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「もともと俺たちは孤独だ」
―フェン・ラウ[出典]

フェン・ラウ(Fenn Rau)は人間男性で、ジャーニーマン・プロテクターを指揮したマンダロリアンクローン戦争ではスカル中隊を率いて銀河共和国のために戦い、帝国時代にはコンコード・ドーンに拠点を置いて銀河帝国と友好的な関係を保った。クローン戦争中、ラウとプロテクターは共和国グランド・アーミークローン・トルーパー・パイロットを訓練し、彼らと肩を並べて独立星系連合との戦いに参加した。第三次マイギートーの戦いのさなか、ラウたちスカル中隊はジェダイ・マスターデパ・ビラバやそのパダワンケイレブ・デュームの命を救った。

クローン戦争終結後、銀河帝国がマンダロリアンの故郷である惑星マンダロアを占領したため、ラウとプロテクターはコンコード・ドーンの第3衛星に設置されたキャンプで活動するようになった。彼らは帝国と良好な関係を保ち、コンコード・ドーン星系で反乱分子の活動を監視していた。フェニックス戦隊が協力を求めてコンコード・ドーンにやって来た際も、ラウはヘラ・シンドゥーラの部隊を問答無用で撃退した。しかし、反乱者のケイナン・ジャラスサビーヌ・レンはプロテクターのキャンプを襲撃してラウを捕え、彼を無理やり反乱活動に協力させた。

経歴

生い立ち

フェン・ラウは人間男性で、優れた操縦技術を備えたマンダロリアンだった。彼はマンダロリアンの植民地コンコード・ドーンの守護者を務め、ジャーニーマン・プロテクターと呼ばれる武装グループを指揮していた。プロテクターはマンダロリアンの伝統的指導者、“マンダロア”に忠誠を誓っていた。

クローン戦争

「共和国軍で戦闘機パイロットを養成する教官を務めた凄腕。実戦でも―」
「ああ、マイギートーの戦いだろ、知ってる。俺もいた。」
レックスとケイナン・ジャラス[出典]
Kanan 10 fenn rau

マイギートーにて、フェン・ラウ

ジオノーシスの戦い以前、カミーノアンクローン技術者たちは賞金稼ぎジャンゴ・フェットの遺伝子から生み出したクローン・トルーパーを訓練するため、複数の傭兵を雇い入れた。フェン・ラウとマンダロリアン戦士もクローンの訓練官に採用された。海洋惑星カミーノ首都ティポカ・シティを訪れたラウは、パイロットとしての高い技術を認められ、共和国グランド・アーミークローン・トルーパー・パイロット育成を任された。数年が経ち、クローン兵士の第一世代が完全に成熟した直後、カミーノアンの軍隊は銀河共和国の正規軍に採用され、クローン戦争独立星系連合と戦うことになった。ラウはマンダロリアンのスターファイター・パイロットから成るスカル中隊を指揮し、コールサイン・“スカル・リーダー”として数々の戦いに参加した。彼はしばしば自ら訓練したクローンの兵士と肩を並べて戦った。

クローン戦争3年目、ラウとスカル中隊はアウター・リム・テリトリーの惑星マイギートーで行われた第三次マイギートーの戦いに参戦した。戦闘中、ラウとスカル中隊はジェダイ・マスターデパ・ビラバ、その弟子ケイレブ・デューム、多数のクローン・トルーパーの命を救った。

帝国時代

「これでおまえも反乱者だな」
「今は止む無く友達になってるだけだ」
―ケイナン・ジャラスとフェン・ラウ[出典]
Fenn Rau face

フェン・ラウ

クローン戦争が終結した後、ラウとプロテクターは共和国に代わって誕生した銀河帝国と友好な関係を維持した。ヤヴィンの戦いの3年前、ラウはコンコード・ドーン星系で反乱分子の警戒活動に貢献していた。この年、ロザル宙域への安全な航路を求め、フェニックス戦隊ヘラ・シンドゥーラがプロテクターの領域にやってきた。ラウは自らファング・ファイターに乗り込み、Aウイング・スターファイターから成るフェニックス中隊に訪問の目的を尋ねた。シンドゥーラは帝国と戦うためコンコード・ドーン星系を安全に通行する許可が欲しいと頼んだが、ラウは協力を拒否し、抗議を無視してAウイングへの攻撃を開始した。ラウの部隊はフェニックス3フェニックス4が乗るAウイングを撃墜し、シンドゥーラが乗る隊長機にも深刻な損傷を与えた。生き残った隊員たちは何とかハイパースペースに逃げ去ったが、重傷を負ったシンドゥーラはしばらく治療に専念することになった。

