フレベック(Flebek)はメフティアンの女性で、クローン戦争期に独立星系連合の軍隊に仕えた将軍。20 BBY頃、彼女は連合の国家主席を務めるドゥークー伯爵に命じられ、ワイルド・スペースの惑星レッタの調査任務を行った。この惑星には、秘密のクローキング技術が存在するとされていた。実際、レッタには不可視能力を持つセグレド種族のクリーダが住んでいた。しかしフレベックはジェダイ将軍アナキン・スカイウォーカーとヨーダに欺かれ、秘密の正体はジェダイのトリックだったと勘違いしてレッタから撤退した。
経歴[]
独立星系連合と銀河共和国がクローン戦争を繰り広げた時代、女性メフティアンのフレベックは連合軍で将軍の地位に就いていた。[1] 20 BBY頃[2]、フレベックは連合の国家主席を務めるシスの暗黒卿ドゥークー伯爵に命じられ、ワイルド・スペースの惑星レッタに隠されている秘密を探る調査任務を行った。レッタには、未知の不可視テクノロジーが存在すると言われており、フレベックはB1バトル・ドロイドの部隊を率いて地表のジャングルを捜索した。別動隊のOOMコマンド・バトル・ドロイドから知的生命体の痕跡はないと報告を受けた際、フレベックは捜索を継続するよう命じ、レッタの秘密を必ず手中に収めるよう念を押した。[1]
一方、ジェダイ将軍のアナキン・スカイウォーカーとグランド・マスター・ヨーダも分離主義者がワイルド・スペースで何をしているのか突き止めるため、レッタにやって来ていた。分離主義勢力の別動隊を倒した後、2人はフレベックより先にレッタの秘密を突き止めた。この星には、セグレド種族特有の不可視能力を持つクリーダが住んでおり、彼女の能力によって、クローン戦争の戦火を逃れてきた大勢の難民たちが保護されていたのである。一方、フレベックはライトセーバーで破壊されたバトル・ドロイドの残骸を見つけ、近くにジェダイがいることを察知した。[1]

アナキンから逃げるフレベック
クリーダたちの生活を守るため、アナキンは難民のキューゾから借りたヘルメットをかぶり、“クローキング・キャップ”の性能をジェダイ司令部に報告しているふりをした。声のするほうへ向かったフレベックは、決して透明になどなっていないアナキンを発見した。フレベックの注意がアナキンに向けられているすきに、ヨーダはこっそりと背後の木を切り倒し、将軍の部下のバトル・ドロイドを倒木で破壊した。アナキンから脅されたフレベックは、部下にコムリンクで任務の放棄を命じ、ジェダイたちの前から姿を消した。アナキンの思惑通り、フレベックはレッタに隠された秘密は単なるジェダイのトリックだったと結論付け、宇宙船に乗ってジャングルから飛び去った。[1]
人物[]
フレベックは女性のメフティアンで、白い肌に灰色の目をしていた。彼女は指揮下のバトル・ドロイドたちから怒りっぽい上官と認識されていた。レッタでジェダイ・ナイトのアナキン・スカイウォーカーと遭遇した際、フレベックは自身の安全のために任務を放棄して逃げ出し、アナキンから臆病者とみなされた。[1]
装備[]
フレベックは黒と赤のスーツ及びケープ、黒いブーツ、灰色のベルトとパンツを身に着けていた。彼女はブラスター・ピストルで武装し、部下のドロイドと連絡を取るためのコムリンクを所持していた。[1]
制作の舞台裏[]
フレベックは2019年4月17日発売の『スター・ウォーズ アドベンチャーズ 20』に収録されている短編コミック『かくれんぼ』(キャヴァン・スコット作、デレク・チャーム画)で初登場を果たした。[1]
登場作品[]
かくれんぼ—アドベンチャーズ(2017) 20 (初登場)