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「ジェダイだけでは共和国を守ることは出来ません。われわれは平和の守護者であって、兵士ではないのです」
―メイス・ウィンドゥ[出典]

メイス・ウィンドゥ(Mace Windu)は惑星ハルウン・コル出身の人間男性で、銀河共和国衰退期のジェダイ・マスターである。マスター・シスリン・マーパダワンとして修行を積んだウィンドゥは、その技と知恵を認められ、ジェダイ最高評議会グランド・マスターヨーダに次ぐ地位を勝ち得ていた。彼はデパ・ビラバパダワンとして訓練した。

分離主義運動のさなか、マスター・ウィンドゥは200名のジェダイを指揮してジオノーシスの戦いに参加し、賞金稼ぎジャンゴ・フェットを殺害した。この戦いをきっかけにドゥークー伯爵率いる独立星系連合と共和国の間にクローン戦争が勃発し、ウィンドゥはクローン・トルーパーを指揮するジェダイ将軍としてライロスマラステアバードッタを始めとする数多の戦場に赴くことになった。戦争中、ウィンドゥに父親を殺された恨みを持つボバ・フェットは、ジェダイ・マスターに対する復讐を試みたが、失敗に終わる。

クローン戦争の末期、元老院最高議長シーヴ・パルパティーンの正体がシスの暗黒卿ダース・シディアスであることが発覚すると、ウィンドゥはキット・フィストーサシー・ティンエージェン・コーラーらと共に議長を逮捕しようとした。他の3名はシディアスのライトセーバーに倒れたが、ウィンドゥはひとりでシス卿を追い詰めることに成功した。その場に駆け付けたジェダイ・ナイトアナキン・スカイウォーカーは議長を捕まえ裁判にかけるべきだと訴えたが、シスを生かすのは危険だと判断したウィンドゥは、シディアスに止めを刺すことに決めた。ところが、ダークサイドの誘惑に負けたスカイウォーカーが攻撃を阻み、結果としてウィンドゥが命を落とすことになった。その後、スカイウォーカーを新しい弟子にしたシディアスはジェダイを共和国に対する反逆者として位置付け、オーダー66を発令した。間もなくクローン戦争は終結し、共和国に代わる銀河帝国誕生した。

経歴[]

生い立ち[]

メイス・ウィンドゥは惑星ハルウン・コルに生まれ、フォース感応者としての素質を見出されてジェダイ・オーダーに加わった。彼はナブー危機が始まった時点で既にジェダイ・マスターに昇格し、その技と知恵を認められてジェダイ最高評議会グランド・マスターヨーダに次ぐ地位を勝ち得ていた。[1] ある任務のさなか、ウィンドゥはデパ・ビラバという名のキャラクタンの少女を海賊から救い、ジェダイ・テンプルへ連れ帰った。ウィンドゥはビラバを弟子にとり、ジェダイ・ナイトへ育て上げた。やがてビラバは師匠と同じくジェダイ評議会のメンバーになった。

ナブーの侵略[]

「間違いありません。謎の戦士はシスです」
「いかなる場合であれ奴らはふたり。それ以上でも以下でもない。師匠と弟子じゃ」
「では倒したのはどちらでしょう。師匠か、それとも弟子か?」
―メイス・ウィンドゥとヨーダ[出典]
Mace Windu Jedi Council TPM

評議会室にて、ナブー危機当時のメイス・ウィンドゥ

ヤヴィンの戦いの32前、ミッド・リムの惑星ナブートレード・フェデレーションに封鎖される事件が起きた。[1] 現地に派遣されたマスター・クワイ=ガン・ジンとその弟子オビ=ワン・ケノービはフェデレーションの侵略軍からナブー人パドメ・アミダラ女王を救出し、宇宙船の修理のため惑星タトゥイーンに立ち寄った後、銀河共和国首都コルサントへ戻ってきた。タトゥイーンを離れる際、ジンはライトセーバーを使う謎のザブラクの戦士に襲撃された。ジンは報告のためジェダイ・テンプル評議会室を訪れ、彼を襲った戦士はシス卿に違いないと主張した。キ=アディ=ムンディ評議員は1,000年昔にシスは滅んだはずだと発言し、ウィンドゥは仮にシスが復活していたとしてもジェダイがもっと早くに気づいていたはずだと指摘した。また、ジンはタトゥイーンからアナキン・スカイウォーカーという名の少年をコルサントへ連れてきていた。ジンの提案に乗り、評議会は夥しいミディ=クロリアンを備えたこの少年をテストした。評議会メンバーはスカイウォーカーのフォースの強さを認めたが、ウィンドゥは彼をジェダイとして育てるのは危険すぎると主張した。スカイウォーカーがジェダイの予言にある“選ばれし者”だと信じていたジンは評議会に反発したが、差し迫ったナブー危機を解決するため、この問題は後回しにされた。[5]

