言ってキスをした。その後デレタリアはメルツァと手をつなぎ、一緒に基地の食堂へ向かった。[1]

後日、デレタリアはBB-8を特別にオイル風呂に入れ、ポー・ダメロン中佐にこのアストロメク・ドロイドの賢さを称賛するコメントを送った。また彼女はメッセージの中でメルツァの安全を心配し、どうか彼の面倒を見てほしいとダメロンに頼んだ。[3]

人物[]

「そうだ、よかったら何か食べにいかない? 二人で」
―ピート・デレタリア[出典]

ピート・デレタリアは黒人種の人間女性で、は黒く、は緑色だった。彼女はレジスタンス・パイロットのメルツァに好意を抱いていたが、恥ずかしがり屋だったため話しかけることができなかった。BB-8がぶつかってきた際、彼女は仕事のじゃまをされて困惑したが、のちにドロイドの意図に気づいて感謝の気持ちを抱いた。[1] デレタリアはメルツァがXウイングに乗り込むたび彼の安全を気にかけており、ダメロン中佐にもその不安を伝えていた。[3]

技術と能力[]

「ほら、新品同様!」
「ありがとう、すごいんだね」
―ピート・デレタリアとテオ・メルツァ[出典]
Theo-thanks-Peet

デレタリアにXウイングの修理を頼むメルツァ

デレタリアはレジスタンスの技術者としてXウイング・スターファイターの整備を行い[1]、レジスタンスが所有するドロイドのメンテナンスも行っていた。[3] メルツァのXウイングのモチベーターがBB-8によって外された際、デレタリアはあっという間に船を修理してみせた。[1]

装備[]

デレタリアは茶色のグローブと黒いブーツを履き、深緑色のシャツの上に薄い緑のオーバーオールを着ていた。レジスタンスのスターファイターの修理を行う際、デレタリアはさまざまな工具が入った道具箱を持ち歩いた。[1] またレジスタンスのドロイド・プールの技術者として、デレタリアはオイル・バスを使う権限を持っていた。[3]

制作の舞台裏[]

ピート・デレタリアはクリス・イリオパウロスジョーディー・ベレヤーが手がけたコミック・ストリップ、『SaBBotage』に登場するキャラクターである。本作は2016年に発売された『スター・ウォーズ:ポー・ダメロン』シリーズ第1号と抱合せでリリースされ、翻訳版が単行本『スター・ウォーズ:ポー・ダメロン ブラックスコードロン』に収録されている。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

  1. 1.00 1.01 1.02 1.03 1.04 1.05 1.06 1.07 1.08 1.09 1.10 1.11 1.12 1.13 1.14 1.15 SaBBotageポー・ダメロン ブラックスコードロン
  2. スター・ウォーズ/フォースの覚醒 ビジュアル・ディクショナリー
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 3.4 ポー・ダメロン:フライト・ログ
  4. スター・ウォーズ ギャラクティック アトラス』によればトゥアナル襲撃が34 ABY。『フォースの覚醒前夜 ~ポー・レイ・フィン~』によればポー・ダメロンがレジスタンスに加わったのは33 ABYのことである。『SaBBotage』はダメロンがレジスタンスに加入した後の話であるため、トゥアナル襲撃以前1年以内のできごととなる。
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