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「ワオ、最新のフライト・シミュレーターが揃ってる!」
「まあね。だけどそれだけじゃ物足りなくなってくるのよ」
カズーダ・ジオノトーラ・ドーザ[出典]
Flight simulator training

TIEパイロット候補生のフライト・シミュレーター訓練を監督するゴラン司令官

フライト・シミュレーター(Flight simulator)はパイロットの訓練等の目的で、宇宙船の飛行やスターファイター戦闘を模擬する装置。[1] 宇宙船のフライト・コンピューターには、シミュレーターのデータチップ・プログラムを実行する機能が備わっていた。[2] また実際に宇宙船に乗らなくても飛行を体験できるものや[3]、シミュレーション専用の模擬コックピットを用いるタイプも存在した。[4]

歴史[]

「シミュレーション終了。候補生、ポッドから出ろ」
ゴラン[出典]

帝国時代惑星ジェルーカンで暮らすセイン・カイレル一家は古いフライト・シミュレーターを所有していた。セインは自分と同じく帝国アカデミー入学を志しているサイエナ・リーがフライト・シミュレーターを持っていないことを知り、自分の家のシミュレーターで一緒に練習をしようと彼女を誘った。[3] 反乱同盟ブルー中隊に仕えたジャルディーン・ジェラムスパイロットであると同時にコンピューターの専門家でもあり、自ら作成したフライト・シミュレーター・プログラムを使って飛行訓練を行った。[5]

Tie fighter flight simulators

帝国のTIEパイロットの訓練に使われたシミュレーター・ポッド

銀河帝国では、TIEファイター・パイロット候補生を訓練する際にシミュレーター・ポッドと呼ばれる専用のフライト・シミュレーション装置が用いられた。[4][6] この装置はTIE/ln制宙スターファイターの球状のコックピット部分だけを独立させたような外見で、窓がスクリーンになっており、パイロットは実際に操縦桿を握って模擬飛行および戦闘を行うことができた。実際の操縦感覚を再現するため、ポッド自体も操作に合わせて360度回転する仕組みになっていた。教官は外部のモニターから、候補生たちが行っているシミュレーションの模様を監督した。スカイストライク・アカデミーでは、シミュレーション映像にYウイングや<ゴースト>といった反乱者の乗り物を敵機として登場させていた。[4]

反乱同盟はXウイングのコックピットを機体から取り外し、大型モニターに接続したようなシミュレーターを使用した。このシミュレーターはパイロットに突破不可能なシナリオを提示するよう設計されていた。使用すると即座に帝国軍との模擬戦闘に入り、戦闘が制御不可能になるまで敵機がどんどん増えていき、熟練したパイロットですら猛攻撃にさらされ勝ち目を失うという内容だった。0 BBY当時、このシミュレーターで最高の成績を記録したのはウェッジ・アンティリーズだったが、彼のスコアはヤヴィンの戦いの直前に新入りのパイロット、ルーク・スカイウォーカーによって破られた。[1]

レイは惑星ジャクーゴミ漁りをしていた頃、ゼフィラ=シリーズ運搬船の残骸からフライト・シミュレーターのデータチップを発見した。このプログラムは小型リパルサークラフトや各種スターフィター、貨物船など、様々な乗り物の操縦をシミュレーションすることができた。[2] レイはYウイング・ボマーから回収したコンピューター・ディスプレイを使い、“自宅”のAT-ATウォーカーヘルハウンド2>の中でフライト・シミュレーターの飛行訓練を行った。[7] やがて彼女は相当な腕前に達し、シミュレーター・プログラムの大半のコースに手ごたえを感じなくなってしまった。[2]

冷戦の時代、エース中隊レーサーであるトーラ・ドーザは、飛行シミュレーション・ホロゲームフライト・シミュレーター・スコードロン』を3バージョン全て所有していた。しかしトーラはこうしたシミュレーション・ゲームでは満足ができず、<コロッサス>の外に出て実際に飛行する機会を増やしたいと願っていた。34 ABY、トーラはドーザ・タワーにある自室カズーダ・ジオノと『フライト・シミュレーター・スコードロン』に興じた。[8]

登場作品[]

参考資料[]

脚注[]

外部リンク[]

他言語版
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