ブラスター(Blaster)[1]、あるいは銃(Gun)[2] は銀河系で使用されていた強力な光線エネルギーを発する長距離用武器。ブラスター・ピストルや重ブラスター・ピストル、ブラスター・ライフル等、様々な規模や形のものが存在した。ブラスター砲はドロイドや乗り物に搭載されることもあった。
攻撃力はスタン(麻痺)からキル(殺傷)まで調節することが出来た。ブラスターは強力な兵器だったが、電磁シールや偏向シールドでエネルギー弾を防ぐことが出来た。また、ライトセーバーのブレードはブラスターの弾を偏向することが出来た。
惑星ナブーの王室保安軍は、アセンション・ガンを備えたブラスターを使っていた。訓練用にオレンジ色の低出力の弾丸を発するブラスターも存在した。
概要[]
- 「あなたは兵士なの?」
「いや、ちょっと違う」
「じゃあ何でブラスターを持ってるの?」
「身を守るため。銀河系の一人旅は危険だからね」 - ―オメガとフェネック・シャンド[出典]
一般的なブラスター兵器は高エネルギーのガスを弾薬として使用し、パワー・セルで発火させてプラズマに転化させていた。磁気瓶効果から放たれたプラズマは、コリメーター回路をくぐって凝集したエネルギー弾となる。形状が不安定であることからブラスター弾の狙いをつけるのは難しいが、武器の特性をよく知ることで、命中精度を高めることが可能だった。プラズマのエネルギーは距離を経るごとに霧散するため、射程距離は限られていた。ブラスト・チューブ(銃身)を長くすることで射程距離を延ばすことができ、またガルヴェン回路やレンズ・クリスタル、その他のコリメーター装置を追加することで、プラズマ・エネルギー・キャリア波の凝集を強化することもできた。[3]
主な登場作品[]
- スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス
- スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ
- スター・ウォーズ クローン・ウォーズ TVシリーズ
- スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
- ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
- スター・ウォーズ 反乱者たち
- ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー
- スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望 (初登場)
- スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲
- スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還
- スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒
- スター・ウォーズ エピソード8/最後のジェダイ
- スター・ウォーズ エピソード9/スカイウォーカーの夜明け