ナブー危機のさなか、銀河元老院ではフィニス・ヴァローラム最高議長が失脚し、ナブー代表のシーヴ・パルパティーン元老院議員が新しい議長に選出された。一方、ウィンドゥの指示のもとアミダラ女王に同伴して惑星ナブーに戻ったジンとケノービは、再び謎の襲撃者と相対した。ジンの考えていた通り、襲撃者の正体はダース・モールという名のシスの暗黒卿だった。[5] 当時世間には知られていなかったが、ナブー危機を手引きしたのはパルパティーン議員で、議員の正体はモールのシス・マスターダース・シディアスだったのである。[1] モールはナブーの戦いでジンを殺害したが、その弟子ケノービによって倒された。スカイウォーカー少年の活躍によってフェデレーションが敗北した後、ウィンドゥは他の評議会メンバーと共にナブーの首都シードで開かれたジンの葬儀や平和の式典に参加した。ウィンドゥやヨーダは謎の襲撃者がシスであったことを認め、シスの人数が常にふたりであるという習わしに従えば、まだひとりどこかにシスがいるはずだと考えた。また、評議会はケノービをジェダイ・ナイトに昇格させ、ジンの遺言通りスカイウォーカーをケノービの弟子として訓練することに同意した。[5]

クローン戦争[]

戦争への序曲[]

「決まりましたな。私はオビ=ワン救出のためジェダイの大軍を率いてジオノーシスへ向かいます」
「わしはカミーノのクローン工場へ飛ぶ。共和国のためにつくっているという軍を見てくる」
―メイス・ウィンドゥとヨーダ[出典]

ナブー危機から10年が過ぎた当時、共和国は元ジェダイ・マスターのドゥークー伯爵が率いる分離主義運動によって分裂の危機に立たされ、元老院では軍隊創設法案の可決が求められていた。この年、ウィンドゥと評議会メンバーは共和国の危機について最高議長と話し合った。ウィンドゥは議長に、もし内戦が勃発すればジェダイだけで共和国を守ることは出来ないと告げた。話し合いの途中、パドメ・アミダラやロイヤリスト・コミッティーの議員たちが議長のもとを訪れ、アミダラを狙った暗殺未遂事件に関する考察が始まった。ジェダイの情報筋はナブーの衛星にいるスパイス採鉱者が事件の黒幕だと報告していたが、アミダラはドゥークー伯爵が暗殺を手引きしたのではないかと考えていた。伯爵がかつてジェダイであったという理由から、キ=アディ=ムンディやウィンドゥは彼女の意見に反対した。最終的に、パルパティーンの提案のもとケノービとスカイウォーカーにアミダラの護衛任務が割り当てられることになった。[4]

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ウィンドゥたち評議員に報告を行うオビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー

アミダラの命を狙う暗殺者が口封じのため暗殺された後、ウィンドゥと評議会メンバーはケノービに事件の調査を継続するよう命じ、スカイウォーカーにはアミダラを護衛するためナブーへ同伴するよう指示した。スカイウォーカーはアミダラが軍隊創設法案の投票前にナブーへ帰るのを嫌がるはずだと語ったが、ウィンドゥは安全を重視して評議会の意志に従ってもらわなければならないと答えた。その後、ウィンドゥはケノービとヨーダの3人だけでスカイウォーカーの任務について話し合った。ケノービはスカイウォーカーが“選ばれし者”だとしても単独の任務を与えるのは時期尚早だったのではないかと心配していた。それからしばらくして、グランド・マスターの部屋で瞑想に耽っていたヨーダとウィンドゥは、フォースを通してスカイウォーカーの強い悲しみや苦痛を感知した(この時、スカイウォーカーは母親シミを死に追いやったタスケン・レイダーを虐殺していた)。[4]

