Fandom


「フェネック・シャンドは腕利きの傭兵だ。ハットをはじめ、あちこちの有力な犯罪組織に雇われて、殺し屋として名を挙げた。彼女を追うのは、命を捨てるようなものだ」
―“マンダロリアン[出典]

フェネック・シャンド(Fennec Shand)は人間女性で、多くの主要犯罪シンジケートから仕事を請け負っていた暗殺者傭兵である。彼女は腕利きの殺し屋として名を馳せたが、新共和国が台頭して依頼主のほとんどが刑務所に入れられると、逃亡生活を開始してアウター・リム・テリトリー惑星タトゥイーンに流れ着いた。しかし彼女はこの星で、賞金稼ぎの“マンダロリアン”とルーキーのトロ・カリカン追跡された。シャンドはスナイパー・ライフルを使って遠距離から追手を狙撃したが、彼らはが落ちるのを待ち、フラッシュ・チャージを駆使しながらスピーダー・バイクで一気にシャンドとの距離を詰めた。

シャンドはマンダロリアンゼフィアJを狙撃で破壊することに成功したが、カリカンはそのすきに彼女の背後に回った。格闘のすえ、シャンドはこの経験不足な賞金稼ぎの身動きを封じたものの、遅れて到着したマンダロリアンからブラスター・ピストルを向けられ、降伏を余儀なくされた。その後、マンダロリアンはカリカンにシャンドの見張りを任せ、賞金首を運ぶのに必要なデューバックを調達しに行った。シャンドは手首のスタンカフを外してもらうため、マンダロリアンが賞金稼ぎギルドのお尋ね者であることを明かし、カリカンに裏切りを勧めた。カリカンはシャンドの言う通りパートナーを裏切ることに決めたが、スタンカフを外して殺されるリスクを負うより、この暗殺者をその場で始末することにした。

経歴

暗殺者

「フェネック・シャンド。殺し屋だ。雇い主が全員、新共和国によって務所にぶち込まれて以来、逃げ回っているらしい」
「名前は知っている」
トロ・カリカンと“マンダロリアン”[出典]
Fennec Shand Bounty Puck

フェネック・シャンドの賞金パック

人間女性、フェネック・シャンドはハット・クランを始めとする有力な犯罪シンジケートから仕事を請け負う、傭兵暗殺者として働いた。彼女は腕利きの暗殺者として名を馳せていたが、新共和国が台頭すると、この新政府によってかつての依頼者たちの多くが刑務所に入れられてしまった。シャンドはその首に1万クレジットもの賞金を懸けられ、逃亡生活を開始した。9 ABY当時、彼女はアウター・リム・テリトリー砂漠惑星タトゥイーンに流れつき、デューン・シーに身を隠していた。[1]

砂漠に潜伏していた時、シャンドはデューバックに乗って自分を追ってきた人間の賞金稼ぎを殺害した。この賞金稼ぎの体は、デューバックに引きずられたまま砂漠を移動し続けた。それからしばらくして、賞金稼ぎの“マンダロリアン”と、賞金稼ぎギルドへの加入を希望するルーキーのトロ・カリカンが、この奇妙な死体を発見した。死体がシャンドであるか否かを確認するため、マンダロリアンはカリカンを砂丘の陰に残し、デューバックに近づいた。少し離れた峡谷からデューバックに近づく者を警戒していたシャンドは、スナイパー・ライフルを使ってマンダロリアンを狙撃した。彼女はマンダロリアンに2発も弾丸を命中させたが、この賞金稼ぎはベスカー製のアーマーのおかげで無傷で済み、カリカンのいる砂丘まで退却した。[1]

砂漠の戦い

「そこまでだ、フェネック」
トロ・カリカン[出典]
Shand Sniper

スナイパー・ライフルを構えるフェネック・シャンド

有利な高所に陣取っていたシャンドは、このまま姿を消すよりも、賞金稼ぎのコンビが先に動くのを待ち続けることにした。一方、マンダロリアンはシャンドが逃げることはないと読み、カリカンと一緒にが落ちるのを待ってから攻撃する作戦に出た。マンダロリアンはカリカンに見張りを任せ、休憩しながら時が来るのを待った。やがて日が沈むと、賞金稼ぎたちはスピーダー・バイクにまたがって砂丘から飛び出し、シャンドのいる峡谷に向かって疾走した。彼らは交互にフラッシュ・チャージを発射してシャンドの目をくらまし、スナイパー・ライフルの弾丸を回避した。しかし彼女はなんとかマンダロリアンの乗る[1] モブクェット・スウープ・アンド・スピーダー社ゼフィアJ[2] バイクに弾丸を命中させ、破壊することに成功した。[1]

シャンドはバイクから落ちたマンダロリアンに狙いをつけ、胸に弾丸を命中させた。しかし敵はまたしても頑丈なマンダロリアン・アーマーに助けられた。カリカンはそのすきにシャンドの背後に回り、マンダロリアンに止めの一発を撃とうとしていた暗殺者にブラスター・ピストルを向けた。しかし彼女は素早く刃物を投げつけてこのルーキーをひるませ、一気に距離を詰めた。カリカンは何発かブラスターを発砲したものの、いずれもシャンドに命中することはなかった。最終的にシャンドはカリカンのから武器を落とし、格闘戦に持ち込んだ。揉み合いの末、敵の身動きを封じることに成功したシャンドは、そのまま首のを折ろうとしたが、駆けつけたマンダロリアンが彼女にブラスターを向け、降伏を求めた。[1]

