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この記事は未邦訳の作品を扱っており、記事のタイトルは公式な邦題ではありません。

スター・ウォーズ:ジェダイ・テンプル・チャレンジ』(原題:Star Wars: Jedi Temple Challenge)はルーカスフィルム制作による子供向けのゲーム・ショー番組。2020年6月10日にウェブサイト StarWarsKids.com で公開が始まった。本シリーズはスター・ウォーズ銀河系を舞台に、出場者の子どもたちがジェダイ・ナイトの資格を得るため障害物を乗り越え、強さと知識、勇気のテストを受ける内容となっている。番組の進行役はジェダイ・マスターカレラン・ベク役のアーメド・ベスト。ベストはメアリー・ホーランドが声優を担当するドロイドの助手、AD-3とともに出場者の案内人を務める。

制作[]

コンセプト[]

『ジェダイ・テンプル・チャレンジ』はルーカスフィルムの社員であるスティーヴ・ブランクスコット・ブロムリーマイク・カポフェリらによって考案された。[3] 出演者のアーメド・ベストは、自身が演じるジェダイ・マスターカレラン・ベクの人物像(経歴、立ち振る舞い、ライトセーバーなど)を作る上で、ブランクとブロムリー、カポフェリたちから柔軟な決定権を与えられていることを『ザ・スター・ウォーズ・ショー』のインタビューで明かしている。またベストは、彼が映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で演じたアチク・メド=ベクとマスター・ベクには関係があることを認めている。[4]

マスター・ベクと行動をともにするプロトコル・ドロイドAD-3メアリー・ホーランドが声優を務め、アップライト・シチズンズ・ブリゲイド・シアターのベテランにして、アーティスト兼ドロイド・ビルダーのゴードン・タープリーがパフォーマーを担当している。[3] ホーランドはAD-3の役目について、自分たちが何をすべきかわかっていない人や、現実感を失っている人、別の視点で物を見ることができなくなっている人たちを手助けすることだと語っている。またベストはAD-3について、ジェダイに対して畏敬の念からくる恐怖や緊張感をいっさい持たない、マスター・ベクの良き友人であると述べている。[4]

プロダクション[]

『ザ・スター・ウォーズ・ショー』の進行役であるアンソニー・カルボーニやルーカスフィルムの作家クリスティン・ベイヴァーによると、『ジェダイ・テンプル・チャレンジ』は1980年代や1990年代に放送されていた子ども向けゲーム・ショーの“大作”番組をモデルにしているという。[3][4] 本シリーズの撮影はロサンゼルスのサウンドステージで行われた。各エピソードは3つのラウンドで構成されており、出場者はのセットでライトセーバーのパーツを探すため障害物のコースを進み、次に宇宙船のセットでクイズに答え、2つ目となる障害物コースのセットでジェダイ・テンプルからカイバー・クリスタルを手に入れる。[3]

ジェダイの宇宙船<アシリア>のセットはプロダクション・デザイナーのライアン・ブレット・パケットによって制作された。[4] パケットは『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』の制作で使われた<ミレニアム・ファルコン>のセットのハイパースペース・レバーをはじめ、さまざまなスター・ウォーズの宇宙船セットのボタンやスイッチ類を<アシリア>に取り入れた。[3] ベストは本作のセットがスター・ウォーズ映画のセットと同レベルの注意を払って造られているとコメントしている。またホーランドも、本作のプロダクション・デザインはまるで別の惑星に足を踏み入れた感覚を得られるように設計されていると語っている。[4]

マスター・ベクの仲間のドロイド、プロトコル・ドロイドAD-3とアストロメク・ドロイドLX-R5は、それぞれゴードン・タープリーとマイケル・マクマスターによって操作されている。タープリーはAD-3のライブ・パフォーマンスを行い、声優のホランドはこのドロイドのライブ音声およびコメンタリーをサウンドステージのコントロールルームから当てていいる。タープリーとホランドは、前者の動きと、後者の声をシンクロさせるために互いに協力している。[3] また各エピソードでAD-3によって語られるショート・ストーリーは作家のキャヴァン・スコットが制作している。[5]

スター・ウォーズ クローン・ウォーズ』やスター・ウォーズ 反乱者たちダース・モールを演じたサム・ウィットワーはジェダイ・テンプルのラウンドで出場者を誘惑するダークサイドの声で出演している。[3]

プロモーション[]

番組のファースト・トレーラーは2020年5月27日StarWarsKids.com YouTube チャンネルと「ザ・スター・ウォーズ・ショー」で公開された。[6] また出演者であるアーメド・ベストとメアリー・ホーランドが番組のプロモーションのため「ザ・スター・ウォーズ・ショー」に登場し、アンソニー・カルボーニからインタビューを受けた。ベストはインタビューの中で、この番組の重要なメッセージは子どもたちの成功へのモチベーションを高めることと、次のレベルに進む準備ができるまで一歩引いて訓練を積むため、失敗から教訓を得ることだと語っている。[4]

公開[]

『スター・ウォーズ:ジェダイ・テンプル・チャレンジ』は全10話からなり、最初の2つのエピソードは、2020年6月3日に StarWarsKids.com のウェブサイトと YouTube チャンネルで公開される予定だった。[1] しかしジョージ・フロイド抗議運動の影響を受け、アーメド・ベストは番組の開始日を6月10日に延期すると発表した。[7]

エピソード[]

話数 画像 題名 公開日 制作No.
1 JediTempleChallngeEp1 エピソード1 2020年6月10日
2 JediTempleChallengeEp2 エピソード2 2020年6月10日
3 JediTempleChallengeEp3 エピソード3 2020年6月17日
4 JediTempleChallegeEp4 エピソード4 2020年6月24日
5 JediTempleChallengeEpisode5 エピソード5 2020年7月1日
6 JediTempleChallenge-EP6 エピソード6 2020年7月8日
7 JediTempleChallenge-EP7 エピソード7 2020年7月15日
8 JediTempleChallenge-EP8 エピソード8 2020年7月22日
9 JediTempleChallenge-EP9 エピソード9 2020年7月29日
10 JediTempleChallenge-EP10 エピソード10 2020年8月5日

脚注[]

外部リンク[]

スター・ウォーズ:ジェダイ・テンプル・チャレンジ
エピソード
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