反乱者サビーヌ・レンは、仲間のシンドゥーラに怪我を負わせたラウを恨んだ。また、彼女はプロテクターと敵対するヴィズラ家出身のマンダロリアンでもあった。フェニックス戦隊のコマンダージュン・サトーはジェダイの生存者“ケイナン・ジャラス”(彼はクローン戦争でラウに命を救われたケイレブ・デュームだった)とアストロメク・ドロイドチョッパーにプロテクターとの再交渉を任せたが、レンは報復を果たすため自らの意志で任務に同伴した。プロテクターのキャンプがあるコンコード・ドーン第3衛星に到着した後、ジャラスは交渉が破綻した場合に備えてファング・ファイターに爆弾を仕掛けておくようレンに命じ、自分はフェン・ラウのいる建物へ忍び込んだ。

ラウは侵入者に気付いてブラスターを向けたが、ジャラスが自らの正体を明かすと、敵対心を緩めた。ジャラスはライトセーバーを見せてジェダイであることを証明し、第三次マイギートーの戦いで自分やマスター・ビラバの命を救ってくれたラウに礼を言った。若く向こう見ずだったクローン戦争当時の自分を思い返した後、ラウはジャラスがキャンプに忍び込んだ理由を訪ねた。ジェダイは帝国との戦いにマンダロリアンの協力を求めたが、ラウは反乱軍が勝つ見込みなどほとんど無いと信じており、負ける側につく気などないと答えた。ジャラスは反論したが、ラウは再びジェダイと手を結ぶことに関心を示さなかった。

ジャラスとラウの会話は、部下のプロテクターが建物に駆け込んできたため中断された。建物の外では、プロテクターに見つかったサビーヌ・レンが“マンダロリアンの掟”に訴えフェン・ラウとの決闘を求めていた。デス・ウォッチに属すヴィズラ家、レン一族出身である彼女は、プロテクターにとってクローン戦争以来の宿敵のような存在だった。フェン・ラウとサビーヌ・レンには十分な戦う理由があったが、ジャラスはレンを説得して何とか決闘を思い留まらせようとした。しかしラウは彼女の挑戦を受け入れ、ファング・ファイターが並ぶ離着陸場でマンダロリアンの少女と対峙した。

レンはラウよりも一瞬早くブラスター・ピストルを引き抜き、プロテクターの手を撃ってブラスターを落とさせた。決闘を制したレンは、あらかじめ仕掛けておいた爆弾でプロテクターたちの戦闘機を吹っ飛ばした。プロテクターが反乱者たちと戦う中、ラウは爆発を免れたスターファイターに乗り込んだが、離陸時にジャラスが機体に飛び乗った。ラウはジャラスを振り落とそうとしたが失敗し、ライトセーバーでスターファイターの制御装置を破壊された。ジェダイはラウを殴って気絶させ、故障したファング・ファイターから反乱者の宇宙船<ファントム>に飛び乗った。<ファントム>の船内で目を覚まし、敗北を悟ったラウは、連絡を寄こしてきた部下に反乱者への報復攻撃は控えるよう指示した。ラウは反乱分子がコンコード・ドーン星系を通過することを許可したが、あくまで“止むを得ず”協力しているだけだと言い張った。

個性と特徴

「未許可の飛行隊へ。こちらコンコード・ドーンのプロテクター、フェン・ラウ」
―フェン・ラウ[出典]
Fenn Rau in gear-SW Card Trader

装甲服を身に着けたフェン・ラウ

マンダロリアンのフェン・ラウは勇猛な戦士でかつ強力な指導者だった。ラウは優れた操縦技術を認められ、カミーノアンから共和国グランド・アーミーのクローン・パイロット育成を任された。ラウはクローン戦争で銀河共和国の側に組し、第三次マイギートーの戦いではジェダイやクローン・トルーパーの命を救った。しかし、のちにラウは当時の自分の行動は“向こう見ず”だったと振り返った。大戦中の経験から、ラウはデス・ウォッチに味方したマンダロリアンを嫌悪していた。

クローン戦争終結後、ラウは共和国の後継政府である銀河帝国に忠実で在り続けた。帝国に刃向って勝てる見込みなどないという理由で、ラウは反乱運動を支持することを拒んだ。ラウは帝国との関係を重視してフェニックス戦隊との交渉を拒絶し、ヘラ・シンドゥーラの部隊を返り討ちにした。非情な戦士だったラウは、フェニックス中隊の隊員を殺したことを全く後悔していなかった。

反乱軍がコンコード・ドーン第3衛星に報復攻撃を仕掛けた際、ラウは怒りのあまりプロテクターを率いて反乱軍艦隊を滅ぼそうと考えた。しかし、ケイナン・ジャラスとサビーヌ・レンに捕えられると大人しく敗北を認め、自らの置かれた状況を冷静に受け入れた。ラウは自分が反乱軍の捕虜になったことが知れれば帝国内でのプロテクターの自由が揺らぐと考え、反乱軍の要求を受け入れた。

技術と能力

熟練したパイロットでかつ強力な指導者だったラウは、共和国グランド・アーミーでパイロットの教官を務め、マンダロリアンの戦士部隊プロテクターを指揮した。ラウはファング・ファイターから成る中隊を指揮し、反乱分子のAウイング部隊を撃退した。

登場エピソード

Fenn Rau Protectorate Starfighter XWM

フェン・ラウのファング・ファイター

参考資料

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