ブラスト・ドア(Blast door)は銀河系各地のさまざまな施設、軍事基地、宇宙船、宇宙ステーション内に設置された保安用扉の一種。ドアの近くの壁に設置された制御パネルや中央コンピューターを使って開閉した。また、ドアを強制的に封鎖するための手段として、ブラスター等で制御パネルを破壊するという手段がとられることがあった。ライトセーバーを使えばブラスト・ドアを溶断することができたが、通過可能な大きな穴を空けるにはある程度時間がかかった。
歴史[]
32 BBYに発生したナブー危機のさなか、銀河共和国のジェダイ・マスターであるクワイ=ガン・ジンとオビ=ワン・ケノービはトレード・フェデレーションのヴァイスロイ・ヌート・ガンレイと交渉の為<サーカク>訪れたが、ガンレイはダース・シディアスの命令に従い使節の抹殺を図ったため、ガン・ジンは<サーカク>のブリッジにあるブラスト・ドアをライトセーバーで突破しようとした。しかし2体のドロイデカが現れたため交渉を断念し、ブリッジから退却した。[1]
銀河帝国の巨大バトル・ステーション、デス・スター内部の通路にもゆっくりと開閉する巨大な長方形のブラスト・ドアが設置されていた。0 BBY、プリンセス・レイア・オーガナの救出を試みた時、密輸業者ハン・ソロとチューバッカは閉じていくブラスト・ドアを間一髪でくぐり抜け、ストームトルーパーの追跡を振り切った。[2]
鉱石の惑星クレイトを開拓したヌパユニ採鉱組合は、猛烈な結晶嵐や、稀に現れる巨大な野生動物に耐えられるよう、採鉱基地に巨大なブラスト・ドアを建造した。しかし間もなく彼らはクレイトにおける事業を放棄し、マイニング・ギルドも回収費用を惜しんで設備を放置したため、ブラスト・ドアはそのまま取り残された。のちに反乱同盟が施設をクレイト前哨基地として再利用した際、ブラスト・ドアに改良が施され、部分的な耐爆シールドが付け加えられた。[3] 34 ABY、この基地はクレイトの戦いでレジスタンスの拠点となった。ブラスト・ドアはファースト・オーダーのスーパーレーザー・シージ・キャノンで破壊されたが、レジスタンスの生存者は基地から脱出した。[4]
登場作品[]
参考資料[]
- "Jedi Crash" Episode Guide - The Clone Wars - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- "Cargo of Doom" Episode Guide - The Clone Wars - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- "Shattered" Episode Guide - StarWars.com (バックアップ - Archive.org)
- スター・ウォーズ 最後のジェダイ ビジュアル・ディクショナリー