フォース=センシティブ[1](Force-sensitive)はフォースの流れに非常に調和した才能を持つ存在を指す。フォース=センシティブは訓練を行うことで、フォースを感じてそれを操作することが出来るようになれた。
ジェダイ・オーダーはフォース=センシティブのまだ幼い子供たちを、将来のジェダイにするべく自分たちのもとへ連れ去っていた。これについてよく知られている例外は、当時もうほとんど10歳に達していたのにジェダイ・テンプルへと連れられたアナキン・スカイウォーカーである。こうしたジェダイの候補者たちはミディ=クロリアンのテストによってフォースの強さの程が測られることもあった。
訓練されたジェダイは人々の中の高いレベルのフォースを感じ取ることが出来た。また、付近で自分以外のフォース=センシティブの存在を感じることも出来た。より正確にフォースの感応度を測るためにミディ=クロリアンの計測は行われていたが、ジェダイ粛清の時代にはフォース=センシティブを狩り出すために開発された幾つかのテスト技術が存在した。
種族と物体
フォース=センシティブを多数輩出する種族には、人間やアイソリアン、トワイレック、ザブラク、そして希少で神秘的種族デュイヌオグウィンなどが含まれる。フォース=センシティブの存在が少ない種族には、ウーキーやハット、カーマシなどがいる。ネティやレッド・シス、そしてミラルカ族の人物は全員がフォース=センシティブだった。ゴウタルたちはみなフォースを感じる能力を有していたが、彼らにとってその能力はほとんど実用的なものではなかった。フェルーシアンは種族として皆フォース=センシティブではあったが、この種族でジェダイになったものは知られていない。
クリーチャー(あるいは物体)は、フォース=センシティブの能力を持つために、必ずしも知覚能力を持っていなければならないというわけではなかった。ジェダイ・マスターのクワイ=ガン・ジンは彼の故郷の“光の川”から石を持ってきて、それを弟子のオビ=ワン・ケノービに与えた。オビ=ワンが石に関して推測したように、これはフォースの感応力を持った物体であると思われた。
惑星マーカー固有のクリーチャー、ヴォーンスクルーやイサラミリは、フォース=センシティブ種であると考えられていた非知覚的生物のほかの例といえる。
コマイトや惑星ジャビームの人間たちのようなある種は、フォースに触れることが出来るために公に恐れられたり、忌み嫌われたりしていた。また、ユージャン・ヴォングはフォースを感じることが出来なかったがそれだけではなく、全くフォースからの影響を受けなかった。ラカタたちは無限帝国の時代以来、フォース感応力を失っていたものの、後世でそれを再び手に出来るように実験を行っていた。
参考資料
脚注
- ↑ カタカナ表記は『スター・ウォーズ・ユニバース』に基づく。