調査の末カミーノにたどり着いたケノービは、この星で共和国のためのクローン軍団が製造されていたことを突き止め、評議会に報告した。ケノービはカミーノアンからクローン軍団の発注者がジェダイ評議員サイフォ=ディアスであると聞かされていたが、ウィンドゥは評議会が軍隊を発注した事実は無いと指摘した。クローン軍が完成するまでその存在に気付けなかったことを嘆き、ウィンドゥはジェダイの力に陰りが出ていることを元老院に報告すべきではないかと提案したが、ヨーダに却下された。その後、ケノービはジオノーシスから連絡を寄こし、アミダラ議員暗殺計画の黒幕がトレード・フェデレーションのヴァイスロイヌート・ガンレイだったことや、コマース・ギルドコーポレート・アライアンスがドゥークー伯爵率いる独立星系連合に加わり、大規模なバトル・ドロイド軍が準備されていることを報告した。通信中、ケノービは連合軍のドロイデカに捕えられてしまった。間もなく元老院で最高議長に非常時大権が与えられ、共和国グランド・アーミーの創設が宣言されると、ウィンドゥは200名[7] のジェダイを率いてケノービ救出のためジオノーシスに向かった。一方、ヨーダはクローン軍団の製造地カミーノへ発った。[4]

ジオノーシスの戦い[]

「パーティーは終わりだ」
―メイス・ウィンドゥ[出典]
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処刑場に姿を現したウィンドゥ

ジオノーシスではスカイウォーカーとアミダラ議員も分離主義者に捕えられ、ケノービと同様に死刑を宣告された。ウィンドゥ率いるジェダイ攻撃チームジオノージアンペトラナキ・アリーナに駆け付けた時、3人はバトル・ドロイドに追い詰められていた。ウィンドゥはドゥークー伯爵やガンレイ、ポグル・ザ・レッサー大公賞金稼ぎジャンゴ・フェットたちのいる処刑場バルコニーに姿を現し、フェットにライトセーバーを向けた。アリーナに潜り込んでいたジェダイも同時にライトセーバーを起動し、処刑場は混乱に陥った。しかし伯爵はジェダイの出現に全く動じず、彼らの行為は無謀だと言い放った。その直後、ウィンドゥは背後から現れたスーパー・バトル・ドロイドやフェットの火炎放射器の攻撃を受けてバルコニーから飛び降り、処刑場の戦いに加わった。分離主義者はアリーナに大量のバトル・ドロイドを投入し、圧倒的に不利な戦いを強いられたジェダイは多くの犠牲を出すことになった。[4]

混戦の中、ウィンドゥは猛獣リークの暴走によって体勢を崩した。これを好機と見たジャンゴ・フェットはジェットパックを使ってアリーナに飛び降り、ウィンドゥが落としたライトセーバーを奪おうとした。しかしウィンドゥはテレキネシスで武器を取り戻し、逆に体勢を崩したフェットがリークに襲われる形となった。賞金稼ぎはブラスター・ピストルで猛獣を仕留めたが、ライトセーバーで弾丸を偏向するウィンドゥの突進を止めることができなかった。ウィンドゥはフェットの右手首と首を続けざまに切断し、悪名高い賞金稼ぎの命を絶った。間もなく、最後まで戦っていたジェダイの生存者たちはアリーナの中央でバトル・ドロイドに包囲された。ドゥークーはジェダイに降伏を迫ったが、ウィンドゥは分離主義者の人質になり交渉の道具として利用されることを拒んだ。ドゥークーがドロイド軍に最後の攻撃を命じようとした瞬間、アリーナの上空に大量の共和国軍ガンシップが出現した。マスター・ヨーダの指揮の下、カミーノのクローン・トルーパーが援軍に駆け付けたのである[4]

Yoda mace windu ki-adi-mundi battle of geonosis

ガンシップに乗り込んだウィンドゥ

クローン軍のガンシップはバトル・ドロイドを蹴散らし、ジェダイの生存者を乗せてアリーナから飛び立った。その後、ウィンドゥたちジェダイは処刑場の外の砂漠へ運ばれ、ジオノーシスから撤退しようとする分離主義勢力と戦った。クローン・トルーパーのおかげでジェダイと共和国はジオノーシスの戦いに勝利したが、ドゥークーを始めとする分離主義者の幹部たちは脱走に成功した。この事件をきっかけに、共和国と独立星系連合の間にクローン戦争が勃発した。[4] ウィンドゥは共和国グランド・アーミーのジェダイ将軍となり、戦略家および戦士として、数多くの戦場に赴くことになった。[1] ジオノーシスの戦いの直後、ウィンドゥとヨーダ、ケノービは、元老院がシス卿の支配下にあるというドゥークーの言葉の真偽について話し合った。ヨーダやケノービは伯爵が嘘をついたのだろうと考えていたが、ウィンドゥは元老院を監視する必要があると発言した。[4]

