- 「コンコーディアは穀倉地帯だと思っていました」
「内乱の末期には採掘基地に変貌しました。無数の採掘施設が作られ、緑は消えました。今、少しずつ元の状態に戻っています」 - ―オビ=ワン・ケノービとサティーン・クライズ[出典]
惑星マンダロアの月コンコーディアにはマンダロリアンの鉱山があった。マンダロリアンが参加した古代の戦争の末期に築かれ、軍事用の採掘活動が行われた。戦争が終わり、新マンダロリアンが惑星マンダロアを統治するようになった後、コンコーディアの採掘基地は放棄された。しかし、戦士文化の復活を望むマンダロリアンの過激派閥デス・ウォッチが鉱業施設のひとつをアジトにつくり変え、兵士のために装甲服やジェットパックを製造した。クローン戦争中、ジェダイ・マスターのオビ=ワン・ケノービが調査のためコンコーディアを訪れ、放棄されたはずの採掘基地でデス・ウォッチのアジトを発見した。彼は過激派の兵士と遭遇し、コンコーディアのプレ・ヴィズラ総督がマンダロアの占領を企てていたことを突き止めた。
歴史[]
- 「一回りしてきます。採掘施設を自分の目で見てみたいのです」
「今も稼働中かどうか確認したいのですね?」
「そうでないことを祈ります」 - ―オビ=ワン・ケノービとサティーン・クライズ[出典]
惑星マンダロアの月、コンコーディアにはマンダロリアン戦士団の採掘基地があった。古代の戦争の末期、マンダロリアン戦士はコンコーディアに設けた無数の施設で軍事的な鉱業活動を行った。戦争終結後、惑星マンダロアから追放された戦士たちがコンコーディアの月に移住したが、銀河共和国時代末期には彼らも死に絶え、戦士文化は消滅したと信じられるようになった。独立した行政区となったコンコーディアでは緑地運動が始まり、採掘基地設立時に失われた森林が少しずつ回復していった。
クローン戦争期、コンコーディアの総督を務めるプレ・ヴィズラに率いられ、デス・ウォッチと呼ばれるマンダロリアンの過激派組織の活動が活発化した。彼らは古い採掘基地をアジトとして再利用し、マンダロリアン・アーマーやジェットパックといった装備品を製造した。デス・ウォッチは独立星系連合のドゥークー伯爵と手を結び、惑星マンダロアをサティーン・クライズ女公爵から奪うためにアジトで戦力を蓄えた。デス・ウォッチの兵士がマンダロアの平和公園で記念館を爆破した後、クライズ公爵とジェダイ・マスター・オビ=ワン・ケノービが独立行政区の実態を調べるためコンコーディアを訪れた。採鉱施設が過激派の拠点になっているのではないかと疑っていたケノービは、クライズがヴィズラ総督と話している間に1人で調査に赴いた。
アジトに忍び込んだケノービは、採鉱施設がまだ稼働中で、デス・ウォッチの兵器工場として利用されていることを突き止めた。工場を調査中、ケノービはデス・ウォッチの兵士に捕まって拘束された。兵士たちは岩石粉砕装置を使ってケノービを“不幸な事故”の犠牲者にしようとしたが、イヤー=コムリンクで連絡を受けたクライズが工場に駆け付け、間一髪のところでケノービの拘束を解いた。ヴィズラ総督が過激派のリーダーだったことを知った2人は、コンコーディアから脱出してマンダロアへ戻った。この事件の後も、デス・ウォッチはしばらくのあいだ鉱山の中の基地をアジトとして使った。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – デス・ウォッチの陰謀 (初登場)
- クローン・ウォーズ – 狙われた女公爵
参考資料[]
マンダロリアン | |
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派閥 | マンダロリアン・ネオ=クルセイダー - 新マンダロリアン - デス・ウォッチ - マンダロリアン・プロテクター - ナイト・アウル - マンダロリアン・スーパー・コマンドー - インペリアル・スーパー・コマンドー |
家と氏族 | クライズ家(クライズ氏族) - ヴィズラ家(サクソン氏族 - ヴィズラ氏族 - レン氏族) - エルダー氏族 - ルック氏族 |
地名 | マンダロア(サンダーリ - 王立アカデミー) - カレヴァラ - クローネスト - コンコーディア - コンコード・ドーン |
兵器 | マンダロリアン・アーマー - マンダロリアン・ヴァンブレイス - ウェスター35ブラスター・ピストル - グラップリング・ライン - パラライジング・ダート - 個人用戦闘シールド - ジェットパック - ダークセーバー |
ビークル | アカジョア級シャトル - コムルク級ファイター/トランスポート - バルター級スウープ - ファング・ファイター |
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