フィフス・ブラザーのライトセーバー(Fifth Brother's lightsaber)はフィフス・ブラザーと呼ばれる尋問官が使用したダブル=ブレードの回転式ライトセーバーである。他の尋問官のライトセーバーと同様、2本の刃を回転する機能があり、頭上に掲げればプロペラにして空を飛ぶことができた。
特徴[]
このライトセーバーは円筒状の柄とそれを囲むリングから成っており、2つあるブレードの放出口をリング沿いに回転させることができた。フィフス・ブラザーを始めとするジェダイ・ハンターの尋問官たちは、ライトセーバーの回転機能で敵を怯ませると同時に、正面攻撃の防御にも役立てていた。しかし<ソヴリン>におけるケイナン・ジャラスと大尋問官の対決で明らかになったように、この種のライトセーバーはリング部分への直接攻撃で破壊されやすいという弱点があった。
ダブル=ブレード回転式ライトセーバーの使用者は刃を2本とも起動して頭上に掲げることで、ヘリコプターのように空を飛ぶことができた。
歴史[]
このライトセーバーは尋問官のフィフス・ブラザーによって使用された。パウアンの大尋問官が<ソヴリン>で命を落とした後、フィフス・ブラザーとセヴンス・シスターはシス卿ダース・ヴェイダーから反乱分子を討伐する任務を与えられた。2人の尋問官はケイナン・ジャラス、エズラ・ブリッジャー、アソーカ・タノといった反乱軍所属のジェダイと複数回にわたりライトセーバー戦を繰り広げた。2人は反乱者との戦いで優位に立つこともあったが、最終的には毎回敵を取り逃がし、二刀流戦闘型を使うタノには全く歯が立たなかった。
ヤヴィンの戦いの3年前、フィフス・ブラザーのライトセーバーは惑星マラコアで失われた。フィフス・ブラザー、セヴンス・シスター、エイス・ブラザーはこの惑星でジェダイの反乱者や元シス卿のモールと遭遇し、厳しい戦いを強いられた。フィフス・ブラザーはタノにライトセーバーを破壊され、その直後にモールによって止めを刺された。
登場作品[]
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 帝国の爪牙
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 潰えた遺産 (カバーイラスト)
- スター・ウォーズ:シスの暗黒卿 ベイダーの城
- オビ=ワン・ケノービ – パート1
- オビ=ワン・ケノービ – パート2
- オビ=ワン・ケノービ – パート3
- オビ=ワン・ケノービ – パート4
- 反乱者たち – 共和国の遺物 (初登場)
- 反乱者たち – 2人の尋問官
- 反乱者たち – フォースの未来
- 反乱者たち – 引き継ぐもの
- 反乱者たち – 忍び寄る闇
- 反乱者たち – シスの秘密