終局[]

コルサントの戦い[]

クローン戦争勃発から3年目、勝利まであと一歩というところに迫っていた共和国軍は、アウター・リム・テリトリー包囲攻撃を展開した。[1] そんな中、グリーヴァス将軍率いる分離主義勢力宇宙軍が共和国の首都コルサント急襲し、シーヴ・パルパティーン最高議長を誘拐した。共和国艦隊はコルサント上空で分離主義勢力の撤退を阻止し、アナキン・スカイウォーカーオビ=ワン・ケノービがグリーヴァスの旗艦インヴィジブル・ハンド>に乗り込んだ。彼らの活躍でドゥークー伯爵は死に、パルパティーン議長は救出された。その後、メイス・ウィンドゥは無事地上に帰還した議長たちを元老院オフィス・ビルで迎え入れた。伯爵は死んだが戦争はまだ続くだろうと語る議長に対し、ウィンドゥは戦いを終わらせるためグリーヴァスの逮捕を最優先課題にすると答えた。[2]

緊張の高まり[]

「ジェダイ破滅の策略を感じる。フォースのダークサイドが議長を覆っている」
―メイス・ウィンドゥ[出典]
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メイス・ウィンドゥ

コルサントの戦い以降、ジェダイ最高評議会と最高議長の間の緊張が高まった。ジェダイ・マスターたちは、戦争を利用して権力を拡大し、任期を過ぎても議長職に留まり続けるパルパティーンを危険視していた。間もなく、パルパティーンはアナキン・スカイウォーカーを自分の代理人として評議会に加えるよう要請した。政治家がジェダイの人事に口を出すことに不満を持ったウィンドゥたちは、スカイウォーカーに評議会の席を与えたがジェダイ・マスターに昇格させなかった。また、評議会は議長に対する非公式なスパイ任務をスカイウォーカーに与えた。この一連の出来事をきっかけに、スカイウォーカーはジェダイ・オーダーに不信感を抱くようになった。その後、ウィンドゥはコルサントを飛行するガンシップ内でヨーダやケノービと話し合った。ウィンドゥはスカイウォーカーと議長を近づけるのは危険だと口にした。[2]

しばらくして、クローン情報部はグリーヴァス将軍が惑星ウータパウにいることを突き止めた。パルパティーンはグリーヴァス討伐作戦の指揮をスカイウォーカーに執らせるよう働きかけていたが、ウィンドゥは決定権を持つのはジェダイ評議会だと言ってはねのけた。評議会は最終的にケノービ将軍をウータパウに派遣することに決めた。この頃、ウィンドゥはダークサイドの脅威を察知し、パルパティーン議長がジェダイの破滅を画策しているのではないかと疑っていた。彼は独立星系連合の最後の指導者であるグリーヴァスを倒せば、パルパティーンが議長職に留まる正当な理由は無くなるだろうと考えた。間もなくウータパウのコマンダーコーディからテンプルに連絡が入り、グリーヴァスとケノービの戦いが始まったことが知らされると、ウィンドゥは議長の反応をうかがうためスカイウォーカーを元老院オフィス・ビルへ派遣した。[2]

最後の対決[]

「共和国銀河元老院の名において、議長、あなたを逮捕する」
―メイス・ウィンドゥ[出典]
Duel on Coruscant

議長の執務室に押し入ったジェダイ・マスターたち

スカイウォーカーがジェダイ・テンプルに戻って来た時点で、オビ=ワン・ケノービがグリーヴァス将軍を倒したという報せがウィンドゥのもとに届いていた。グリーヴァスの死を理由に非常時大権の放棄を迫るため、ウィンドゥはジェダイ評議員のキット・フィストーサシー・ティンエージェン・コーラーを率いて元老院オフィス・ビルにある議長の執務室へ向かおうとしていた。スカイウォーカーはテンプルの格納庫でウィンドゥを見つけ、パルパティーンの正体がシスの暗黒卿ダース・シディアスであるという衝撃の事実を報告した。スカイウォーカーをダークサイドに誘惑しようとしてたパルパティーン本人が、長年隠してきた真実をスカイウォーカーに明かしたのだった。スカイウォーカーは議長逮捕に同行したいと申し出たが、彼の心に大きな迷いを感じ取ったウィンドゥは、テンプルの評議会室に留まるよう命じた。[2]