裏切りの誘い

「裏切り者を突き出せば、ギルドはあんたを大歓迎してくれるよ。あんたの名前は伝説になる」
「あいつだっていう証拠は?」
「噂では、まだその獲物を連れている。子どもだって聞いたけど」
―フェネック・シャンドとトロ・カリカン[出典]
Calican and Shand

カリカンに裏切りを勧めるシャンド

マンダロリアンはシャンドに自分でスタンカフをかけさせ、崖の下にあるスピーダー・バイクに戻った。しかしマンダロリアンが乗っていたバイクは破壊されてしまったため、賞金首も含めて3人で街に戻るには別の乗り物を調達する必要があった。そこでマンダロリアンはさきほど見たデューバックを連れてくるようカリカンに指示したが、このルーキーは自分がいないあいだに相棒がバイクや賞金首と一緒に姿をくらますつもりではないかと疑い、拒否した。やむをえず、マンダロリアンはデューバックを探しに行く役目を自ら買って出て、峡谷にカリカンとシャンドを残して去っていった。[1]

マンダロリアンが戻るまでのあいだ、タトゥイーンの双子の太陽の夜明けを待ちながら、シャンドはカリカンに不在の相棒を裏切って自分につくよう説得を始めた。はじめ彼女はモス・エスパで待ち合わせがあると主張し、連れて行ってくれれば、自分を突き出して得られる賞金の倍を支払うと申し出た。しかしカリカンがクレジットに興味が無いことがわかると、シャンドはマンダロリアンを賞金首として捕まえることを提案した。カリカンは知らなかったが、マンダロリアンは惑星ネヴァロで賞金稼ぎギルドを裏切ったお尋ね者だったのである。カリカンは、裏切り者の“マンダロリアン”が今回の任務の相棒と同一人物かはわからないと考えたが、シャンドは本物のマンダロリアンだとすれば“子ども”を連れてるはずだと教えた。[1]

Shand death

フェネック・シャンドはトロ・カリカンに殺された

カリカンはマンダロリアンと行動をともにした際にそれらしき子どもを見たため、この話が真実だと判断した。カリカンが説得されたようなそぶりでブラスターをホルスターに収めたため、シャンドは手枷を外してもらうため両手を上げて彼に近づいた。しかしカリカンは突然ブラスターを抜いてこの傭兵の腹を撃った。苦痛の声をあげて死にゆくシャンドに対し、カリカンはもし手枷を外していたら自分は殺されていたはずだと告げ、マンダロリアンの首にかかった賞金は1人で手に入れると語った。その後カリカンはシャンドの死体を残してモス・アイズリーへ一足先に戻り、まもなくデューバックを連れてきたマンダロリアンが殺された賞金首を見つけた。のちにマンダロリアンはモス・アイズリーでカリカンと対決し、このルーキーを返り討ちにした。さらにその後、とある人物がデューン・シーに姿を現し、砂漠に取り残されたままのシャンドの死体を確認した。[1]

個性と特徴

「ひとつアドバイスをするわ、坊や。賞金稼ぎになりたいなら、美味い取り引きは逃さずに、生き延びること」
―トロ・カリカンに対し、フェネック・シャンド[出典]

フェネッック・シャンドは人間の女性で、く、は茶色だった。彼女は犯罪シンジケートの仕事を請け負う暗殺者として名を馳せたが、新共和国によって依頼人が逮捕されてしまい、逃亡生活を余儀なくされた。しかし彼女は逃亡生活のさなかにあっても、ネヴァロで発生した賞金稼ぎギルドの内紛など、賞金稼ぎのルーキーでも知らないような情報に通じていた。マンダロリアンとトロ・カリカンによって拘束された後、シャンドはカリカンを一対一で説得して、言葉巧みに裏切りを勧めた。シャンドはマンダロリアンを倒した場合に得られる名声を餌に、カリカンをその気にさせることに成功したが、シャンド本人の裏切りを予期したカリカンによって殺されてしまった。[1]

力と能力

「ねえ、あいつに勝つ自信が無くても大丈夫。あたしが手伝うから」
―トロ・カリカンに対し、フェネック・シャンド[出典]

フェネック・シャンドは熟練した傭兵であり、マンダロリアンですら彼女を獲物として追うことをためらい、一度はトロ・カリカンにこの任務を諦めるよう助言した。また彼女はルーキーの賞金稼ぎを接近戦で圧倒するほど、格闘技に長けていた。また彼女は、ベスカー製のアーマーに阻まれて暗殺こそ失敗したものの、遠く離れたマンダロリアンに数発の弾丸を命中させる狙撃の腕前を持っていた。[1]

装備

「スナイパー・ボルトだ。MK改造ライフル専用の弾だ」
―マンダロリアン[出典]

シャンドは専用の弾丸を装填することができるMK改造ライフルを所有し、銃床に投げ刃を隠していた。また彼女は黒いジャケットパンツ、茶色いブーツを身に着け、黒と赤のヘルメットをかぶっていた。[1]

制作の舞台裏

フェネック・シャンドは2019年12月6日に動画配信サービス Disney+ で配信開始した実写TVシリーズ『マンダロリアンシーズン1チャプター5で初登場を果たした。女優はミン=ナ・ウェン[1] なお、このキャラクターの名前やビジュアルに関する情報は、2019年11月4日ヴァニティ・フェア誌を通じて発表された。記事によれば、キャラクターの名前の由来は動物のフェネックである。ミン=ナ・ウェンは自身が演じたキャラクターをかつてのハン・ソロに例え、善悪どちらの側の人物かという問いかけには、“間違いなく自分自身に忠実な人物”とコメントしている。[3]

登場エピソード

参考資料

脚注

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