ブルー・シャドウ・ウイルス(Blue Shadow Virus)はクローン戦争の遥か昔に銀河系各地に広まった致死性のウイルスである。ウイルスは一度根絶されたが、独立星系連合のドクター・ヌーヴォ・ヴィンディが惑星ナブーで再創造に成功した。彼は改良を加えたウイルスを銀河系各地の星系にばらまこうと企んでいたが、ジェダイ・オーダーと銀河共和国によって阻止された。
特徴[]
- 「まことに残念なことに、本来のブルー・シャドウ・ウイルスは水の中でしか増殖ができない。しかし、この私がその弱点を改良した」
- ―ヌーヴォ・ヴィンディ[出典]
ブルー・シャドウ・ウイルスは致死性の高さで有名なウイルスである。ブルー・シャドウ・ウイルスは水の中でしか増殖することができなかったが、ひとたび感染すれば、生き物を48時間で死に至らしめた。不治のウイルスとして悪名高かったが、惑星アイエゴに棲息する貴重な植物、リークサの根から解毒剤をつくることができた。フォーストのドクター・ヌーヴォ・ヴィンディは、ブルー・シャドウ・ウイルスに改良を加えて空気中での増殖を可能にした。
歴史[]
- 「分離主義同盟に属する心優しき友人たちの支えと協力のもと、私は生命の創造に挑んでいるのだ!」
- ―ヌーヴォ・ヴィンディ[出典]
クローン戦争の数世代前、ブルー・シャドウ・ウイルスは銀河系に広まり、水を媒介とした感染によって数百万もの人々を死に至らしめた。やがてウイルスは根絶されたが、クローン戦争中の21 BBYに、独立星系連合の科学者であるヌーヴォ・ヴィンディによって再創造される。惑星ナブーにある研究施設でウイルスの改良に取り組んだヴィンディは、ブルー・シャドウ・ウイルスに空気感染能力をつけ加えた。彼はこの改良版ウイルスを爆弾に入れ、戦争に加担している主要星系にばらまこうと企んでいた。ドクターの研究が完了した頃、ナブー王室保安軍が惑星内での独立星系連合の活動を調査し始めた。研究所から漏れ出したオリジナル版のウイルスがナブーの固有動物シャクに感染した後、パドメ・アミダラ元老院議員とジャー・ジャー・ビンクスが研究所の場所を突き止める。2人はヴィンディに捕まったが、オビ=ワン・ケノービとアナキン・スカイウォーカー、アソーカ・タノ率いるクローン・トルーパー部隊が施設に突入し、ヴィンディを取り押さえた。クローンの爆発物専門家が大半の爆弾を処理した後、ヴィンディの部下のLEPサーヴァント・ドロイドが最後の1つを起爆したが、研究所は即座に閉鎖され、スカイウォーカーとケノービがアイエゴから採取してきたリークサの解毒剤によって、ウイルスに感染したアミダラたちも一命をとりとめた。
登場作品[]
- クローン・ウォーズ – ブルー・シャドー・ウイルス (初登場)
- クローン・ウォーズ – 千の月の謎