3人のジェダイ・マスターを引き連れて最高議長の執務室に押し入ったメイス・ウィンドゥは、ライトセーバーを起動し、元老院の名のもとにパルパティーンを逮捕すると宣言した。パルパティーンは彼らのしていることは反逆だと言い放ち、隠し持っていたライトセーバーを手に4人のジェダイに襲い掛かった。[2] ウィンドゥが連れてきたジェダイはいずれもライトセーバーの戦いに長けた精鋭だったが[1]、シスの暗黒卿の前ではなすすべもなく次々と倒れていった。ウィンドゥは味方が全滅した後もひとりで戦い続け、パルパティーンを執務室の奥の窓際へ追い詰めていった。ウィンドゥの攻撃により、パルパティーンのライトセーバーは戦闘中に割れた窓の外へと落下していった。[2]

Vaapad

パルパティーンとの対決

ウィンドゥがパルパティーンを追い詰めた時、執務室にアナキン・スカイウォーカーが駆け込んできた。妻であるパドメ・アミダラの命を救う手段を知っているのはシス卿だけだと信じ込んでいたスカイウォーカーは、ウィンドゥがこの場でパルパティーンを殺してしまうことを恐れていた。パルパティーンはフォース・ライトニングを放って抵抗を試みたが、ウィンドゥはライトセーバーで電撃を受け止めた。攻撃が終わった時、パルパティーンは自らが放ったエネルギーを浴びて醜い姿に成り果てていた。ウィンドゥはシス卿に止めを刺そうとしたが、スカイウォーカーは無力な者を殺すのはジェダイ・コードに反する行為だと主張し、逮捕して裁判にかけるべきだと訴えた。裁判所も既に暗黒卿の影響下に置かれていると考えたウィンドゥは、シスを生かすのは危険だと判断してそのままライトセーバーを振りかぶったが、スカイウォーカーは自分のライトセーバーを起動してウィンドゥの右腕を切断した。ウィンドゥが丸腰になった途端、パルパティーンは再び彼にフォース・ライトニングを浴びせかけた。ウィンドゥは強力な電撃を受けながらコルサントの摩天楼へと放り出され、絶命した。スカイウォーカーはマスター・ウィンドゥの殺害に加担してしまったことに激しく動揺したが、ダークサイドに転向してパルパティーンの弟子になる決意を固めた。[2]

その後[]

「ジェダイが共和国の転覆を謀った」
「信じられないわ」
「マスター・ウィンドゥが議長を暗殺しようとするのをこの目で見たんだ」
ダース・ヴェイダーパドメ・アミダラ[出典]

メイス・ウィンドゥが死んだ直後、パルパティーンはスカイウォーカーを弟子にとり、「ダース・ヴェイダー」というシスの名を与えた。ウィンドゥが率いた最高議長に対する攻撃は、ジェダイの大粛清を正当化する根拠となった。共和国の反逆者であるジェダイを皆殺しにするため、パルパティーンは銀河系各地のクローン・トルーパー・コマンダーオーダー66の執行を命じた。ヴェイダーはムスタファー分離主義評議会のメンバーを抹殺し、3年間続いたクローン戦争は終結した。ジェダイと分離主義者という両陣営の邪魔者を排除した後、パルパティーンは元老院で臨時議会を招集し、ジェダイによるクーデーターが発生したと説明した。醜く歪んだ顔も、ジェダイの攻撃によって負った傷だと説明された。彼は安全かつ安定した銀河政府の必要性を訴え、共和国に代わる第1銀河帝国の創設を宣言した。[2]

人物[]

メイス・ウィンドゥは人間男性で、肌の色は黒く、身長は1.92メートルだった。[3] ナブー危機当時、ジェダイ評議会の指導的メンバーだったウィンドゥは、侮りがたい戦士として知られていた。彼は相手に対して厳しい判断を下し、言葉よりも行動を選ぶ性格の持ち主だった。[1]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

関連項目[]

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