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類似した名称の記事はファイアボールを参照

「これが<ファイアボール>? 爆弾に羽が生えてるって感じだ」
―カズーダ・ジオノ[出典]

<ファイアボール>(Fireball)はジャレク・イェーガーが所有した古いレーシング・スターファイター。すぐに炎を上げての玉になることからこの名がつけられていた。イェーガーは家族から受け継いだ古い反乱軍XウイングZ-75ヘッドハンターを繋ぎ合わせてこの機体を造ったと噂されており、彼自身がレーサーとしてこのマシーンに乗ったこともあると言われていた。新共和国時代、<ファイアボール>は補給ステーションコロッサス>プラットフォームにある整備工場に収容され、チーム・ファイアボールのレーシング機としてメンテナンスを受けていた。<ファイアボール>は冷戦の終盤までに4回も爆発を経験しており、チーム・ファイアボールのメンバーは機体の整備に多大な時間と労力を費やした。しかし整備士タマラ・リヴォーラは、いつの日かレーサーとしてこのマシーンに乗り込むことを夢見ていた。

34 ABYレジスタンススパイであるカズーダ・ジオノは、<ファイアボール>に乗ってトーラ・ドーザと一対一のレースに臨むことになった。<ファイアボール>はこのレースで墜落したが、生き延びたジオノはイェーガーの工場の一員として引き続き<コロッサス>で暮らすことになった。以降、ジオノはレジスタンスの任務でたびたび<ファイアボール>を使用したが、彼がスパイであることを聞かされていなかったリヴォーラはそのことを不満に思っていた。<コロッサス>がファースト・オーダー占領された際、リヴォーラは友人たちに裏切られたと感じ、<ファイアボール>を残してファースト・オーダーに転向した。一方、ジオノは<ファイアボール>に乗り込んでファースト・オーダーと戦いエルリック・ヴォンレグ少佐TIEバロンを撃墜する活躍を挙げた。翌年、<ファイアボール>は民衆の艦隊の一員としてエクセゴルの戦いに参戦した。

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]